日常的に遭難事故のニュースをチェックしているのですが、今の時期は山菜採りが道迷いを起こすケースが多くなります。登山での遭難とはやや違ってくるのでウチのブログではあまり扱いませんが、山で起きる遭難であることには違いありません。
それにつけても、山菜採りの遭難は多いですな。東北なんかだと、この時期に臨時交番を設置して山菜採りにやってきた人々に注意を呼びかけるなんてことをしているそうですが、それぐらいしないといけないほど、事故が多いのでしょう。
というわけで以下のニュースをどぞーー
地方点描:遭難[鹿角支局]
さきがけonTheWeb 2011/06/03 09:38
上記のリンクは秋田魁新報のニュースです。が、ちょっと興味深いことが書いてあります。
引用
一方で、捜索が行われる事態になった場合、思わぬ費用が生じることも知っておいてほしい。同市の場合は一人1日につき案内人が2万6千円以上、消防団員は1万2千円以上。
引用おわり
遭難救助にかかった費用を請求できるように条例を定めている自治体は多いのですが、具体的な日当が書いてあるのは見たことが無いです。ていうか、案内人はともかく、消防団が出動しても費用請求されるわけですね。
埼玉の防災ヘリ有料化条例が話題になった時に、法律の関係で費用請求がそうそう簡単にできるものではないってのを見たり読んだりしたのですが、消防団員の出動はどうなんでしょうね。
それにつけても、山菜採りの遭難は多いですな。東北なんかだと、この時期に臨時交番を設置して山菜採りにやってきた人々に注意を呼びかけるなんてことをしているそうですが、それぐらいしないといけないほど、事故が多いのでしょう。
というわけで以下のニュースをどぞーー
地方点描:遭難[鹿角支局]
さきがけonTheWeb 2011/06/03 09:38
上記のリンクは秋田魁新報のニュースです。が、ちょっと興味深いことが書いてあります。
引用
一方で、捜索が行われる事態になった場合、思わぬ費用が生じることも知っておいてほしい。同市の場合は一人1日につき案内人が2万6千円以上、消防団員は1万2千円以上。
引用おわり
遭難救助にかかった費用を請求できるように条例を定めている自治体は多いのですが、具体的な日当が書いてあるのは見たことが無いです。ていうか、案内人はともかく、消防団が出動しても費用請求されるわけですね。
埼玉の防災ヘリ有料化条例が話題になった時に、法律の関係で費用請求がそうそう簡単にできるものではないってのを見たり読んだりしたのですが、消防団員の出動はどうなんでしょうね。
消防署員と違うんです。
たぶん都内在住の方には判らんのですが、消防団とは本職ではなくて自治体編成のボランティア団です。
従って、本来の目的とは違う山岳救助を本職を休んでまで行うなら費用の請求は当然でしょう。
市町村レベルでは遭難者に対して費用請求を求める条例がたくさんあるんですけど、長野県や埼玉県がそれを防災ヘリでやろうとしたら、検討段階で法的な問題がたくさん出てきてご破算したわけです。
となると、市町村で制定した費用請求条例って、そういう法的な問題を検討しているのかな、という疑問があるんですよね。これについて消防法とか消防組織法とかちょろっと読んでみたんですけど、専門外なんでよくわかりません。