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タチアオイ

 台風11号が残した雨雲は昨日のうちに北上し、今日は朝から快晴。週間天気予報を見ても晴が続いているので間違いないと思っていたら、やはり気象庁が関東甲信の梅雨明けを宣言した。平年より2日早く、また昨年よりも2日早い。
 写真は大栗川畔に植栽されている「タチアオイ(立葵)」。アオイ科タチアオイ属の多年草で中国原産。梅雨入りの頃から花を咲かせ、梅雨明けの頃、花茎の頭頂部まで開花が進み終盤を迎えることから、「ツユアオイ(梅雨葵)」とも呼ばれている。
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オオカモメヅル・1~花

 長池公園 “かんさつの道” で見られる「オオカモメヅル(大鴎蔓)」。以前からここに名札があったがその花をなかなか見ることができなかった。名前からもっと大きな花を想像していたが、コバノカモメヅルよりも更に小さく、花径は6~7ミリほど。この花の構造はガガイモと同じく極めて複雑。詳細は植物図鑑などで確認していただくしかないが、中央の黄色い部分は、雌蕊を囲んで雄蕊が短筒状に合着した肉柱体や葯室などで構成されていて、その周りの5つの暗紫色の粒は副花冠になる。名前に付けられた “大” の意味は葉のことで、コバノカモメヅルなどの葉が7~8センチまでなのに対して、オオカモメヅルの葉は15センチを超えるものもあることによる。ガガイモと同じように次は果実の様子を観察してみたい。オオカモメヅルはキョウチクトウ科(←ガガイモ科)オオカモメヅル属の多年草。
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