2006,2007年3週間づつ2年に分けてフランスの道を歩いた。
当然初めてで荷物作りには苦労をした。
歩きながら反省もして、如何に日頃の生活に無駄なものがあるかを痛感した。
人とは悲しいもので5年経つとあの思いをこんなにも忘れてしまうものだろうか
変わらないのは、とにかく軽くしなくてはという思いばかりだった。
それなのに、是くらいなんとかななりそうなんて考えてしまった。
羽田まで、又パリ空港からオランダのJulesの家まで、巡礼のようにずっと背負っている訳でもなのに・・・・
背中の重さで体中が押しつぶされそうだった。呼吸をする事さえ大変だった。
10㌔前後の荷物を背負う身体ではなかった。
その疲れが、少なくともイルンから歩き始めて2週間位は私を苦しめた。
おまけに雨、ぬかるみのトリプルパンチだった。
後半の巡礼で楽しくて楽しくてたまらない私とは考えられない状態だった。
途中多くの巡礼仲間から、小さい私の体にこの重さは考えられない、もっと軽くすべきだと注意を受けた。
問題点は、背負い方、荷物の内容、体作りの順だと私は思う。
5年前に920㌔を歩いたんだとおごりがあった・・・・・反省しきりである。