「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

武藤栄・東電副社長のエリート然とした「で、ございます」口調

2011年03月28日 17時04分41秒 | Weblog


福島原発で働く東電社員と関電工などの
下請け会社社員が、実に劣悪な環境で
働いていることが明らかになっている

作業員は常時400人ほどで
約1週間おきに労働を交代
作業時以外は、原子炉建屋から
数百メートル離れた「免震棟」と
呼ばれる建物を拠点にしている

食糧などが入手困難な状況で
一時は1日あたり1人に提供される
水の量は「1・5リットル入り
ペットボトル1本」
水はその後改善されたが
食事は朝、夜の1日2食で
朝食は非常用ビスケットと
小さなパック入り野菜ジュース1本
夕食は「マジックライス」と呼ばれる
温かい非常用ご飯1パックと
サバや鶏肉などの缶詰1つだけだという
下着など衣服も不十分で「着替えも難しい」
免震棟内は暖房が入っているとはいえ
夜間は毛布1枚づつしか与えられず
底冷えする中で眠っているという。

固定、携帯電話ともつながらない状況で
「作業員らは家族との連絡手段も断たれている」
トイレの水は確保されているが
「手洗いには水が使えず
 洗浄用アルコールを用いている」



そんな劣悪な環境で働く東電&下請け会社社員を
東電幹部は何故そのままにして置くのか
何故に人員と食料などの物資を投入しないのか

テレビの会見で武藤栄・東電副社長は
「~でございます」口調の、いかにも
エリート然とした物腰だが、現場の
劣悪な環境を知らないのか?
それとも、知っていて何も手を下さないのか

この未曾有の事故の処理を
下級社員と下請けに押し付けて
なおかつ、食料も満足に与えない
東電幹部の体質に激しい憤りを感じる
武藤副社長のエリート然とした口調に
その体質が現れているようで
彼をテレビで見るたびに
嫌悪感を覚えるのは僕だけか


コメント (2)
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