補足と推測は下記。
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正露丸の大幸薬品、社員1割強の希望退職募集…措置命令で「クレベリン」販売不振
2022/05/31 17:35
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220531-OYT1T50180/
大幸薬品は31日、主力製品「クレベリン」の販売不振による業績悪化を受け、社員の1割強にあたる30人程度の希望退職を募集すると発表した。対象は40歳以上59歳未満で、退職金に割増金を上乗せする。6月13~22日に募集し、7月31日の退職を予定している。
大幸薬品のクレベリン(同社提供)
コロナ禍で売り上げを伸ばしていたクレベリンを巡り、消費者庁は「空間に浮遊するウイルスや菌を除去」などとうたった広告表示の取りやめを命じる措置命令を出した。商品の返品などに伴い、2022年1~3月期連結決算では、17億円の最終赤字を計上するなど業績が悪化している。
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と言うことなのだが、私はこれはちょっと違うんじゃないかなと思う。
大幸薬品と言えば、ラッパのマークの正露丸なのだが、普通は多角経営のために主力商品は一本に絞らない。
今の今まで正露丸と言う重量級の商品があったので、これを蹴ってまでクレベリンに社運を賭けたとは思えない。
よって、今回のクレベリンの「販売不振による業績悪化」と言うのは経営のための方便なのであって、元々クレベリンが売れようが売れまいが、中高年以上の雇用と賃金支払いの側面において、これらの要素をクリアしたかったと言う経営課題が元々あったのではないだろうか。
上記ニュースを真正面から読めば、クレベリンが想定通りの売上・利益を上げていれば、そのままの雇用継続ができていたかのような感覚を覚えるが、これまで息長くやってきて、しかも名の知れた正露丸と言う主力武器がある大幸薬品が、新規製品の一つの売上に大きく依存していたとは個人的に思えない。
ここに来て「クレベリンの販売不振による業績悪化」があり、これを口実として従来の経営課題を消化したのではないか、と言うのが私の見立てである。
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正露丸の大幸薬品、社員1割強の希望退職募集…措置命令で「クレベリン」販売不振
2022/05/31 17:35
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220531-OYT1T50180/
大幸薬品は31日、主力製品「クレベリン」の販売不振による業績悪化を受け、社員の1割強にあたる30人程度の希望退職を募集すると発表した。対象は40歳以上59歳未満で、退職金に割増金を上乗せする。6月13~22日に募集し、7月31日の退職を予定している。
大幸薬品のクレベリン(同社提供)
コロナ禍で売り上げを伸ばしていたクレベリンを巡り、消費者庁は「空間に浮遊するウイルスや菌を除去」などとうたった広告表示の取りやめを命じる措置命令を出した。商品の返品などに伴い、2022年1~3月期連結決算では、17億円の最終赤字を計上するなど業績が悪化している。
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と言うことなのだが、私はこれはちょっと違うんじゃないかなと思う。
大幸薬品と言えば、ラッパのマークの正露丸なのだが、普通は多角経営のために主力商品は一本に絞らない。
今の今まで正露丸と言う重量級の商品があったので、これを蹴ってまでクレベリンに社運を賭けたとは思えない。
よって、今回のクレベリンの「販売不振による業績悪化」と言うのは経営のための方便なのであって、元々クレベリンが売れようが売れまいが、中高年以上の雇用と賃金支払いの側面において、これらの要素をクリアしたかったと言う経営課題が元々あったのではないだろうか。
上記ニュースを真正面から読めば、クレベリンが想定通りの売上・利益を上げていれば、そのままの雇用継続ができていたかのような感覚を覚えるが、これまで息長くやってきて、しかも名の知れた正露丸と言う主力武器がある大幸薬品が、新規製品の一つの売上に大きく依存していたとは個人的に思えない。
ここに来て「クレベリンの販売不振による業績悪化」があり、これを口実として従来の経営課題を消化したのではないか、と言うのが私の見立てである。