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巡礼中・巡礼後、思った事や感じた事・・・自分らしく3・・・いびき

2012年07月01日 | Camino de santiago



いびき

アルベルゲに宿泊すると、避けられないのがいびき!
いびきには個人差があり、Aによると許されるいびきと許せないいびきがあるという。彼女にとって無呼吸症候群の様ないびきが我慢出来ないそうだ。一旦耳に入ると眠れなくなるとの事だった。

巡礼者でいびきに悩まされた人は多く、いびきをかくご本人さえ嘆くのだから相当なもの。今まであまり気にしなかった私でさえ今回は眠れぬ夜を何度か経験した。
巡礼中の経験からその時の疲れ具合にも寄るようだ。それと確保したベッドの位置が幸・不幸の別れ道のようだ。

初日に宿泊したIrunでせっかくの4人部屋で喜んでいたら、長髪を後ろに結んだフランスのおっちゃん・典型的ないびきをかくタイプ。部屋に入るなり耳栓は持っているかのと質問、今までいびき等で悩んだ事の無い私は首を横に振る。するとゼスチャーで自分はいびきをかくので耳栓をした方が良いとの事。

おっちゃん、Aがいう許せないタイプのいびきでした。少人数の部屋でのいびきというのは悲劇といっても過言ではなかった。私にとって産まれて初めてのいびきの洗礼だった。翌朝気がつくとAは何処かへ寝袋共々消えていた。すっかりオカンムリでおっちゃんに対してあからさまに不機嫌な態度、気持ちは解るが間に入った私はただオロオロするばかりだった。

しかし、私は彼の身体の事が心配になった。あれはただ事ではない、本人はその真実を知っているのだろうか?誠におせっかいな話なのだが、朝食時フランス語の話せるスエーデンの女性に、彼に巡礼が終ってからで良いから1度検査した方が良いのでは?と伝えてほしいとお願いした。するとご本人は知っているとの事、そうだったのか(唖然)

あるアルベルゲで、2段ベッドが2台並べられている所がありました。上下ともちょっと大きなダブルベッドといった感じです。私がベッドを先に確保した時隣にき来たのは幸い顔見知りの女性でした。

彼女の横の2つの2段ベッドには男性がいました。その男性が凄いいびきでした。彼女は私の方を向きかなりベッドの境まで寄って寝ていたのですが、私の耳元で凄いいびき?彼女も又いびきをかく人だったんですね。私は枕を彼女の足下に持って来て熟睡する事が出来ました。いびきの対処としては枕の位置を変えるという方法もあるんですよ。

アルベルゲにも、場所に寄っては個室のある所がある。いびきをかく事を自覚している人はホスピタルテイに交渉するとか、何らかの努力をしてもらいたいものと思います。我が儘を言わせて頂ければ、状況を判断して場合に寄っては近くのホステルとか個室のある私営アルベルゲに泊まって頂くと有り難い。

とにかく、巡礼をしていてアルベルゲに泊まる時はいびきを覚悟して、耳栓は最低限の対処方法として持参する。私がLugoで2,6ユーロで購入した大きなスポンジの耳栓、耳に入れる前に良くつぶして耳に入れると中で膨らみかなり効果がありました。