ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

mixiの暴挙を許してはいけない!

2008年03月10日 23時04分10秒 | Weblog
 mixiががたがたに揺れています。

 利用規約第18条の改定案をめぐる問題のためです。
 第18条の改定案というのは、ユーザーが投稿した情報について、mixiはその著作権を認めず、その情報を無償で、複製・上映・公衆送信・展示・頒布・翻訳・改変等を行うことができるようにするというものです。
 つまり、投稿された日記などでこれは商売になるとmixi側が判断すれば、ユーザーの許可を得ることなく出版することができるというものです。
 
 当然、mixiのユーザーの反発を招くことになります。利用規約第18条改定に対する反対のコミュニティーも作られています。
 mixiの広報担当者は「各ユーザーにお知らせした通り、こちらが情報を勝手に使うようなことはありません」などとして鎮静化に躍起になっていますが、コミュニティーの参加者は増えていく一方です。
 中には、mixi会員に対して組織的に大量退会を促す動きもあります。

 しかも、これに「ロス疑惑」の三浦和義氏が関わっているとなると、うさんくささが一気に大きくなります。
 と言うのも、三浦氏はmixiの会員として、マイミク(ネット上の友人)だけが相互に読み合える日記を綴っていましたが、その内容が今回の逮捕劇につながっているらしいのです。
 mixiはそれを商売にしようってたくらんでいたのでしょうか。

 そんな中、mixiは株価が猛烈に下落しています。これは今回の規約改定・三浦氏の疑惑と関連しているのかどうかは分かりませんが、2/29に124万円だった株価が今日の時点で79万円というのは、下落を通り越して暴落でしょう。

 
 さらに、mixiの規約改定案は第18条だけでなく、第21条も大きな問題を持っています。
 その内容は、mixiの規約が上部法に違反しても、mixiの規約が優先すると言っています。つまり、裁判で違法とされても、mixiはそれに従う気はないと言っているのと同じです。

 1700万人と言われる会員を擁したネット上の巨大組織ゆえの傲慢なのか、よく分かりませんが、改定案の理由がいかなるものであっても、大多数のユーザーの権利を危機にさらすような暴挙・改定案を許してはなりません。

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