74歳の男性が７大陸最高峰登頂

このたび74歳の男性がエベレストを含む７大陸最高峰に登頂したそうで、すごい時代になったもんです。


鎌倉の７４歳登山家、７大陸最高峰制覇
読売新聞　　2010年4月26日20時05分




元気いいですね。





ツアー登山のガイドをやっていた頃、お客さんの中にはごく普通に75歳ぐらいの人がいました。で、そういう人が体力的に問題があったかというと、ほとんど大丈夫でしたね。ていうか、パーティの中で一番元気だったりします。逆に怖いのが定年退職したばかりの60歳代前半とか、女性だと50歳代後半ですかね。

ようするに、普段から歩いているか否か、です。70過ぎてもツアー登山に参加してくるような人はやはり普段歩いているという自信があるわけで、実際に歩かせてみても通常のツアー登山ペースなら楽々ついてこられるのです。



パトロールで北アルプスを歩いていても、70歳代前半はごくあたりまえです。75過ぎになると少なくなってきますが、80過ぎの登山者は決して珍しい存在ではありません。で、中には年齢をまったく感じさせないほどシャキシャキ歩く人がいたりします。