goo

ガガイモ・2~庭

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)ガガイモ属の「ガガイモ(羅摩・蘿芋)」。毎年どこかの道端で見られる花だが、そこはいつも草刈りに遭う場所で、果実が稔る頃にはその姿がすっかり消えてしまう。私は6年前に果実の赤ちゃんを一度見ただけで、それが熟して綿毛を飛ばす様子をまだ見たことが無く、いつも宿題になっていた。そこで思いついたのが “ガガイモ栽培作戦”。 つまり自分の庭で果実を観察する作戦で、これを2年前にスタートさせた。まず道端に生えていた幼株を庭のナツツバキの根元に移植。それが去年はナツツバキに絡まって樹のてっぺんまで伸びたが、残念ながら花は咲かなかった。2年目の今年、蔓は去年より更に勢いを増して、再びナツツバキに絡みついていく。そしてついに蕾が出来て、先日やっと花が咲いた。あとはこれが上手く受粉して果実が稔るのを待つだけ。
 しかしこの作戦には思わぬ “おまけ” が付いていた。移植した場所から70~80センチ離れた場所の何ヶ所かにガガイモの新芽が顔を出し始めたのだ。果実の観察には1株あれば十分なので、他の新芽は小さいうちに摘んでおいたが、数週間経つとまた新芽が顔を出す。そうだ!!。ガガイモは地下茎がどんどん伸びて増えるのだった。ガガイモ恐るべし。早く綿毛の観察を済ませて地下の芋を掘り出したい。さもないと、庭の下にガガイモの地下茎が八方に張り巡らされてしまう。
 さて今夜は久し振りの部活で皇居10キロラン。台風接近の蒸し暑さで全くペースが上がらず、タイムは1時間2分59秒と極めて低調。
コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )