教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

半導体プロセスの都市伝説 3本

2010-07-29 00:04:24 | 科学
以下の話は単なる都市伝説であって、ウワサの出所はまったく知らんので注意よろしく。



【1】
むかしむかし、ある半導体工場でのお話。
何をどうやっても不良率が下がらないという不可解な現象が現れたそうな。
原因を調べていった結果、どこからかNaイオンが混入していて、それが原因だというところまで突き止めた。
しかし、どうやってもNaの混入経路がわからない。
ガラス管を交換してもダメだった。

ところが、ひょんな事から原因が判明した。
じつはこれ、オペレータのオバチャンがウェーハをつかむピンセットで頭をカキカキしている事が原因だったとか。



【2】
むかしむかし、ある半導体工場でのお話。
不良率が定期的に激増するというという不可解な現象が現れたそうな。
原因を調べていった結果、どうもパーティクル(微細なゴミ)が原因ではないかという疑いがもたれた。
不良率といろんなものの相関をとっていくと、とあるオペレータのオバチャンがクリーンルームに入ったときに不良率が激増する事をつきとめた。
じつはこのオバチャン、化粧が異常に濃くて粉噴いて歩くようなヤツだったとか。

上司は速攻でクリーンルームに入るヤツは化粧禁止だと通達を下した。
しかし、そのオバチャンに
「化粧を禁止するなんて差別よ!」
と逆ギレされてしまい、訴訟問題にまで発展したらしい。



【3】
むかしむかし、ある半導体工場でのお話。
あるウェーハで作るのにしくじったものは通電すると光を発するというモノがあったらしい。
光ったウェーハは
「こんなもん使い物になるか!」
といってポイポイ捨てていたそうな。

しかし。
ウェーハが光るというのは実はLEDの走りだったわけだ。
そのまま光った現象の解析を進めていれば、LEDの分野で歴史に名を残せていたに違いないわけだ。

世の中にはそういう事で悔やんでも悔やみきれない悶々としたものをかかえている年寄り技術者がどこかにいるそうな。