メモ程度に書き起こし。
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0:00:00-0:55:00
レベル1
第一階層 永劫回帰はキーワードに触れるだけ。
0:55:00-1:44:00
レベル2
第二階層 3つの悪意
残酷描写 原子炉 飛べない少女(筋肉がなくて羽ばたけない)
三人は夢を見ちゃった(夢であると言う映像)
ナウシカの前日譚(岡田の予想)
1:44:00-
レベル3
第三階層
チャゲアスとは何か。
中途半端な結果を残さない歌。
俺はこうしたと言う結果を言うのではなく、これからこうするというプロセスを歌う。
歌を曲解して作った。
(恋愛の歌だったのに体制への抵抗の歌としてPVを作った)
1:59:00
学生運動、社会主義の敗北を整理して、再スタートを切るという監督側の解釈。
この映画には嘘が多い、フェイクが多い。
2:00:00
全体が胡蝶の夢と言うお話の構造でできている。
アスカが見ている夢、夢の中のアスカが更に見ている夢、その重層構造でできている。
これが本当の話か、嘘の話か、夢なのか現実なのか分かんないように。
2:05:05
女の子は死んでいる。
2:07:00
脱出中、女の子がアングル的に見えない。
2:09:00
足が変。お姫様抱っこで乗せるべきはずが、モノみたいに扱っている。
(チャゲの方はお姫様だっこしている)
2:11:00
胡蝶の夢
居酒屋で酒を飲む警察。あの女の子を助けられたら
2:18:00
なぜ夢を見ちゃったのか。
殺してしまった女の子を助けられたら
構造の説明。胡蝶の夢、妄想。
1.原発作業員の妄想
2.警察の宗教施設への突入。女の子を殺してしまった。あの女の子が翼を持っている子で助けられたら
3.2の妄想の途中で皆死んでしまった。あの女の子が翼をはばたけたら/車が飛べたら
4.3の妄想中で全員脱出/チャゲアス死亡。
レベル4
0:07:00〜
永劫回帰と言うのがテーマ。
永劫回帰と言う言葉は哲学者のニーチェが作った言葉だと言われる。
普通の人間は、一つの出来事が一度だけ起こる。
一度起きたことは二度と戻らない。
超人的意志を持っている人間は、同じ瞬間を何度でも永遠に繰り返す。
同じ瞬間を何度でも繰り返すと言うと、同じループに囚われている、そのループから抜け出さなければ
ニーチェはループから抜け出さず、過去や自分の選択を全て受け入れる、否定しない。
凡人と言うのは同じことの繰り返しから抜け出そうとしてしまうのだけれども、
超人は同じことを繰り返すことを、自分の中で一度起きたことを、頭の中で何度も何度も経験する。
それが超人である。
0:08:55
永劫回帰シーン
永劫回帰ではない。
アニメの中では逆。
曲がリフレインする度に、少しずつ違っていって、何かまずいことがあったら
次にやり直して、次にやり直して、諦めずに繰り返すことによって、最後は天使の女の子を大空に返すことができた。
同じことを何度も繰り返すことを肯定している話。
0:10:00
既に生物が住めない。バラがある。おかしい。妄想。しかしチャゲが食べている山芋は?
0:14:00
PVに侵食してくる現実のチャゲアス本人。
色んな役を演ずるチャゲアス。
J-POPのスター様が貧乏な若者を気取ってお話を作っている。
28:25
胡蝶の夢と言う前提
どの夢であっても全て現実として受け止めて生きる。
これがその宮崎駿が語ろうとしている永劫回帰。
バッドエンドもハッピーエンドも全て現実であって欲しい。
押井批判。
0:29:40
夢のまた夢と言う映画をやりたいのだったらこうやれと言う強烈なメッセージ。
0:30:20
永劫回帰の謎。
全て等しく存在する。
ミュージシャンのチャゲアスも存在するし、
原発のしがない作業員で妄想するしかないチャゲアスも存在も存在するし、
警官として人を殺すチャゲアスも存在するし、
天使を助けて死ぬチャゲアスも、
天使を妄想して酒を飲むしかできないチャゲアスも全部存在する。
「本当は」が存在しない。
自分の中に全て並列に存在している。
チャゲアスも自分(宮崎駿)の分身。
アシタカとかナウシカとか、トトロのさつきとメイも全部自分(宮崎駿)の分身。
今もさつきとメイは自分の中で生きていて今も自分の中で成長して生きている。
二人とも中年の女性になっている。
0:32:25
宮崎駿が作り出した数十、数百の人格、何十何百のキャラクターは同時に歳を取りながら生きている。
それが宮崎駿にとっての永劫回帰。
0:33:30
多重人格的な自分自身を、宮崎駿と言う名の独裁者が閉じ込めている。
0:34:00
なぜOn Your Markの中で主人公は同じチャレンジを繰り返すのか。
中で書かれている全ての可能性分岐点と言うのは実際にある。
それはパラレルワールドではなく、宮崎駿と言う個人の中であって、それを普通は選んで一つの話にする。
それをあえて全部混ぜて出している。
宮崎駿にとっての個人的な実験。
0:35:35
レベル5
レベルおさらい
レベル1 歌手とのシンクロ
レベル2 宮崎アニメの三大タブー 残酷描写 放射能 翼を持った少女の虚構性
レベル3 チャゲアスとは何のなのか 未遂の帝王 いつも上手く行かなかった歌を歌う 胡蝶の夢の構造
夢だったのではないか
少女を空に逃がす←逃亡に失敗してトラックごと落下する際の夢だったのではないか。
トラックで落下する←死んでいた少女を運んでいた二人の夢だったのではないか。
少女を助ける←居酒屋で飲むしか無かった二人の妄想じゃないのか。
翼が生えた少女を発見した←警官として残酷な残虐行為をするしかなかった二人が、女の子を殺した罪の意識から見た幻ではなかったか。
そもそも、チャゲアスが警官←封鎖された原発作業員が家に帰る最中に見た妄想じゃないのか。
レベル4 ロックスターであるチャゲアスの願望である。
クリエイターは虚構と現実の間に境目がない。
0:38:30
ナウシカ前日譚で考えると、生物は合成。
王蟲であり、天使。
0:48:30
レベル6
最後のシーンで女の子が下を向いてふっと笑う。
宮崎駿のイースターエッグ(隠し要素)。
手のひらにキスをするチャゲ。
聖痕。
許しを求める相手は誰か。
ナウシカなどのつらいエンディングを与えてしまったキャラクターらへの贖罪。
ナウシカが宮崎駿に向けた赦し。
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レベル1
第一階層 永劫回帰はキーワードに触れるだけ。
0:55:00-1:44:00
レベル2
第二階層 3つの悪意
残酷描写 原子炉 飛べない少女(筋肉がなくて羽ばたけない)
三人は夢を見ちゃった(夢であると言う映像)
ナウシカの前日譚(岡田の予想)
1:44:00-
レベル3
第三階層
チャゲアスとは何か。
中途半端な結果を残さない歌。
俺はこうしたと言う結果を言うのではなく、これからこうするというプロセスを歌う。
歌を曲解して作った。
(恋愛の歌だったのに体制への抵抗の歌としてPVを作った)
1:59:00
学生運動、社会主義の敗北を整理して、再スタートを切るという監督側の解釈。
この映画には嘘が多い、フェイクが多い。
2:00:00
全体が胡蝶の夢と言うお話の構造でできている。
アスカが見ている夢、夢の中のアスカが更に見ている夢、その重層構造でできている。
これが本当の話か、嘘の話か、夢なのか現実なのか分かんないように。
2:05:05
女の子は死んでいる。
2:07:00
脱出中、女の子がアングル的に見えない。
2:09:00
足が変。お姫様抱っこで乗せるべきはずが、モノみたいに扱っている。
(チャゲの方はお姫様だっこしている)
2:11:00
胡蝶の夢
居酒屋で酒を飲む警察。あの女の子を助けられたら
2:18:00
なぜ夢を見ちゃったのか。
殺してしまった女の子を助けられたら
構造の説明。胡蝶の夢、妄想。
1.原発作業員の妄想
2.警察の宗教施設への突入。女の子を殺してしまった。あの女の子が翼を持っている子で助けられたら
3.2の妄想の途中で皆死んでしまった。あの女の子が翼をはばたけたら/車が飛べたら
4.3の妄想中で全員脱出/チャゲアス死亡。
レベル4
0:07:00〜
永劫回帰と言うのがテーマ。
永劫回帰と言う言葉は哲学者のニーチェが作った言葉だと言われる。
普通の人間は、一つの出来事が一度だけ起こる。
一度起きたことは二度と戻らない。
超人的意志を持っている人間は、同じ瞬間を何度でも永遠に繰り返す。
同じ瞬間を何度でも繰り返すと言うと、同じループに囚われている、そのループから抜け出さなければ
ニーチェはループから抜け出さず、過去や自分の選択を全て受け入れる、否定しない。
凡人と言うのは同じことの繰り返しから抜け出そうとしてしまうのだけれども、
超人は同じことを繰り返すことを、自分の中で一度起きたことを、頭の中で何度も何度も経験する。
それが超人である。
0:08:55
永劫回帰シーン
永劫回帰ではない。
アニメの中では逆。
曲がリフレインする度に、少しずつ違っていって、何かまずいことがあったら
次にやり直して、次にやり直して、諦めずに繰り返すことによって、最後は天使の女の子を大空に返すことができた。
同じことを何度も繰り返すことを肯定している話。
0:10:00
既に生物が住めない。バラがある。おかしい。妄想。しかしチャゲが食べている山芋は?
0:14:00
PVに侵食してくる現実のチャゲアス本人。
色んな役を演ずるチャゲアス。
J-POPのスター様が貧乏な若者を気取ってお話を作っている。
28:25
胡蝶の夢と言う前提
どの夢であっても全て現実として受け止めて生きる。
これがその宮崎駿が語ろうとしている永劫回帰。
バッドエンドもハッピーエンドも全て現実であって欲しい。
押井批判。
0:29:40
夢のまた夢と言う映画をやりたいのだったらこうやれと言う強烈なメッセージ。
0:30:20
永劫回帰の謎。
全て等しく存在する。
ミュージシャンのチャゲアスも存在するし、
原発のしがない作業員で妄想するしかないチャゲアスも存在も存在するし、
警官として人を殺すチャゲアスも存在するし、
天使を助けて死ぬチャゲアスも、
天使を妄想して酒を飲むしかできないチャゲアスも全部存在する。
「本当は」が存在しない。
自分の中に全て並列に存在している。
チャゲアスも自分(宮崎駿)の分身。
アシタカとかナウシカとか、トトロのさつきとメイも全部自分(宮崎駿)の分身。
今もさつきとメイは自分の中で生きていて今も自分の中で成長して生きている。
二人とも中年の女性になっている。
0:32:25
宮崎駿が作り出した数十、数百の人格、何十何百のキャラクターは同時に歳を取りながら生きている。
それが宮崎駿にとっての永劫回帰。
0:33:30
多重人格的な自分自身を、宮崎駿と言う名の独裁者が閉じ込めている。
0:34:00
なぜOn Your Markの中で主人公は同じチャレンジを繰り返すのか。
中で書かれている全ての可能性分岐点と言うのは実際にある。
それはパラレルワールドではなく、宮崎駿と言う個人の中であって、それを普通は選んで一つの話にする。
それをあえて全部混ぜて出している。
宮崎駿にとっての個人的な実験。
0:35:35
レベル5
レベルおさらい
レベル1 歌手とのシンクロ
レベル2 宮崎アニメの三大タブー 残酷描写 放射能 翼を持った少女の虚構性
レベル3 チャゲアスとは何のなのか 未遂の帝王 いつも上手く行かなかった歌を歌う 胡蝶の夢の構造
夢だったのではないか
少女を空に逃がす←逃亡に失敗してトラックごと落下する際の夢だったのではないか。
トラックで落下する←死んでいた少女を運んでいた二人の夢だったのではないか。
少女を助ける←居酒屋で飲むしか無かった二人の妄想じゃないのか。
翼が生えた少女を発見した←警官として残酷な残虐行為をするしかなかった二人が、女の子を殺した罪の意識から見た幻ではなかったか。
そもそも、チャゲアスが警官←封鎖された原発作業員が家に帰る最中に見た妄想じゃないのか。
レベル4 ロックスターであるチャゲアスの願望である。
クリエイターは虚構と現実の間に境目がない。
0:38:30
ナウシカ前日譚で考えると、生物は合成。
王蟲であり、天使。
0:48:30
レベル6
最後のシーンで女の子が下を向いてふっと笑う。
宮崎駿のイースターエッグ(隠し要素)。
手のひらにキスをするチャゲ。
聖痕。
許しを求める相手は誰か。
ナウシカなどのつらいエンディングを与えてしまったキャラクターらへの贖罪。
ナウシカが宮崎駿に向けた赦し。
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