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ヌマトラノオ・2~鑓水

 鑓水の小泉家屋敷前で毎年顔を見せてくれる「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、オカトラノオよりも少し湿ったところに生えるため、その名がある。またオカトラノオの総状花序が横向きで、先端がヒョロリとした曲線美を見せるのに対して、ヌマトラノオの花序は直立し、花もまばらに付いている。
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ヨウシュヤマゴボウ・2~花

 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」。秋の黒紫色の果実が印象的だが、夏に咲く花はずいぶん可愛らしい。直径5~6ミリの小さな花を総状花序に付け、根元側から順々に咲かせていく。食用されるゴボウはキク科ゴボウ属で違う仲間だが、ヨウシュヤマゴボウは根がゴボウに似ているので名付けられた。北米原産で「アメリカヤマゴボウ(亜米利加山牛蒡)」とも呼ばれる。
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