ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

災害復旧作業の加勢に行ってきました。

2006年07月26日 23時00分15秒 | Weblog
 長梅雨の果てにすさまじいまでの豪雨で鹿児島県民、とりわけ川薩地区の住民の生活に大きなダメージを与えた先般の豪雨の被災者宅の復旧作業の加勢に行ってきました。
 私が行ったのは、薩摩川内市中村町で商店を営んでいる方のところ。「あの堤防が決壊して」と指さされた先には昨年開通した新しい橋の建設に伴って整備された堤防がありました。約1mほど泥水がたまったとのこと。
 今日は商品の陳列棚を洗って土間をきれいにする作業。畳の間は既に板間になり、その板も水のために黒ずんでいます。とにかく風通しをよくして、室内の乾燥が早く進むことを第一義に考えました。
 ところが、セメントの土間は、湿度が高いのかなかなか乾きません。天日干しした棚などは熱いくらいになったのに、日なたと日陰の差を感じました。
 こんなところがあちこちあるんでしょう。「盗られるものはないさ」と一晩中開けっ放しにしておくとのことでしたが、やはり火事場どろぼうってのがいるから、夜は戸締まりした方がいいですよとアドバイスしたものの、彼らからすれば、一日でも一時間でも一秒でも早く家の中を乾燥させ、新しい畳の上でゆったりと眠りたいであろう・・・自己本位な発言ではなかったかと帰りの車の中で考えた。
 その地区の近くの保育園は全て水につかり、ピアノなども全てだめになったとのこと。私の職場のある地域が8月上旬に夏祭りをする。ぜひ義捐金コーナーを設置したい。「保育園の子どもたちにピアノのひびきを聞かせたい」とすれば、たくさん集まるかな・・・
コメント
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