ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

行財政改革の波が小学校にまでやってきた。

2008年06月25日 22時43分04秒 | Weblog
 大口市教育委員会が設置した「市立小・中学校再編等審議会」が市長に対して、市内の3中学校11小学校を2中学校6小学校に再編する案を答申していたことが報道されていました。市長は学級数の少ない山野中を大口中に統合する計画を地域住民の理解を得ながら進めるよう指示したとのことで、小学校再編については「コミュニティー協議会」制度を07年度に発足させたことから当面は見送るとのこと。
 ただし、小学校は3年後をめどに、新入生が見込めない山野西、羽月北をそれぞれ、山野、羽月に統合。5年後をめどに過小規模校の平出水を山野へ、羽月西を羽月へ、針持を曽木に統合するらしいのです。

 大口市の市長と言えば、県教委が提案している高校再編問題に対する関係自治体団体の代表として、反対を唱えていたはずなのですが・・・。

 高校が地域の文化の拠点という認識はあまりありませんが、小学校は地域・校区の運動会を実施したり、文化祭の会場となったりしており、地域との密着度は非常に高いだけに、この提案を市民がどう受け止めるのか今後を見守りたい。

 高校再編に反対していた市長さんが自らの市で、自治体としての小中学校の再編に組織的にとりくむということの意味は非常に大きいし、きっとこの流れは急速に加速していくに違いありません。

 予算・人員削減といった庁内内部のやりくりでは事足りず、遂に行財政改革の波が一般の住民サービス領域にまで広がってきたことの象徴だと思います。

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