下校中っぽい男子高校生が「ジブリってちっちゃい頃に観てたら大人になっても繰り返し観るようになるけど、その歳でまだ観てないとしたらもう今後そういう感受性が作られることは絶対ないだろうね」とかなり本質的な話をしててすごかった
— 御目症 (@ome_syou_ism) June 21, 2024
私が思うジブリの本質はこことはちょっと違うので、こうしたマジョリティーの意見とは別にそっとだけカードを入れさせて頂きたい。
ジブリの本質はアミニズム型の遊園地ではないか、と。
・遊園地なので楽しい
・自然と社会と、機械が一体型となっているお化け屋敷がある。
・だが、明文化できるような人の悩みやその葛藤、そして明示的に表現しているその解決や解放がない。
・このため、通常のマイナスがあったがプラスになって解決した的なストーリーテリングはない。
・遊園地なので楽しいが、じゃあ何が楽しかったのかというと、文章化できず、理屈ではなく、感覚で感じている。
・言わば、「イッツアスモールワールドは何がええのん? 」に答えられない感じ。
・その装飾(人物・動物・機械・社会のオブジェクトや背景描写、あるいは背景に存在するバックグラウンドストーリーの構築)がかなり上手く出来ているので、骨太の克己とかがなくてもそっち方面で皆満足して帰る。
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