ぶらりぶらり

今日が一番

ハイテクばあちゃん…銀の道Plata6月6日(金)巡礼43日目Part2

2016年08月15日 | Fisterra

Negreira Olveiroa  33.4k②

坂を登ったところにアルベルゲの文字、少し迷ったが扉を開く。

女将さんらしい方が出てきてベッドルームを見せてくれた。

15ユーロ?うううん?どうしよう?

Sは今どこ?メールするが連絡がない。

とりあえず仲間と相談してからと言ってさらに進む。

少し行ったところを右に曲がると、ペリグリーノの姿。

チェックインして外でくつろいでいる。

ここはアルベルゲ?「そうだよ」でもSの姿が見えない

”ここに日本人の女性がいる?”「さあねえみかけなかったなあ」

”いくらなの?”「15ユーロだよ」

そうか公共のアルベルゲはないのかフーム?

いつもSが早くに到着して連絡をくれるのだけど?今日に限ってどうしたんだろう?

決めかねてしまう、さっきのアルベルゲが良いけど戻るのもなあ

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月6日(金)巡礼45日目

2016年08月13日 | Fisterra

Negreira Olveiroa  33.4k

昨夜就寝する頃から雨が降り出し、夜中には風雨の音がすごかった。

と言っても毎日しっかり体を使っているので眠れないということはない(笑)

起床時も雨はひどくはなかったが「今日は雨!」と気持ちは切り替わっている。

アルベルゲが町外れでそれだけOlveiroaには近いと前向きだ。

この日はアップダウンしながら標高180m差を歩く、しかも33.4kの距離がんばろう!

雨の山道を歩くが落葉樹林のおかげで歩き易い、私の膝も喜んでいる。

ガルシアは雨の多い地方、おかげで緑が美しい。

たまのぬかるみも気にならない。

歩いている間もKはどうしたのだろうか?マドリッドへは行っただろうか?と気になるが昨夜も今朝もなんの連絡もない。

昼をすぎると雨も時々は小雨があるがほとんど落ち着いてきた。

Sはどの辺を歩いているのか?全く検討もつかなず歩き続ける。

途中矢印のない方向へ歩こうとしているロンドンからきた女性に出会う。

彼女曰く矢印の道は昨年歩いたので今日は時間もないので近道を歩くというのだ。

なるほど私も10年前に歩いたのだから彼女の選択に乗ろう決定。

もちろん彼女にぴったりついて行くほどの力はないが”なんとかなるさ!”近道へ進む。

2時間程歩き前方に街が見える、ここからくだる。

本日の目的地Olveiroa手前にあるolvera川の看板!”もうすぐだ

なんだか足が軽くなった気分

そして川を渡るとムシアのある県Dumbriaの大きな標識”ヤッホー

最後のなだらかな坂が始まる。

 

もうそろそろ4時になろうかという時間、目的地の看板に出会う。

ああついたと思った。

いやいやまだだった。

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月5日(木)巡礼44日目Part5

2016年07月28日 | Fisterra

SantiagoNegreira 21K⑤

夕方ホスピターレが来て受付を終わり、明日は雨らしいとの情報。

みんな明日をどう歩くのかそれぞれのグループで検討をしていた。

7年前の記録を見ると、どの辺の宿に泊まったかは全く記憶にない。

しかし、あの時はアルベルゲに辿り着いた時ベッドはなくロビーのような所で寝た記憶が蘇る。

階段の下で洗濯物が干せてよかったという記憶と、早朝階段を降りてくるすざましい音で目が冷めたのを思い出した。

そういえば、あの時も翌日雨の1日だった。

雨の覚悟をして就寝。

 


ハイテクばあちゃん…銀の道Plata6月4日(水)巡礼43日目Part4

2016年07月15日 | Fisterra

SantiagoNegreira 21K④

緑いっぱいの川や森などを堪能してあと少しの所。

ほんの少しの登る、標識があり先には見覚えのあるグループ、1

彼らは歩きを楽しみ、よく休憩するが結局は私たちの先を歩く。

いつものパターンだが、欧米の人たちは2億年のDNAだろうか?体力の差をつくづく思い知る。

後2k位だろうか?Chancelaの標識。

やっと街に入ったようだ。

Negreiraの文字にホッとする。

茶色のかわいい小屋が見える、巡礼者の姿が‥infoだあ

ここには宿がたくさんあるようだが、アルベルゲの収容人数が問題。

しかも、アルベルゲは町外れ、行って満杯だとまた戻るしかない。

思案の末、まず行ってみようという事になった、14時40分。

街中を歩く歩く、結構都会です。

気がつけば財布の中に現金がない。

どこかATMで現金を出さなければいけない。

しかし、その前に宿を確保。

そして15時アルベルゲに到着。

アルベルゲはベッドが3人分空きがあった。

先客は、ドイツのおじちゃんだった。

私はすぐ外に出てATMを探し、今夜と明日の食材のお買い物。

Kからなんの連絡もない、マドリッドへ移動する気になってくれただろうか?

 





ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月5日(木)巡礼44日目Part3

2016年07月13日 | Fisterra

SantiagoNegreira 21K③

下り終えるとすぐに登りでした。200m高低差のある登りを一気に40分でのぼりました。

登り始めには石橋などシャッターを切る余裕があったのですが、その先は必死だった。

人だかりのある車を見つけ覗くと魚屋さんの車だった。

旅先では美味しそうな魚を買うわけにも行かず断念して先へ進む。

ここからは下りが続く、油断すると膝に来るので気をつけよう。

見覚えのある橋、やっと7年前に通った道が現れる。

あの時は一人だった。

 

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月5日(木)巡礼44日目Part2

2016年07月12日 | Fisterra

Santiago 〜Negreira  21K ②

7年前も同じ道を歩いているはずですが、私の記憶は皆無です。

思い出も無く新鮮な歩きです。

今日はアップダウンを繰り返しながら下って行きます。

Carballalここから約40mの高低の坂を登ります。

境目に石でできた標識があります。

こんな時、間違いのない方向へ行けるという安心感。

11時50分もうすぐ昼だというのに、軒先に下げられた袋の中のパンはそのままです。

誰も持っていく人はいない、安心してぶら下がっています。

のどかですねえ〜

今日の行程の半ばのAugapesada,高低120m坂道を下ってきたところです。

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月5日(木)巡礼44日目

2016年07月11日 | Fisterra

Camino de Fisterra

Santiago〜Negreira 21K

Kを置いていく事に多少の不安を感じていた私。

やはりSだけで先に出発してもらおうと提案した。

Kの気持ちは変わらず、この宿は何泊もできるのでそれだけでも安心だった。

心がざわつくまま、8時半過ぎに出発。

通りは静かで人影が全くない街を発つ。

コンポステーラともしばらくお別れ。

矢印と、巡礼者に出会いほっとする。

コンポステーラの大きな街を抜け田園地帯に入る。

道を外れないように歩きながらOとコンタクトを取る。

彼はとても忙しそうで、明日の夕方数時間がお手伝いをしていただけるとの事だった。

Kに彼の状態を告げ、なるべく早い行動を願った。

Kから私にOとコンタクトを取って欲しいとのメールが入る。

山道に近いところへ入ると携帯が通じにくい。

Kにはなるべく私を通じての交渉より直接コンタクトを取る事を勧めた。

日本語でできるのだから大丈夫、がんばって