犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

南三陸海岸への旅

2019-11-09 | お出かけ
(第258話)
その昔、夫と東北をドライブした折に、深奥なる龍泉洞の神秘と雄雄しきリアス式海岸に魅了されて〝何時か又来たい”と思っていた。今回は念願かなって初秋の南三陸海岸ツワーに娘と参加。

龍泉洞は震災後に危険回避の策が廻らされ、歩行し易くも昔の自然が失われて少し幻滅。暗い洞内の撮影は難しかったので、自然の残る入口手前の清流を記念に・・。


日本一の海岸美と呼ばれる「北山崎断崖クルーズ」の観光船に乗ると、カモメの群れがずっと一緒に付いて来て餌をおねだり。運動神経の良い鳥は餌のキャッチも観光客の手からも上手に取るので暫しお互いに楽しんだ。(正確にはカモメは渡鳥なので、この季節にいるのはウミネコらしい)


昔は漁師さんのモーターボートで断崖のギリギリまで接近できたのに、今は定期観光船が陸から離れて運行。残念ながら夕方便に乗船した為に切り立った崖の辺りは逆光で撮影出来なかった。

二日目の早朝に「ホテル羅賀荘」の部屋から水平線の彼方にポツリと小さな光が見え始めた。光は数分間でドンドン大きくなる。慌てて娘を揺すり起こした。素晴らしい光景に二人で感激した!!
光の糸は海面にも映り・・・慌ててビデオに切り替えた。幸せが舞い降りそうな気分!













前日クルーズ船に乗って眺めた”北山崎”の景色を、今度は上から見下ろした恰好になる。
最も遠方に見える辺りが3枚目の写真に見える低い岩場である。










最終日の朝は小雨交じりの曇天。宿泊した「ホテル観洋」の「震災語り部バスツアー」に参加。
新聞やTV報道を遥かに超えた現実を知って涙・・復興は未だ未だ半ば。世界中、日本中の応援に感謝して答えようとする必死の努力と人々の協力に頭が下がる。頑張れ東北! また行きますね!