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エゴノキ・1~虫こぶ

 春に純白の花を咲かせていた「エゴノキ(斉燉果)」に、今は若い果実がたくさんぶら下がっている。その中に時々見られるのが、写真の “エゴノネコアシアブラムシ” と呼ばれる虫こぶ。これは秋にエゴノキに産み付けられた受精卵が、春に孵化してエゴノキの若芽を吸汁し、それによって芽が変形しネコの足のような虫こぶが出来る。植物観察を始めた頃、これを何かの花の蕾かと思ったこともあった。エゴノキはエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。
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