豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

これからは山にも検定試験が必要な時代

2008年05月28日 | 遭難と救助について考える
埼玉県の秩父警察署で、なかなか面白いことを始めた模様です。

中高年登山者に全国初の検定試験
朝日新聞  2008年05月27日

引用
中高年登山者に「親しみやすいが危険も多い」秩父の山を知ってもらい、遭難を防ぐことが狙い。四者択一式で50問あり、40問以上正解の合格者には「認定証」が交付される。登山関連の検定は全国でも例がない、という。
引用おわり


これが「不合格なら入山禁止」だったら激しくツッコミを入れるところですが、もちろん不合格でも山に登れます。


記事の下には、中高年の遭難者について第一に「無知」と断言しています。まあ中高年に限らないよ、と個人的にフォローを入れておきますが、検定制度がきっかけになって山の知識を勉強する人が増えればいい感じではないでしょうか。

1級から3級まで設定されているようですが、もっとこまかく段とか設定したり、実技を取り入れたりなんかしてみるといいかも。中高年登山者にとって、百名山に代わる新たな登山の目標になるかもしれません。


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