poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

感謝

2011-03-21 21:20:03 | 日々録
一人ヒトリノホンノ少シノ我慢デ解決デキルコトハタクサンアル
限ラレタ人ニ大キナ我慢ヤ犠牲ヲ強イルナンテトンデモナイコト
ミンナガ本気ニナレバ不可能モ可能トナル
今コソ本気ニナル時ナノダヨ

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あの時、私は九段下にいました。
遅い昼食の後、コーヒーを前に本を読んでいました。
すると、最初はかすかな揺れだったのが、次第に大きく、激しくなり、危ない!…と思った瞬間、「外の方が安全です!」というお店の人の言葉に押されてコートとバッグを抱え、靖国通りに飛び出しました。
その後もしばらく揺れは収まりませんでした。

その15分後、建物から出てきた大勢の人々の姿を横目に大妻通りを上り、国立劇場へ向かいました。
その日の公演が中止になったことを確かめ、とにかくJRの駅を目指そうと再び坂を下りました。
その時、思い出したのがいつも「市ヶ谷のインド」と呼んでいるGAYAです。
おそらく電車も動いていないだろうし、ともかく行動する前に正確な情報を得る必要がある…と思ったのです。
iPhone のバッテリーが少ないまま出かけてきたことも不安でした。



電車は翌朝まで動かず、余震も続いていたので、結局GAYAのお店に泊めていただきました。
そうでなければ、避難所を求めて一人さまよい、何とか避難所にたどり着いたとしても誰一人知る顔のない場所で心細い一晩を過ごすことになっていたでしょう。

地震直後の不安な夜を、こんなすてきな空間で大好きなインド布たちに囲まれて過ごすことができた幸運に感謝です。
そして何より、闖入者をつまみ出しもせず、温かく受け入れてくださった Yumi さん、akiさん、RuiさんはじめGAYA関係者の皆さまに心より御礼を申し上げます。
コメント
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