教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

半導体の歩留りについて

2010-09-17 00:02:46 | 科学
半導体屋さんの話をしたい。

企業Aの歩留りは99%だった。
企業Bの歩留りは80%だった。

企業Aの選別前の生産コストは150円/個だった。
企業Bの選別前の生産コストは100円/個だった。

さて、どっちが優秀な企業か?

企業Aの最終コストは151.5円/個。
企業Bの最終コストは125円/個。

企業Bのほうが優秀に決まっている。

企業Aは日本の半導体メーカーの考え方に近い。
企業Bは韓国の半導体メーカーの考え方に近い。

だから負けたような気もする。

しかし!

不良ではないが、ギリギリで動いているもの。
出荷時には不良ではなかったが、しばらく使っているうちにすぐ不良になるような潜在的不良品。
そういうのはどっちが多く含むだろうか。

そりゃあ企業Bのほうが多く含むに決まっている。
だからほんの少し安い事よりも高信頼を要求する産業用の用途には企業Bは採用されない。
たった26.5円をケチッたおかげで数千万円の機械が出荷してすぐに動かなくなったなんてことは許されないからだ。

これは個人でも同じことである。
少し安いからといってギリギリ動いているようなものを掴まされる確率が高いようなものは買うべきではない。
個人の場合には買いに行く手間の機会コストのほうが多額にかかるので、少し安いくらいでは選ぶ意味はない。
わたしはサムソンのメモリーの市場不良の多さを知っているからこそ、韓国製でなくなるなら喜んで割増料金を支払う。
そして日本企業のものを選べば、部品単体の性能としては期待以上のものが手元に来ている可能性が高まるのだ。

企業Aは自分の利益よりも顧客や顧客の顧客のことを第一に考えているといってもいい。
企業Bは自分の儲けにだけしか注目しない。
顧客第一主義は一概に儲けに直結するとは限らないわけだ。

どちらが倫理的に優れた企業か。
どちらが存続を期待されるべき企業か。

ババアとは褒め言葉

2010-09-16 00:04:28 | オタネタ全般
ババアとは何を指すか。
現代においてババアとは、かつて女の子だった得体の知れない生物のことを指す。
新鮮なレモンを刈り取ってきて、その果汁を絞りとってのこった、かつてレモンの価値があった生ゴミ、そういったものだ。
いわゆる別称である。

しかし!

我々のにおいてはそれ以外の意味において用いられるものだ。

現実世界においてババア呼ばわりされる歳のヤツにもババアは用いられる。
その場合には「本物のババア」という言い方が用いられる。
これは蔑称だ。

ところがこの「本物の」がつかないババアは全く意味が異なる。
二次元世界においては、ババアとはおおむね19歳から20歳ちょいくらいの女の子に用いられることが多い。
「本物の」がつかないババアはニセモノのババアであり、そしてニセモノの蔑称である。


これは単にこちら側の住人がロリコンだからではないのか?
どちらも単なる蔑称ではないのか?

それは断じて違う。

なぜなら!

このニセモノのババアに対して人は言う。
「ババア、俺と結婚してくれ!」
と。

これは言いえて妙なものだ。
本来なら生ゴミあつかいのババアに対して求婚とは。
だからこれは蔑称ではない。
ババアと呼んだ本人がそれを証明しているのだ。

ではババアとはどういう意味か。

おおむね19歳から20歳ちょいくらいの女の子に用いられることが多いとは先ほど書いたとおりである。

ババア呼ばわりされるキャラは誰がいるだろうか。

なのはさん19歳。
あずささん20歳。
ミーナ隊長19歳。

・・・そんなところかな。
(2X歳の小鳥さんはシャレにならなくなりつつあるのでババア呼ばわり対象からは外されている(笑)。)

すなわちこれは・・・

君はもう若くない。
もう無理して少女のように振舞う必要はないんだ。
俺はそんな君の姿をずっと見ていたいと思う反面、もう君のそんな姿を見ていられないとも思っている。
だからそろそろ終わりにしよう。
君の中にある少女とは今日でお別れを告げるんだ。
どうやってって?
そりゃあ、もちろん・・・
俺と結婚するからだよ。

・・・という意味なのだ。

これは紛れもない褒め言葉だ。
残りの人生すべてを賭して共にすごすことを宣言する最大限の褒め言葉だ。

ミーナ隊長がセーラー服のコスプレをしたときだって、
「ババア、無理しやがって・・・」
と、労をねぎらいつつ萌えるのだ。

こんな褒め言葉は現世には存在しない。
だから二次元はすばらしいのだ。

“My”アファリエイトやってみた

2010-09-15 00:01:47 | 経済/経済/社会




当blogではキホン的にはアファリエイトはやっていない。

仮に100人に1人がまちがってクリックしたとしよう。
1クリックあたり1円だったとしよう。
それでいくら儲かるか。
実は当blogだと1日2円くらいしか儲からない。

だったらblogの体裁が悪くなる分だけアファリエイトなどしたほうが損だ。
わたしはそう考える。



しかし!

blogの記事内でもいいからバナーをはりさえすれば2000円くれるというアファリエイトがあった。
なんという太っ腹な。

というか、それ怪しくないか?

当然だ。
わたしも絶対怪しいと思った。
しかし、その運営はNTT Communicationsなのだ。
日本のネット関連企業でいちばんカタギな企業だ。



ということで、おもしろいから試しにやってみることにした。
そのアファリエイトが上のヤツ。
(ちなみにこいつはクリックだけでの報酬は無いらしい)

サーニャちゃんに感動した

2010-09-14 00:02:32 | オタネタ全般


アルター
http://www.alter-web.jp/figure/10/06_4/index.html



ストパン・サーニャちゃんのフィギュア。

これがまた、なかなかに素晴らしい。
某氏を縞パン派から黒タイツ派に改宗させたサーニャだけのことはある。
その出来映えの写真については↓これなどを参照いただきたい。



foo-bar-baz
フィギュアレビュー,買い物記録,記事感想,その他戯れ言
アルター サーニャ・V・リトヴャク (ストライクウィッチーズ)
http://www.foobarbaz.jp/figure/review2010/f_alter_sanya/



まさにメカと美少女の到達点!
素足よりすばらしい黒タイツという圧倒的な戦力差!
これならば買って損したと嘆く漢など我が祖国には一人たりとも存在しないに違いあるまい。

しかし!

このフィギュアの真の出来の如何は更に高いところに存在したのだ!
パンツはいてないだと!?



ストパンでは、パンツのようにしか見えないズボンをはいて戦い、その代わりパンツごときシロモノなどはかずに潔くつとめる事が明らかとなっている。
まあ、それはよしとしよう。

ただ、サーニャの黒タイツは、はたしてそれに該当するんだろうか。
黒タイツを脱いで就寝中のサーニャは白いヒモパンをはいておられる。
実はサーニャだけは例外的に黒タイツの下にパンツをはいているのではないのだろうか。
・・・この疑問は常にストパンを見る者の頭の片隅に存在し続けた問題である。

だが、その疑問はこのフィギュアによってついに氷解したのである。



ノーパンに黒タイツでしかもミニスカート、なのに儚く大人しげな美少女。
これはどんなネウロイよりも恐るべき破壊力をもって我々の前に現れた。

フィギュアはパンツの造詣への熱意と魂で全てが決まる。
そう言わしむるすばらしい出来、そしてそれを完成させたアルターを称えたい。






追伸:

もっと過激なものも世の中にはあるようで。

メガハウス クイーンズブレイド P-6 千変の刺客 メローナ (クイーンズブレイド)
http://www.foobarbaz.jp/figure/review2008/f_mega_qb_mellona/

ネイティブ COLLET (コレット)
http://www.foobarbaz.jp/figure/review2009/f_native_collet/

AK-PCAP1(ネットブック風PDA)買ってみた

2010-09-13 00:01:02 | 科学


http://www.faith-go.co.jp/parts/detail/?id=140399



外でちょっと使う用にまともなキーボードがついたモバイルデバイスが欲しい。
前にもちょっとだけ書いたとおりだ。

しかしだね・・・

ネットブックほどまともにPCでなくてもいい。
スマートブックでいいけど意外に安くならない。
ポメラも単機能の割りにいい値段してイマイチ。
タブレットのはキーボードがないからダメ。
携帯でQWERTYキーボードがついてるヤツはキーが小さすぎてイヤ。

・・・というので良いものがなかった。

しかし!
あったのだ!!

ちゃんと持ち運べて、
ポメラ並みに安く、
スマートブックもどきな多機能さで、
まともなQWERTYキーボードがついているもの。

それが秋葉原のFaithで売っていたAK-PCAP1である。
なんと1万5000円弱で買えてしまうのだ。
見た瞬間、10秒だけ悩んで即買った。



これはネットブックではない。
そもそもCPUはARM9である。
OSはWindowsではなくWindows CEが入っている。

これはスマートブックでもない。
100BaseTや無線LAN(802.11b/g)はついているが携帯のキャリアとは繋がらない。

では何なのか?

帰ってネットで調べたら良いことを言ったヤツがいた。
これはネットブック風PDAなのだとか。
(ちなみに箱には「Choi PASO」(ちょいパソ)と書いてある)



これは意外に使える。
デスクトップのキーボードほどではないにしろミニノートサイズのキーボードはついているので、まともにタイプができる。
IEやらWordPadやらExcelやらPDF ReaderやらMedia Playerやら入っているので何だかんだできる。
PowerPointはないがPowerPointもどきも入っている。
ポメラほどではないが20秒くらいで立ち上がるのでストレスなく起動できる。

ポメラでもいいけど何だかなぁ~、と思っていたわたしにとってはこれでいい。
実際、前回のblog記事は買った帰りに書いたものなのだ。



しかし!

実は安いなりだ。
問題もいくつかある。

キーボードが細かいところがいろいろおかしいのだ。
アルファベットと数字はまともな場所についている。
しかし¥とか「」とかのその他のキーが変なところについている。
「る」が「ゐ」とプリントされている。
まともなキーボードだろうと思って買ったらたぶん腹が立つ。

OSはパチモンではないが、このご時世にWindows CE 6.0なので、生まれたときから既に時代に逆らっている。

スマートブックもどきなのに性能面でスマートブックに劣るところも少なくない。
CPUもARM 9の300MHzなので、スマートブックと比較したにしても貧弱だ。
まじめなスマートブックよりもガタイが分厚い。
スマートブックというとおこがましいほどバッテリーが持たない(持続3時間, スタンバイ4時間)。

Media Playerが入っているから動画も再生できる。
しかしまともには再生してくれない。
昔のYou Tubeサイズの低画質なものや、わたしの投稿したノベマスくらいフレームレートが低いもの、それくらいならまともに再生できる。
おまけにまともに再生してくれない(極端に紙芝居になる)だけならまだしも、全く再生しないものまである。

わたしは使う予定はないがメーラーもあるのでLAN経由でメールもできる。
しかしメモリーがオーバーフローするからこまめに削除することを薦められている。

同じマイクロソフト製品にもかかわらずFEPが何か違う。
「まる」としても「○」には変換できない。

外付けでマウスを付けられるのは便利だが、カーソルがヌルヌル動いてビミョーに使いにくい。



ひっくり返して空気穴から中を覗いてみた。
1608のチップ抵抗やチップコンデンサが多用されている。
実装密度もかなり低いから基板の層数も異常に少ないのだろう。

昨今のスマートフォンのように実装にカネかかったような作りとは正反対だ。
そりゃあ分厚くもなるし、そりゃあバッテリーの場所も確保できなくて持ちが悪いのも頷ける。



それでもいいなら買え!
だから安いのだし、わかってて買う分にはお買い得だ。

Jリートフェアに入ってきた

2010-09-12 00:02:28 | 経済/経済/社会




秋のJリートフェア2010にいってきた。

実は本来は行く予定はなかった。
しかし、今回は東京証券取引所で開催するという。
(注:「が」じゃなくて「で」なところがミソ)

なんだかおもしろそうではないか。
1度くらい入ってみたいじゃあないかい。
・・・ということで、とりあえず参加してみた。
実はREITはすでにもうこれ以上あんまり積み上げたくないくらいのけっこうなポジションを持っていて、むしろいつ売るかのほうにしか用がないかもしれないのだが。

東証の入り口でいきなり驚いた。
手荷物検査があるのだ。
飛行機の登場口なみの厳重さである。
まあ日本の隣には、かつて総理大臣(伊藤博文)を暗殺したテロリスト(安重根)が現在も英雄に祭りあげられているようなクソ国家(韓国)があるのだから、そういうところには手荷物検査はあってもしかたがないかもしれん。

REITには関係ないんだが東証の職員に聞いてみた。
「アローヘッド見学したいんだけど」
って。
そしたら
「アローズは見学できるからそれでガマンしてくれ」
と言われてしまった。
しゃあないか・・・。
でも、ニュースで東証が出るとき大概映されてる、あの丸いガラス張りのハイテクっぽい例の部屋が見れたのには満足。
ふだん東証に入れるのかどうか知らんけど、あんまり入ったことある人いないだろうなぁ・・・。

REITフェアのセミナーでは、割とあたりまえのことしか言わなかったので、さほど見入りがあるようなものではなかった。
でも、ブースで社員をひっ捕まえて何だかんだ聞いてみたのには見入りがあった。

だいたいにおいて
「資料を見る限りこれこれが不明瞭で現状どうなってるかわからんのだが、恐らくダメダメではないだろうから買いだ!」
と思っていた銘柄のところは、つっこんだ質問をしたにもかかわらずまともに答えてくれて、思ったとおり良くはないわけだが、でも納得できる状態であることは確認できた。

ところが、
「おい、これはダメだろ、こんなもの買えるか!」
と思っていた銘柄のところは、聞いたらしどろもどろになってやっぱりダメなんだと肌感覚で理解できた。

あと、不動産市況みたいなのは実際にその仕事しているヤツらでないとわからん部分はあるので、そういうところも個別に聞いて回って参考になった。
ただこういう質問は
「ざっくりどうなってんの?」
みたいに聞いてもダメで、
「これこれの市況は外部から見るとこれこれに見えるのだが、それに対し実際に運用者の立場から見て現状どう思うか」
みたいに具体事例にまでつっこんで聞かないと相手も答えに困るようだ。

今回のフェアは見入りがあったかというとビミョーなとこだが、東京証券取引所の見物も兼ねたと思えば、まあいいんじゃないでしょうか。






1時間後追記:

アローズの写真を追加。
拝借先は下記の公式サイトより。
http://www.tse.or.jp/about/arrows/

作者の気持ちシリーズ

2010-09-11 00:11:51 | 経済/経済/社会
『問 : この時の作者の気持ちを答えなさい』

よく国語の問題でありそうな文章である。
子供の頃わたしはこの問題にマトモに答えられた記憶がない。

都市伝説だが、ホントに作者にインタビューしたところ、
「締め切りヤバスwww」
だったからというのでそのまま宿題に書いて提出したのに、バツをもらって返ってきたという話まである。
作者の気持ちシリーズが出題された場合には作者の気持ちを正直に答えると不正解になるという、大変に難易度の高い問題なのだ。

では、小説を執筆している最中においての作者の気持ちというのは本来どういうものなのだろうか?



小説ではないが、わたしはノベマスの投稿者でもある。
で、そのわたしがシナリオを書いているとき何を思うかというとだね・・・。

ある日突然、脳にネタが思い浮かび、そこからすごい勢いで話が展開していく。
小説の世界ではこれを「神が降りてきた」という。
そこでは神が自分とは無関係に勝手にネタを持ち込んでくるので、感覚的には自分自身では何も考えていないような感じになっている。
あとでテキストエディタでシナリオを打ち込んでいる最中となると、脳のなかにあるものを転写していくだけの完全なる作業工程になり、そこでもやっぱり何も考えていない。
書いている最中に神が続きを知らせにやってくることもよくある。
偶然にも話が完結するところまで転写が進めば1本のシナリオになる。

・・・つまるところ、ようするに無心。
恐らくそれが本質的に正しい答えだと思う。

だから
「この時の作者の気持ちを答えなさい」
という問いには答えは存在しない。
何かしら答えを書いた者は全て間違いで正しいのだ。

この作者の気持ちシリーズの問題の製作者は何を思って問題を作るのだろうか。
実のところこいつは小説など1度も書いたことがないような単なる読む専のヤツなのではなかろうか。

もしそうだとしたら、
「おまえが作者の気持ちを答えろと言い出すなど片腹痛いわ!」
とでも言ってやりたい。

GONZO株主優待が来た!(2010年版)

2010-09-10 00:00:23 | オタネタ全般
今年のGONZOの株主優待が来た。

今年の優待はブックカバー。
去年みたいにアニメのDVDはくれないようなのだ。
まあ金ないなら少々のことはやむを得ないし、DVDの在庫がはけて配れるものが無いのだとしたら、それはそれで喜ばしいことだ。



“株主の皆様へ”の紙を見ると、なんでも

> 来年放映予定の新作アニメ作品のキャラクター原案入りGONZOオリジナルブックカバーを進呈させていただきます。

とのこと。

でも作品名も人物名も書いてない。
文字はたった

> GONZO
> Ilustrated by Range Murata
> NOT FOR SALE

しか書いてない。

あと人物画が1つ。
暖かそうなアジア系民族衣装を着た少女・・・かなぁ。



とりあえずあるだけの情報から推測してみよう。

これは村田蓮爾氏のイラストである。
ラストエグザイルのキャラデザの人だ。
そしてラストエグザイルの続編と思われる企画がGONZO社内で進行している。

ということは・・・。
ラストエグザイルの続編は例の中国向け新作アニメと同じものだという可能性が出てくるわけだ。
暖かそうな服を着ているということも、ラストエグザイルのヴァンシップのような飛行機乗りにふさわしいわけで、これもまた推論を補完してくれる。



さらに妄想を膨らませてみる。

ラストエグザイルの最後では、よその星から亡命して来たことが示唆されている。
だからexile(亡命)と銘打ってあるものと思われる。

さてこのアジア系民族衣装。
本来ラストエグザイルの世界にはそのような衣装を着る人々は出てきてはいない。

だからこの民族衣装をまとう新たな国が参戦してきてどうのこうの・・・という展開もありうる。
というか、それが普通の推論かな。

だが、ここは1つ別のことを予想してみようではないか。
実は、ラストエグザイルがあの星に来る前の地球の話が本作品の舞台なのではなかろうか?

ラストエグザイルの続編用とおぼしき新型ヴァンシップは既にデザインされているという裏はとれている。(※1)
ひょっとするとこの新型ヴァンシップは、世界で最初に造られたヴァンシップという設定が付与されている・・・なんてこともありうるのではなかろうか。



こいつは楽しみだな。



【※1 新型ヴァンシップ】

個人就活ブログ
【GONZO/未確認】新型ヴァンシップ?ラストエグザイルのこと?
http://japanimation.blog72.fc2.com/blog-entry-489.html

人生相談ほどくだらんモノはない

2010-09-09 00:01:49 | 経済/経済/社会
TVやらラジオやらで人生相談はよくある。
大概は
「夫が○○で困るんですが、私はどうしたらいいのでしょうか」
というものだ。

しかしだね・・・



どこが気に入らんのか伝えなさい
相手は改善してくれそうですか?
 [Yes]→おわり
 [No]→次へ

ガマンしてもいい程度ですか
 [Yes]→おわり
 [No]→次へ

別れなさい



どんなものでも↑これでカタがつく。
それ以上に何を悩み、何を人に相談しようというのか。

しかし!
1つだけ、これでカタがつかない相談がある。

その理由は1つしかない。
今すぐにでも別れたいほどに夫が大嫌いなのに、自分に生活能力がないので別れたらのたれ死んでしまうから別れたくない。
・・・ただそれだけでしょ?

そんな人生は最悪だ。
当の本人にとっても、夫にとっても最悪だ。

誰かに依存して生きるとは、そういうトレードオフを許容した代わりに、のたれ死ぬリスクを下げるという事だろう。

豊かすぎる祝福のカンパネラの世界の謎

2010-09-08 00:36:23 | オタネタ全般


http://windmill.suki.gr.jp/product/campanella/world.html



祝福のカンパネラで描かれる剣と魔法のファンタジー世界。
この世界は異常に豊かすぎる。
・・・常々わたしはそういう疑問を持っている。



現代において我々が豊かなのには理由がある。
石油などを動力機関の燃料とすることで、本来非常に高コストとなる人力の作業のかなりの部分を代替できたから、人件費として上乗せで支払っていた物価が安くなった分だけ豊かになったのである。
現代において人力車で隣の県まで行こうとしたらそれこそ十万円以上も取られることになると思われるが、でも電車でいけば1000円程度で済むという意味だ。

古代ではどうか。
古代でも高コストとなる人力の代替が行われる環境にあった場合は豊かだった。
ようするに奴隷である。
古代ローマが庶民でも豊かだったのは、近隣諸国から金品と労働力を強奪し奴隷として働かせていたから豊かだったのだ。

祝福のカンパネラの世界ではどうか。
化石燃料を動力源として使えるほどの文明は有してはいない。
奴隷の存在も見られない。
日々プラプラして大して熱心に仕事をしているフシもなく、にもかかわらず比較的生活にゆとりがあるようにも見える。

なにかがおかしい。
この世界は異常に豊かすぎる。
・・・そう思うのはわたしだけではないだろう。



この世界と現実の古代世界が違う点はいくつかある。
公式サイトからIntroductionを引用してみたい。

> 舞台は海に囲まれた都市国家。
> 世界中から商人と冒険者が集う国。
> "世界の宝物庫"と呼ばれ、無限の可能性を秘めたこの町で、
> 多くの人々が夢を抱き、今日も生きている。
> これは、ある冒険者とユカイな仲間たちによって繰り広げられる、ちょっと不思議な物語。
http://www.mmv.co.jp/special/campanella/story.html

これを見ると貿易によって豊かになったかのようにも見える。
上空写真からも、沿岸のかなりの部分が港になっていることがわかる。
モデルケースは古代フェニキアだろうか。
しかしそれは主たる要因ではない。
それも奴隷という労働力あってのものだからだ。

もう1つキーワードがある。
"世界の宝物庫"と呼ばれることだ。

この世界では晶石の存在がある。
この晶石を使うことで動力機関を動かすことができる。
きっとアニエスの操る人形の関節も晶石を燃料としたアクチュエーターになっているに違いあるまい。
(現代だったらハーモニックドライブでも使うのだろうけど、どうやっているんだろうか。まあそれはおいといて・・・)

では。
このエルタリアは地下資源として晶石が産出するから豊かなのだろうか。

それも違う。
晶石をとりに隣の国の大陸にいき汽車で移動するシーンが何度も出ているからだ。
エルタリアには地下資源など無いと考えるのが妥当である。
むしろあったらあったで他国から侵略を受けるに決まっているし。

そこで考えられることは1つ。
晶石そのものは大した希少性があるわけでも何でもない。
恐らく、晶石を動力機関として使える技術力に価値がある。
主人公のレスターがやっているような、晶石を使った工業製品にこそ価値があるのだ。

晶石を使った工業製品はこの国でしか作れない。
それを諸外国に輸出して対価を得る。
その結果豊かになった。

仮に他国がその豊かさに目をつけて侵略しようにも、圧倒的なテクノロジーを誇る晶石駆動兵器の数々や、カネにあかせて世界中からかき集めた超古代兵器の数々と対峙すると思うと、誰だって怖気づいてしまうのは仕方あるまい。
古代世界においても、当時ダントツで世界最強だったラムセスII世率いる古代エジプトと辺境国ヒッタイトは製鉄技術があったからこそ互角以上に渡り合えたのと同じリクツである。
だからこそ(国防上では大変有利な地形にあるとはいえ)都市国家という小国にもかかわらず平和を維持できているのだ。

ひょっとすると、レスターが作る晶石製品にこそ真の価値があり、レスターにとっては金持ちの道楽で冒険者家業も兼任しているのかもしれない。
この作品は、諸外国に対し圧倒的なテクノロジーを有することの有用性をそこに暗に示してくれたのかもしれないとも思う。



我々技術屋は諸外国に対しテクノロジーで優位に立ち続ける義務がある。
だからこそ理系ばなれは非常にまずい。
今の日本は、やっかいだから晶石工学を学びたくないという学生が大勢いて、晶石テクノロジーについての優位性が失われつつある落日のエルタリアなのだ。

文系には理系ばなれが進みすぎないように制動をかけるようお願いしたい。

半導体製造装置メーカーに元気がない

2010-09-07 00:00:00 | 科学
最近、半導体製造装置メーカーに元気がない気がする。

かつて世界最強だった東京エレクトロンはAMAT(アプライド・マテリアルズ)に首位を明け渡してしまった。

ステッパーしかり。
かつて市場を2分していたニコンやキャノンは、今や合計してもASMLに及ばない。

テスターは微妙。
たぶんアドバンテストはテラダインといい勝負しているんじゃないかと思う。

ダイサーやグラインダは平気かな。
ディスコは当面最強でいられる気がする。



かつて日本の総合電機メーカーがこぞってDRAMから撤退し、
「つぎはSoCだー!」
とこぞって全員が同じことを言い始めた頃。
既に皆、根拠はないけど薄々は日本の半導体は長期的に低迷しそうだと感づいていた。
そして残念ながらその予想は当たってしまった。

かつて世界最強だったNECは日立と三菱をあわせて(ルネサスになって)も4~6位くらいにしかならんのではなかろうか。
SiCのような変り種はともかくとして、いまや最先端の微細CMOSプロセスを自前でやると公言するメーカーはほとんどない。(東芝とエルピーダくらい?)

つぎは半導体製造装置もそうなってしまうのだろうか。
まだ弱音を吐くほど悪くはないが、なんかイヤな感じがする・・・。

失業とアンパンマン

2010-09-06 00:01:04 | オタネタ全般
『アンパンマンの行く末はダメパンマン』

これは二次創作においてのコンセンサスとなりつつある推測である。

アンパンマンの世界にも、きっといつかは争いも暴力もない世界が現れると皆が信じている。
アンパンマンの真のあるべき世界とはそういうものだ。

では。
その平和が訪れたアンパンマンの世界において、仲間たちの行く末はどうなるのだろうか。



カレーパンマンはまだ見ぬ世界を夢見て外世界へと旅立った。
ドキンちゃんは一人の恋に生きる女として生まれ変わった。
しょくぱんまんはリア充としてヒーローではない別の人生を謳歌している。
ジャムおじさんはかつての平和な時代と同様にパンを焼いて暮らしている。

多くの者たちは、かつての凄惨な正義と悪の代理戦争の時代を乗り越え、自分たちの幸せを見つけようとしていた。

しかし!
たった1人だけ、そこから変わることのできなかった者がいた。
アンパンマンである。

その世界では、アンパンマンはかつて自分が世界を救うヒーローとなって戦っていた自分にとっての栄光の時代を日々反芻しつつ、そしていま何もできない自分に憤り、また腐りはてて何もせずただブラブラと生きていた。
誰となく、ひとはそれをダメパンマンと呼んだ。



・・・とまあ、こんな具合に二次創作されることが多い。

マクロ経済でいうと、これは典型的な構造的失業である。
構造的失業とは、移りかわる社会においては成長産業と衰退産業が常にあり、衰退産業の労働者が成長産業へと転職するまでに一時的に失業しているというたぐいに分類される失業のことを指す。
100年前にいた馬車の運転手が全員失業したのも、ネットの普及により証券の店頭販売が減少しているのも、この構造的失業で説明がつく。

バイキンマンがいなくなった未来。
そこでは外敵から国民の財産を守るという防衛産業が衰退した。
それによりアンパンマンは失業したのだ。
構造的失業とはそういうことだ。

では二次創作では、なぜアンパンマンだけが職がないままとされているのか。
しょくぱんまんやカレーパンマンはなぜ新たな職を見つけているとされているのか。

これについては特化により説明をつけることができる。

どんな人でも、どんな企業でも、どんな国でも、得意なことと不得意なことがある。
得意なことも不得意なことも全て自分で手広くやっていたら埒があかない。
不得意なことは人にまかせ、自分は得意なことに専念したほうが良い。
そのほうが自分も儲かるし、社会全体としても最も効率が良くなる。
資源もなく土地もない日本が加工貿易に特化してこれまである程度の成長を収めたのもこれにあたる。
電子系に少々の知識のあるわたしが道楽で電験2種をとったのも、特化したほうが費用対効果(学習の困難さ 対 社会的なハク付け)が高いと判断したからでもある。

では。
アンパンマンの世界ではどうか。

アンパンマンは誰よりも特化した。
正義の味方という職業に特化した。
だからこそ他のどんなヒーローたちよりも成功した。

しかし!

正義の味方という職業が不要になった未来。
そこでのアンパンマンは、誰よりも無能な人物となりはてていたのだ!

このことは何を意味するのだろうか?

これは決して特化がいかんという事を意味するのではない。
特化しなければ自由競争には勝てないからだ。
アンパンマンの世界においても、専業の職業で正義の味方を勤めることのできる人物は恐らく、しょくぱんまん, カレーパンマン, アンパンマンのたった3人しかいない。
他のヒーローたちは正義の味方という職業だけでは食べていくことができないのではなかろうかと、わたしはそう推測している。

アンパンマンはどうすべきだったのか?
他のヤツらとは何が違ったのか?

それは職種の構造転換を拒否したことに原因がある。

アンパンマンは正義の味方という世界で誰よりも成功した。
誰よりも成功したからこそ、正義の味方という職業からの転換に誰よりも躊躇してしまったのだ。
正義の味方だったアンパンマンは、ジャムおじさんといっしょに地味で慎ましくも安寧にパンを焼いて暮らすという人生の選択ができなかったのだ。

だからダメパンマンとなった。
これは必然である。
わたしはそう推測している。



アンパンマンにとっての選択は何が最適なのか?

正義の味方というかつての栄光は決別できなければ先には進めない。
そして、たとえばジャムおじさんといっしょに地味で慎ましくも安寧にパンを焼いて暮らすべきなのだ。
それが模範解答だ。

しかし!

もう1つ、解答がある。

アンパンマンは強い。
どれくらい強いかというと、敵対民族バイキンマンに対しほぼ100%近い勝率をおさめる防衛能力を誇るほど強い。

ということはだね・・・。
アンパンマンはバイキンマンと同じ道を進めば良い。

バイキンマンより強いアンパンマンがバイキンマンと同じ道を選択すれば、バイキンマンよりも大きな成功を収めることは容易に想像できる。
こんどの敵はバイキンマンではなくアンパンマンだ。
しょくぱんまんやカレーパンマンが2人がかりでもアンパンマンには勝てないかもしれない。
兵站(顔の補充など)さえしっかりしていればアンパンマンは無敵の侵略者になりうる、いや、無敵の侵略者に最も相応しいのだ!



さあ立ち上がれダメパンマン!
我々にダメパンマンではないところを見せてみよ!!
君を無能あつかいした国民どもに憎悪の鉄槌を下してやれるのは君だけなのだ!!!

アグネスの団体が一般人を恫喝

2010-09-05 00:01:19 | 経済/経済/社会
一般人を相手にした"恫喝"?  日本ユニセフ協会批判サイトが訴えられた!
http://news.livedoor.com/article/detail/4988496/



アグネスがまたやらかした。
こんどは一般人のwebサイトが気に入らないからといって裁判おこして数100万円を損害賠償で分捕ろうというものである。

最近のアグネスはイマイチ評判がよろしくない。
いや、大変評判が悪いと言ってもいい。
いくつか例を挙げてみようか。



・観光地のソマリランドに行ってきたにもかかわらず、遺書を書いてソマリアに行ってきたと言いはなつとか(よく、韓国に行ってきて北朝鮮に行ってきたというようなものと例えられる)。
・常識的にありえないような霊感商法の通販を営んでおり、それを指摘されたら知らなかったといい訳するとか(実姉が商品企画して夫の会社で販売し自分が宣伝しているから、知らなかったのいい訳は通用しない)。
・しかもそれは腎臓を病んでしまうような食用に適さないモノだったりとか、広告方法が薬事法違反だったりとか。
・統計的に減少している未成年への性犯罪を根拠もなく「増えているんです!」と言い、自らの主張の根拠としようとするところとか。
・俺様は子供の見方だ!というツラをしているにもかかわらず、自分の祖国(中国)のことになるとカンペキなまでにノーコメントを貫くとか。
・国連の機関であるユニセフ東京事務所は別にあるにもかかわらず、民間団体の日本ユニセフ協会というものを立ち上げ、寄付金の20%を経費流用しているとか。
・非実在青年の件で極めて過激な発言を繰り返しているところとか。
・ついでに、慈善活動家というには相応しくない成金趣味の自宅をお持ちだとか



ネット上で書かれていることの中には根拠のないものもままある。
とはいっても、霊感商法をしていたことやごまかしでソマリランドに行ってきたことは紛れもない事実なのだ。
そしてそれを個人のwebサイトで指摘されると、こんどは逆ギレして裁判ざたにして金銭を請求しやがる。

これは慈善団体のすることではない!



ケーキバイキング・アラモード~名古屋地区のケーキの食べ放題情報満載
http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/



今回訴えられているのは↑ここの石原氏だ。
しかし中身を読んでみたらわかるように、web上でよくあるような単なる人格批判に終始するような程度の低いようなものではなく、それなりにちゃんとした論調で書かれている。

例えば、大々的に薬事法に違反した記載をしている上に食用に適さないモノを霊感商法で売りつける行為に対して「詐欺行為同然の悪徳ビジネス」と批判しており、それも訴状に記載されているわけだが、いったいそれの何が間違っているというのだ。



これからは当blogも反アグネス・反日本ユニセフ協会の立場に回る事を宣言する。
そもそも我々のような二次元愛好者は主義主張的にアグネスと強い対立関係にあるわけで、わたしがその方面で語るとやりすぎになる恐れもあり今まで書かなかったわけだが、氏のなす事はその主義主張を超えて批判されてしかるべき行為と受け取った。

かつてアグネスが若かった頃にファンだった人たちは、最近の氏の行いを知ると酷くガッカリするだろう。
善意を語りつつも定期的に汚名を挽回しつづけるその大変残念な姿勢は改めていただきたい。






翌日追記:

> 中国では昔から霊芝が5種類集まると死なないと言われていました。
> 飲むと元気になる気がします。

薬事法に抵触しないギリギリセーフなコメントに変更して再販売はじめやがった。

blogのもくじ13

2010-09-04 00:00:16 | もくじ
前回のもくじから50件くらい増えたのでもくじを追加した。



blogのもくじ13
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100904

スマートブックはダメなのか
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100903

物理と数学の必要性 と おっぱい
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100902

ロリコンはどこから病気なの?
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100901

コピー機のケチが裏目に出た話
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100831

結婚相手への妥協は何を意味するか
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100830

宴の後で(理工学m@ster祭り)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100829

[投稿]おっぱい工学講座 第1話 (追伸)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100828

[投稿]おっぱい工学講座 第1話
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100827

二次元へ行くだけの覚悟はあるか
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100826

昨今のエアコンと左翼
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100825

「ロケットおっぱい」とは? (科学的考察)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100824

「パンツはいてない」とは?
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100823

悪魔よばわりもイロイロ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100822

唯一重力に負けない奇跡のおっぱい
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100821

80000HIT記念♪
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100820

売ったものを略奪だから返せという韓国
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100820

ちょっとした大失態
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100819

最近の理系の評判
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100818

祝福のカンパネラの声優って・・・
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100817

パンツの好みで、好みのタイプが解る!
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100816

デュアルカレンシー債 高すぎるわw
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100815

片付けることの愚かさ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100814

エイラ「当たらなければどうという事はない」
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100813

アメリカはドル安を許容するのか?
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100812

初犬(18禁アニメ)に萌える
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100811

ひだりは成長しなくていい
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100810

GONZOの株主優待が心配になってきた
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100809

半導体の歩留まりが100%にならない理由
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100808

なぜ我々は非処女を嫌うのか
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100807

ジャンクション温度Tjとは何か?
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100806

コップ半分の水 と おっぱい
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100805

個人投資家って情弱が多いのだろうか
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100804

ブレイクブレイドのヒロインって・・・
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100803

ねむい・・・
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100802

ドラクエM@STERを見よう!
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100801

アップルの動向がおもしろい
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100731

最終兵器ジェットエンジンが来た!
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100730

半導体プロセスの都市伝説 3本
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100729

虚数霊 2巻 やっと出たか!
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100728

貧乳派を分類してみた
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100727

必ず死なすっ!!(エスプガルーダ2)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100726

高校無償化と差別問題
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100725

へんな歯医者
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100724

二次元への恋は人を成長させる…かも?
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100723

不健康生活のすすめ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100722

見えないところに命を吹き込むフィギュア職人魂
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100721

blogのもくじ12
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100720
(本もくじ記載分よりさらに古い記事のもくじは↑これ参照)

もくじ一覧はこちら

スマートブックはダメなのか

2010-09-03 00:06:41 | 科学
「次はスマートブックだ!」
と、去年の今ごろ一部で騒いでいた。

スマートブックとは、スマートフォンとネットブックを足して2で割ったようなシロモノである。
中身は携帯のつくりを流用し、外から見るとフルキーボードがついていてノートPCのような、そんなものだ。
一般的にはARMコアのプロセッサとAndroidのようなタダOSを組み合わせて作られる。

なかなかおもしろそうではないか。
わたしも外でblog記事を書いたり何なりして遊ぶのに、こういうのを1台欲しいと思っていたところである。

似たようなものとしてフルキーボードがついたスマートフォンは世の中にはたしかに存在する。
しかし、あのサイズのキーボードでまともに文章を書けというほうが無理がある。
ポメラもポメラで単機能の割りにいい値段してどうなのよ、というところだ。
だからやはりスマートブックが良い。



で、実際どうなのか?

ぼちぼち製品化はされてきている。
さわいでいた夢物語が実際に製品化されたという意味では大変喜ばしい。

ところが・・・。
売れているようには見えない。

なぜ売れないのか?

理由は2つ考えられる。

1つ目。
市場の読みを間違えた。

スマートフォンとネットブックを足して2で割ったようなシロモノという市場を、まるごとiPadに取られてしまったという仮説。
ノートPCのようなものを目指していたスマートブックという概念自体が正しくなかったのかもしれない。

実際、IntelもAtomの使い先としてタブレットPCを推すようなプレゼンを繰り返している。
これはAppleを意識してのことなのかもしれないが。

2つ目。
高い。

秋葉原をちょっとウロついて見てみた。
たしかにスマートブックはいくつか陳列されてはいる。
やはりQualcommかFreescaleかNVIDIAのARMコアのプロセッサとAndroidというのが定番のようだ。
そして機能面からすれば明らかにパソコンと言ったら誇大広告だと思うのだが、なぜかパソコンと銘打って陳列されている。

そこで売り場の周りの商品と比べてみる。
なんと最安価格帯のネットブックと1万くらいしか変わらない。
意外にスマートブックは安くないのだ。

それくらいの違いだったら、スマートブックなど買わずにまともにWindowsが動くネットブックに目がいく。
現時点では単にバッテリーの持ちが良いパソコンまがいでしかなくなっているのだ。

ライセンス料の高いWindowsは外した。
やたらハードのリソースを消費するWindowsは使わない。
だから安くないと・・・と思ってしまう。
そうなっていないのは残念極まる。
キーボードなしスマートブックと言えそうなiPadもいいかげん安くないので、そんなものなのかもしれないね。



Micro$oftのほうはともかく、わたしは別にIntelに悪い印象はないのだが、ARMコア+Androidでのスマートブックに市場があってほしいと願っている。
ARMの株主なものなんで(笑)。