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インゲンマメ

 堀之内沖ノ谷戸公園近くの民家で見掛けた「インゲンマメ(隠元豆)」。江戸時代の1661年に宇治の黄檗山万福寺を開いたのが中国僧の隠元禅師だが、インゲンマメはその隠元が中国から日本に持ってきたもののひとつと言われている。しかしフジマメ(サヤが棒状ではなく平たい)を持ち込んだという説もあり、本当のところはわからない。関西地方では、フジマメ(藤豆)をインゲンマメと呼び、棒状のものはサンドマメ(三度豆)と呼ぶようだ。私は高校3年生の時の修学旅行で万福寺の普茶料理を食べたことがあるが、その膳にインゲンマメがあったかどうかは記憶していない。インゲンマメはマメ科インゲンマメ属の一年草。
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