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チダケサシ・2~長池公園

 長池公園第1デッキで咲き始めた「チダケサシ(乳茸刺)」。ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で湿地に生育する。同じ仲間のアカショウマは純白だが、チダケサシの10本の雄蕊の先端の葯が赤紫色で、遠目に見ると全体がピンク色に見える。キノコの “チチダケ(乳茸)” を採って、チダケサシの茎に刺して持ち帰ったというのが、名前の由来だが、私はまだそのキノコを見たことも食べたことも無い。チチダケは栃木県では名物のようで、良いダシ汁が出るため、鍋ものや、うどん・そばのつゆにも用いられていると聞く。一度食べてみたいと思っているのだが、なかなか栃木出張が無い。
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ネムノキ・2~おやすみ

 夜になると葉が眠るようになることから、その名が付いた「ネムノキ(合歓木)」。しかし植物観察はいつも昼間なので、実際に葉が閉じる様子を見たことが無かった。やはり植物記と名乗る以上は、そのあたりの観察も必要だろう。と言うことで、会社帰りに少し寄り道をして見に行ってきた。なるほど確かにネムノキの葉は、夜はみなさん静かにおやすみ中で、その名前に納得。
 さて、磯部俶氏が作った 『遥かな友に』 という曲がある。彼は早稲田大学グリークラブOBで、かつ指導者でもあり、クラブの夏合宿に学生達とともに参加していた。そしてその時、学生達が夜遅くまで騒いでいるため、それを鎮めるために即興でこの曲を作ったと言われている。その後、この曲は早稲田大学グリークラブの愛唱歌となり、さらに全国に拡がって、他の合唱団でも歌われることになった。合宿地となっていた神奈川県旧津久井町(現:相模原市緑区)には “遥かな友に 誕生の地” の石碑や “歌碑” が建てられている。

『遥かな友に』 作詞・作曲:磯部俶 昭和26年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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