ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

「大本営発表」かもしれないが、厳しい措置を望む!

2006年07月06日 00時31分49秒 | Weblog
 Xデーはいつなのか、そんな危機意識が遠くなりかけた時にミサイルが発射された。
 TVのニュース番組では「国際平和の立場に立って」とか様々なコメントがなされているが、私が「その通り」というコメントが聞けない。
 理屈から言えば、2002年の日朝平壌宣言などで2003年以降のミサイル発射の凍結を一方的に破ったならず者国家・北朝鮮であろう。
 しかし、情報が混乱している。操作されているのか・・・よく分からない。
 例えば、発射されたミサイルの数も7発なのか、10発なのか分からない。TVニュースでは7発と言っているが、ロシア軍の参謀は10発とコメント。
 また、北朝鮮の単独犯かと思っていたら、ミサイルが近海に着弾したロシア・ナホトカでは不安を抱いた市民が説明を求めて北朝鮮総領事館前に集まって、中に押し入ろうとする騒ぎになったとのこと。これに対して、コステンコ市長代行は「訓練だから実戦用の弾頭はついておらず危険はない」などと説明したという。
 日本のニュースで「訓練」なんて言っているところはないぞ・・・「訓練」ってことは事前にロシア当局ならびにナホトカ市当局も知っていたことになるんじゃないの。
 どうもうさんくさい。日本政府はじめいろんなところが「ホントのことを言っていない」んじゃないのか。自分たちに都合のよい「大本営発表」ばっかりしてるんじゃないかって思う。
 ただ、ミサイルの進路上に日本の国土がある以上、日本に事前通告するのは当然だし、日朝平壌宣言にも反する行為。誰がどう考えたって、北朝鮮に非があるのは否定できない。
 政権内のどたばたが言われるが、私たちには関係ない。隣家の夫婦喧嘩の実害をなぜ私たちが受けないならないのか。ミサイルを飛ばした時点で「犯罪行為」だ。北朝鮮政府がどう釈明しようとも納得のいく回答を得られない限りは、軍事力に頼らない紳士的な外交を基本に、ぎゅっとやって謝罪と反省を求めるべきだと思う。
コメント
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