前回の記事では簡単にテストプリントが成功したものの、その後はなぜかプリントができなくなりました。
コメントにいただいたアドバイスも参考にしてパラレルポートで接続したり、プラネックスのプリントサーバを買ってきてみましたが、うんともすんとも言わなかったり、意味不明の文字を延々と打ち続けたりと、まともに作動してくれませんでした。
で、SUSEでこのプリンタを運用するのをあきらめかけた時、最後?の手段を発見しました。
参考URL PX-V630 がFEDORA CORE3 でつかえません。
これはエプソンアヴァシスのサポート掲示板なのですが、ここで「gutenpurint」というドライバが紹介されています。
これをインストールして以下のように設定してみたところ、なんとかまともにプリントアウトできるようになりました。
まずはダウンロード。SourceForgeから、
gutenprint-5.0.0.tar.bz2
を引っ張ってきます。
まずは解凍
tar jxf gutenprint-5.0.0.tar.bz2
それからCheckinstallでrpmファイルを作ります。
Checkinstallに関する参考サイト
Checkinstall でインストール
ソースファイルからRPMファイルを作成するには
他にもたくさんありますので検索してみてください。
SUSE10.0だと、
/usr/src/packages/RPMS/i386
にgutenprintのRPMパッケージが作られます。
端末を起動して、移動します。
$ cd /usr/src/packages/RPMS/i386
rootになって、
# rpm -ivh gutenprint-5.0.0-1.i386.rpm
これでインストール完了です。
さて、問題のCUPS設定です。
上の掲示板ではメーカーを「epson」、モデルを「Stylus C82」にしています。gutenprintを入れてもPX-V600の名前が出てきませんので、理由がよくわからないままこれで設定してみます。
まずはUSB接続で・・・
Name:pxv600 (適当でOKらしい)
Location: (入れなくてもOK)
Description: (入れなくてもOK)
Device:USB Printer #1
Make:EPSON
Model:Epson Stylus C82 Foomatic/gimp-print(recommended)
テストはOKでした。その後Firefoxで開いたページを印刷してみましたが、これもOK。念のために一度パソコンとプリンタの電源を落として、再起動してからでもプリントできるかどうかやってみます。
が、今度は印刷できないまま、白紙をひたすら送り出してきます。
次はプリントサーバ経由です。
Name:pxv600 (適当でOKらしい)
Location: (入れなくてもOK)
Description: (入れなくてもOK)
Device:LPD/LPR Host Printer
Device URI:lpd://192.168.×.×/lp1 (アタマにlpd://、アドレスはプリントサーバのもの、最後のlp1はマニュアルに指定されているキュー)
Make:EPSON
Model:Epson Stylus C82 Foomatic/gimp-print(recommended)
gutenprintをインストールすると、「Model:」には「EPSON」と「Epson」の2種類表示が出ます。小文字のほうがgutenprintのドライバのようです。
これでテストプリントしたみたところ、成功しました。パソコンとプリンタを再起動したりいろいろやってみましたが、今のところ問題無くプリントできています。
ネットワークでうまくいったので、パラレルポートによる接続は実験中止です。
問題が出ましたら、また報告します。
コメントにいただいたアドバイスも参考にしてパラレルポートで接続したり、プラネックスのプリントサーバを買ってきてみましたが、うんともすんとも言わなかったり、意味不明の文字を延々と打ち続けたりと、まともに作動してくれませんでした。
で、SUSEでこのプリンタを運用するのをあきらめかけた時、最後?の手段を発見しました。
参考URL PX-V630 がFEDORA CORE3 でつかえません。
これはエプソンアヴァシスのサポート掲示板なのですが、ここで「gutenpurint」というドライバが紹介されています。
これをインストールして以下のように設定してみたところ、なんとかまともにプリントアウトできるようになりました。
まずはダウンロード。SourceForgeから、
gutenprint-5.0.0.tar.bz2
を引っ張ってきます。
まずは解凍
tar jxf gutenprint-5.0.0.tar.bz2
それからCheckinstallでrpmファイルを作ります。
Checkinstallに関する参考サイト
Checkinstall でインストール
ソースファイルからRPMファイルを作成するには
他にもたくさんありますので検索してみてください。
SUSE10.0だと、
/usr/src/packages/RPMS/i386
にgutenprintのRPMパッケージが作られます。
端末を起動して、移動します。
$ cd /usr/src/packages/RPMS/i386
rootになって、
# rpm -ivh gutenprint-5.0.0-1.i386.rpm
これでインストール完了です。
さて、問題のCUPS設定です。
上の掲示板ではメーカーを「epson」、モデルを「Stylus C82」にしています。gutenprintを入れてもPX-V600の名前が出てきませんので、理由がよくわからないままこれで設定してみます。
まずはUSB接続で・・・
Name:pxv600 (適当でOKらしい)
Location: (入れなくてもOK)
Description: (入れなくてもOK)
Device:USB Printer #1
Make:EPSON
Model:Epson Stylus C82 Foomatic/gimp-print(recommended)
テストはOKでした。その後Firefoxで開いたページを印刷してみましたが、これもOK。念のために一度パソコンとプリンタの電源を落として、再起動してからでもプリントできるかどうかやってみます。
が、今度は印刷できないまま、白紙をひたすら送り出してきます。
次はプリントサーバ経由です。
Name:pxv600 (適当でOKらしい)
Location: (入れなくてもOK)
Description: (入れなくてもOK)
Device:LPD/LPR Host Printer
Device URI:lpd://192.168.×.×/lp1 (アタマにlpd://、アドレスはプリントサーバのもの、最後のlp1はマニュアルに指定されているキュー)
Make:EPSON
Model:Epson Stylus C82 Foomatic/gimp-print(recommended)
gutenprintをインストールすると、「Model:」には「EPSON」と「Epson」の2種類表示が出ます。小文字のほうがgutenprintのドライバのようです。
これでテストプリントしたみたところ、成功しました。パソコンとプリンタを再起動したりいろいろやってみましたが、今のところ問題無くプリントできています。
ネットワークでうまくいったので、パラレルポートによる接続は実験中止です。
問題が出ましたら、また報告します。
それはそうと今回の解決編で使用されたgutenprintですが、実はopenSUSE 10.2にて標準で使われています。
印刷関連パッケージががらっと変わっている(gimpprint->gutenprint)のでひょっとしたらと思ってたんですが、当てずっぽうでお薦めする訳にも行かず....。
最終的にはうまく印刷できたとのこと、本当にお疲れさまでした。
プリントサーバについてはほとんど考えが及ばなかったので、助かりました。こちらのほうがウチの環境ですと便利です。
後で知ったのですが、Stylus C82というのはどうもPX-V700の海外版のようです。もしかしたらエプソン純正ドライバもgutenprintも使わないで、そのままCUPSからPX-V700かStylus C82を選んでしまえば、動いたかもしれませんね。
どれもIPP対応なので基本的にどれでもOKかとは思うのですが....。
http://www.planex.co.jp/product/print/mini100u2.shtml
モデルチェンジ後の製品はmini100u2除いてことごとくLinuxがサポート対象外と明記されてるんですね...。
以前のモデルでサポート対象になってたから大丈夫だと思い込んでました。
私が使っているのはMini-100sですが、これもs2になるとLinuxはサポート対象外になってるし....。
IPP使って動いてしまえば何ら問題ないですけども...。
誰かサポート窓口とかでゴネたんですかねぇ....。
最初USBでつないでYaSTであっさりテストプリントができた時には「SUSEって楽ちんだなあ」と思ったものでしたが・・・・
プリンタはいつも鬼門ですね。
コレガの製品もプリントサーバだけは「ペンギンマーク」がついてなかった気がします。