poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

雪です…粉雪です…吹雪です

2014-02-08 20:26:57 | photoろぐ
十数年※ぶりの大雪だという。
昨日の仕事帰りに都知事選の期日前投票を済ませ、
私もこの土日は自宅に立てこもる心づもりをしていた。
そのあと立ち寄った大型スーパーで、びっくり!
肉売り場と野菜売り場の棚にほとんど品物がなくなっていたのだ!

大げさとも言える報道に、過剰に反応した善良なる市民たち。
40年前のオイルショックのときにはトイレットペーパーや洗剤が消えたが
この度は生鮮食料品が消えた。
これも生活を守るということなのだからと言えば、そうなのかも知れないが。。。

どうしたものかと食料品売り場を見回し、思い出したのは
2011年3月12日の同じ場所での光景。
あの地震の翌日、ようやく動き出した電車で帰宅する途中で
当座の食糧を調達しようと大型スーパーに立ち寄ったときの様子だった。
あのときと同じような空気の中で私は立ちすくんだ。

災害に弱い都市機能…私たちが暮らすこの社会がいかに脆弱なものかを
改めて思った。
※追記:翌日の報道によると “30年ぶり” の積雪量だったそうです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

予定通り自宅に引きこもって過ごした土曜日の夕方近く、
雪の積もり具合はいかがなものかと玄関ドアを開けた私の目に
こんなものが飛び込んできて、思わず “あらっ!” と小さく叫んだ。
そして、うれしくなった。
通路の大半が雪に覆われていたのも驚きだけれど
その上にこんなかわいらしい “あしあと” が残っていたのだ。

ヒヨドリだろうか。。。
冷たさにあわてて飛び立っていったのではないかとも思われる小さな足跡。
私たちにはまさかの大雪だけれど、彼らはどうなんだろう。
この大雪は想定外の出来事だったのか、それとも、そんなこともあるさ!…なのか。
どちらにせよ、小さな生き物の営みに敬意を抱かずにはいられない。

きれいに降り積もった雪だけれど、
月曜の出勤に備えて、明日は雪かきをしよう。

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2 コメント

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Unknown (Cafeの宿六)
2014-02-11 23:27:21
素適な写真と文 いつも楽しみに見せていただいてます。
スホイノカイダンではハンマースホイと云う画家を知りました。

また今回の大雪騒動で都市の脆弱性を教えられました
人が集中しているとほんの僅かな狂いで大事に。
自給できるものを何も持たない大都市の危うさは
食料、燃料自給率の極端に低い日本の危うさに・・・・。

近隣諸国を始め世界中の人たちと手を携えて進めますように。
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ホイ? スホイ? (Bocco)
2014-02-13 08:44:54
Cafeの宿六さま

共に手を携えて歩める世界にしなくてはなりませんね。本当に。。。

ハンマースホイの名は、ハンマース/ホイとするのが妥当かと思いつつも、音的な面白さからそれを無視してハンマー/スホイと勝手に呼んでいます。
しかし、少し調べてみるとハメルショイと表記されることもあるということなので、ハンマー/スホイも案外ハズレではないのかもしれません。
いずれにしても自分のいたずら心が少々後ろめたいです。
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