犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

猫は勉強家

2006-08-24 | 犬猫奮戦記
(第69話)
帯広での楽しい余韻にウキウキしながら羽田に着いたら東京の蒸し暑さは酷い!
湿度が高いせいか自宅の玄関を開けた途端に猫のオシッコの臭いが漂ってきた。トイレも台所もなんとなく汚い感じ・・。ガスレンジには油がベタベタはねているし、流しには小さな黒かびがチョコチョコ・・・。猫達のシーツがなんとなく臭う。遊んできたのだから感謝しなくてはと思いつつ、直ぐに大掃除が始まった。山のような洗濯、トイレ2箇所、ガス台、流し台、風呂場、畳や絨毯に新たに出来たシミをゴシゴシ。旦那が帰宅するまでにはクタクタだ。
たった5日間でこんなに汚い家になってしまったのに、彼は帰宅早々に「本当に大変だったんだから~」と還暦を過ぎたいい年の爺さんが誉めてもらいたいらしい。「うん、うん、ありがとう」と言いながら、内心「なんでこんなに汚いの?」と思っている私。
最も猫達は日夜学習し、都合の良い努力をしている訳だから振り回されていたに違いない。
夜中に脱走した時も2階の小窓の網戸を破るのではなく、網戸ごと屋根に突き落として脱出したらしく翌日網戸が落ちていたという。帰宅早々そこは私が直したのだが成功の楽しさは忘れられないとみえて、昨日は2階のトイレの網戸を又突き落として脱走した。
勝手に出て行ったくせに、雨戸の外で「オーイ、俺だよー、入れてくれよー、お腹がすいたよー」と大騒ぎをしている。雨戸をあければちゃんと何匹も揃っているから可笑しくなる。ともかく全員元気だった事に感謝して又行かせて貰いたいな~