「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

必要ない「ACのCM」

2011年03月27日 07時18分11秒 | Weblog
 
今回の大震災で被災された人々の多くが
テレビを観る環境にない
なのに、テレビではタレントが
親が子供に言い含めるような口調で
「頑張ろう」「きっと復興できる」
「日本の力を、信じてる」などと
しつこくのたまわれている

彼らが被災地に行き、現状を見
親を亡くした子らの話を聞き
子供を流された親の涙を見た後に
全く同じ口調で、同じセリフが
言えるのかを知りたい

そもそも、そんなCMを作るACの感性を疑う
発想が安易で幼稚。マンガの登場人物の発想だ
あのCMを観て、大人が「その通りだ」と
共感すると思っているのだろうか
むしろ、薄っぺらな作りに腹立たしささえ憶える

あの説教じみたCMを作る
ACジャパン(旧公共広告機構)とは
一体、何を目的とした団体なのか

「広告を通じて様々な提言を発信し
 住みよい市民生活の実現を目指す」
と、HPの一面にある

立派な目的だ
しかし、前述のように
安易で幼稚な発想しかできない団体が
どんなに声を張り上げても
誰も聞く耳は持たない
偉そうな目的を掲げる前に
自らを“大人”とする自己改革をすべきだ
その第一歩として、スタッフ全員が被災地で
ボランティア活動をすべきと思うが…?

コメント
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