教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

モニタはワイドとノーマルとどちらが得なのか

2010-06-30 00:05:18 | 科学
モニタはワイドとノーマルとどちらが得なのか。

ある意味、永遠のテーマでもある。
個人的には大して悩まずにエイヤで買っちゃえばいいんじゃないかとも思うが。



そうはいってもだね・・・。

本質的にはどちらが得になるのか。
それを数学的に検証してみた。



モニタの縦横比を記してみる。
ノーマルは4:3。
ワイドは16:9。

モニタのインチ表記は対角線上の長さを意味する。
したがってインチ表記で正規化して比べる必要がある。

対角線の長さが1になるようにモニタの縦横比を正規化する。
ノーマルは0.8:0.6。
ワイドは0.87:0.49。

さて、面積はどうなるか。
ノーマルは0.48。
ワイドは0.427。
その比は1.12となる。

これは何を意味するか。
同じインチサイズかつ同じ値段であれば、理論的にはノーマルのほうが12%ほどお買い得になるということだ。
逆にいえば同等品を買おうとしてもワイドのほうが高くなりがちだという事だな。

べつにこれくらいなら、どっちでもいいくらいだよな。
何十万円もするような高額なモニタを買うなら話は別かもしれないけどね。

ドリーミーシアターがエロいらしい

2010-06-29 00:04:29 | オタネタ全般


http://miku.sega.jp/dt/



初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター がエロいらしいと世間で評判なようだ。
さっそく見てみようではないか。



【初音ミク】 おっぱい検証 partⅠ 【ドリーミーシアター】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11185480

【初音ミク】おパンツ検証2【ドリーミーシアター】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11185927

巡音ルカ Project DIVA ドリーミーシアター dear cocoa girls
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11182755



これはエロい(笑)。
いやもう、これでいいじゃん。

我輩でなくても、そこいらのエロ写真やAVなんかより、このドリーミーシアターのほうが扇情的だって言うだろ、これなら。
最近はMMDのモーションデータもすごい勢いで進化しているし、もうこれならわざわざ金出してAV女優雇って実写で撮影する意味は無くなるな。
もうあと数年もしたら、実物の女の裸の価値なんて、せいぜい触れるくらいのメリットくらいしか残らない時代が来るかもね。

女「最低貯金500万は必要」

2010-06-28 00:01:40 | 経済/経済/社会
女 「年収200万円のフリーターなんて論外、最低貯金500万は必要」
http://blog.livedoor.jp/ba_ro_www/archives/51565583.html

> 貯金額は、「結婚式に300万~400万円くらいかかるとすると、それに新生活を始めるのに必要な費用を加えて、500万円くらいほしい」(Yさん)。ほかの3人も、「それだけあれば安心できる」とうなずいていた。



これは酷いわ(笑)。

貯金が500万円なのに結婚式に300万~400万円くらいかけるとか言い出すようなヤツには、自分の財産は絶対に預けられん。マジで。

結婚後の生活を気にするなら、
「500万円あれば住宅ローンの頭金にあてても何とかなるわね」
とか、
「私は500万円用意できるから、同じ額を用意できるくらいの甲斐性もちなさい」
くらいに言うべきではないかね。



> こっそり貯金しておいて、プロポーズのときに巨額の通帳をどーんと見せるのもオススメだ。



よーくわかった(笑)。

別口座を用意し、50万円くらいの中途半端にリアルな額を入れておいて、
「今これだけしか無いけど、俺たち愛があれば乗り越えていけるよね」
とプロポーズするべきだ。
それで承諾してくれる女でないと結婚してはならん。

そう理解した。



>「結婚でいちばん大事なのは愛」(Kさん)という声には、ほぼ全員が共感。



これはオチとして用意した一文ですよね?

号外発行に思うこと

2010-06-27 00:03:36 | 経済/経済/社会
都内を歩いているとき、号外を配っていた。
受け取ってないから中身は知らんが、きっとサッカーでデンマークに勝ったってぇ事だろう。



そもそも号外とは、何が目的で発行されるのだろうか。

新聞社の宣伝目的だろうか。
新聞社の使命感からくる道楽なのだろうか。

そんなことはどーでもいいんだが。



ふと、かつてわたしが学生だったころを思い出した。

このタダで配っている号外をもらおうとした時のことだ。
その頃は朝日新聞だけは絶対に号外をくれなかった。
今はどうかしらんがね。

仮に宣伝目的だとしたら、新聞代を払う身分ではない学生にはやらねえというのは理に適っている。

しかし!

朝日新聞だけは絶対に号外をくれなかった事を未だに憶えられているというのはいかがなものか。
学生にわたさずにコストをケチるという行為に、超長期にわたり潜在読者の心象を悪くするに見合うだけの価値が果たしてあったのだろうか。



せっかくやるんだから、そんなケチ臭いことはやめてはいかがだろう。

程度問題でいうと、外食屋で客の食べ残したパセリを再利用しているのが客にバレたのと同じくらいアホな事例ではなかろうか。

GONZO株主総会にいってきた(2010年版)

2010-06-26 00:01:18 | オタネタ全般
今年も有休とってGONZO株主総会へ行ってきた。
休みとれるかどうかかなりビミョーで危なかったわけなんだが。

そこでの事をここへ記したい。

なお、株主総会の硬っくるしい会話をそのまま転載すると読んでも面白くないので、フランクな言いまわしに勝手に変えるなど多少の変更を加えつつ記すことにする。
そもそも一言一句を記録するのはムリなので、要点だけだいたいそんなもんだというくらいで見てほしい。



問「社員50人も減ったのはグラフィニカに移った人の分だよね?」
  ↓
答「そーだよ」
  ↓
問「だから場所が余ったから移転するんだよね?」
  ↓
答「いままでグラフィニカに間貸ししてたんだけど、場所あまっちゃったしね」
  ↓
問「去年の株主総会でさ、(グラフィニカに移った人の職場はノウハウを残すために)社内に残すんだって言ってたよな。でも出てっちゃったよな。去年と言ってること違うじゃねえか! どーすだんだよ!」
  ↓
答「実はグラフィニカが5月に移動した先と同じビルに移転するのさ。うちは製作の都合で時期がずれちゃったんだ。いままでの間貸ししてた分が無くなる分だけプラスだよ」


問「アニメ製作の話ぜんぜん聞かないんだけどさ、本当に何か作れてるわけ? 実のとこ弱体化してない? ストライクウィッチーズの新作とかあれどうなのよ?」
  ↓
答「中国の大手TV局の上海メディアグループといっしょにやり始めたんだ。東映アニメーションの一休さんは有名だけど、実はもう1つあって、それがうちの中国の劇場向けアニメなのさ。実はまだタイトルしか言えないんだけど、俺がここで中国語で発音してもしょーがないからまだナイショ」
答「実はTV向けの大きなのも製作スタートしているんだ。それ以上はナイショなんだけど、GONZOファンの人も納得してくれるモノだと思うよ」
(註:ストライクウィッチーズ2については何もふれず。きっと出資していないのだろう)


問「ゲームの映像の仕事あれこれやってるの見てるんだけどさ、何だか下請けばっかりになっててないかい? 元請けの仕事はやらんの?」
(註:質問者は「シンカイ」さんと名乗られた。副社長の石川さんと仕事上の付き合いのある人っぽい感じだったので、「ほしのこえ」の新海誠氏ではなかろうか。場所が悪くて顔は見れず)
  ↓
答「いや~、うち債務超過やし。うちでできる分ってぇと、中国でやる分と、もう1つある分くらいのがせいぜいで、少数精鋭で確実に稼げるタイトルだけに絞ってやっていくよ」


問「ほんの1部分だけ債務免除になってるのが超フシギなんだけど何で?」
  ↓
答「相手の都合もあるから言えねえな」


問「村田蓮爾さんの新作アニメのウワサがあるんだけど、それ? 去年の総会ではラストエグザイルの続編がどうのって言ってたのもあったよね?」
  ↓
答「そいつはまだ言えねえな」


問「中国で商売やるって言ってるけどさ、あっちの海賊版ヤバくない?」
  ↓
答「GONZOみたいな小さな会社が海賊版対策で何かやるったって、そりゃあどうもならんわい。でも、いま中国に月2回くらい行ってるんだけどさ、これからは政府が厳しく取り締まるんだ!って感じがすごいするよ。それから、中国の国策で日本製アニメをこれから排除していく方針みたいだし」


問「資産が減った分はコンテンツ版権の減少だって言ったけどさ、何か手放したわけ?」
  ↓
答「手放したのはない。時間がたって自然に償却していった分だけ」


問「前からあるんだけど、このあんた(石川副社長)に貸してる金、これいったい何に使ってるんだよ。別に会社おこしてるんとちゃうの?」
  ↓
答「何に使ってるかは個人的なことだからナイショだな。会社おこしたわけじゃあないよ。給料からちょっとづつ返しているんだけどねぇ」


問「資産が超減ってるんだけど?」
  ↓
答「ゴンゾロッソの分と、作品が完成したから仕掛が減った分だよ」


問「前からそうなんだけど、会社ヤバくね?」
  ↓
答「銀行からも悪くない金利で借りられているし、別にもめてるわけでもないよ」


問「ホントに株主優待ちゃんとくれるのか?」
  ↓
答「今後も毎年やるよ。でも何ができるのかは考え中ね。DVD以外に株主以外では手に入らんようなレアアイテムも考えているんだ」
(註:DVDの株主優待は売れ残りを配っているだけのきらいがあるので、いずれ無くなるんじゃないかという気配を薄々感じるのだが・・・)


問「ゴンゾスタイルのwebサイトさ、ランキングは時々更新されないし、全然関係ないサイトに飛ばされるリンクはたくさんあるし、時々見れなくなるし、ひどいんだけど何とかしろよ!」
  ↓
答「うちでDVD売ってるわけじゃあないからランキングはどうもならんのだけど、他はちゃんとするわ」


問「ISOとか取る気は無いんか?」
  ↓
答「ISOって超カネかかるから絶対ムリ」
(註:ISOの認定審査に超カネかかるのは本当で、最近は予算をケチってISOを返上するほうが世間の流れになっている)


問「派遣とか、爆裂天使の実写映画化とか、新規事業してみたら?」
(実はこの質問者、派遣ビジネスについて自分なりにソロバンはじいてきた皮算用を長々と語ってくれるというフシギな人物だったのだが・・・)
  ↓
答「派遣は一度も検討したことがない。日本がアニメとかのコンテンツ産業の世界のハブになれるよう考えていきたいと夢として思っている。とはいっても経営が改善しないと何もできん。爆裂天使の実写映画もやったらおもしろいとは思うけど、実写は撤退しちゃったから本業にはならんよ」


問「黒字になったんだから配当だして」
  ↓
答「債務超過の会社は法律で配当だしちゃあいけない事になってるからダメ。債務超過を脱したら考えるよ」
(註:こういうのを株の世界ではタコ配と言い、禁じ手になっている。わりと常識)


問「いまだに経常損失が3億もあるじゃん。儲かる体質になってねえよ!」
  ↓
答「経常ベースで黒字化するのを第一目標として(以下どうのこうの)」


問「スーパー債務超過なんだからデッドエクイティースワップでもやったら?」
  ↓
答「今の株主の迷惑になるから検討もしてない。迷惑にもならずに債務超過を解消できる方法を考えているんだけど・・・」
(註:株主の我輩はやってもかまわんと思うんだが。株の8割を持っていて経営の実権をにぎっているいわかぜキャピタルの迷惑になるという事を言っているのかもしれん。デッドエクイティースワップをやると既存の支配株主は追い出されたも同然になるので)


問「このまえ東京アニメーションフェアにいってきたよ。他のやつらは縮小していたのに、GONZOだけ他と違ったことやっていたよね。ちょっとどうなんよ?」
(註:宣伝にカネかけすぎだという苦言)
  ↓
答「予算管理は厳しくやっている。どこにしぼるかを相当検討した。唯一選んだのが東京アニメーションフェアだったわけ。ここには中国の人とかも来てるしね。ここで出したのが唯一の次のビジネスで、他は全部縮小なんだ。実はあれだけ超ハデにやっても数100万円台の前半くらいで、それほどでもない。費用対効果については自信あるぜ!」



ちなみに、前回は超高層ビル最上階近くの景色がビックリするほどいいけど超高そうなハイグレード会議室での開催だった。
そのおかげで立派すぎると文句言われてた。
今回はふつーのBクラスビル4階のふつーの会議室での開催で、予算的にもマトモだったんじゃないかな。
来てるヤツの人数も前よりだいぶ少なかったような気がするし。



水面下で新作TVアニメの準備しているという話を公式に聞けたのは大きい。
銀行が首絞めまくって何もできないのかと思っていたが、全く何もできないほど首絞められているわけでもないようだ。



去年のおみやげは咲のカプセルフィギュア2体だったが、今年はサムライ7のマグカップをくれた。
GONZOスタイルにも売ってないし、株主むけ専用の非売品かもしれない。



参考:

GONZO株主総会にいってきた(2009年版)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090627



投稿後に追記:

【GONZO】第11期株主総会を実施。今後の進展に言及
http://japanimation.blog72.fc2.com/blog-entry-458.html

北朝鮮が5800兆円のタカリ

2010-06-25 00:02:46 | 経済/経済/社会
北<丶`∀´>「米帝から5800兆円の被害を受けたニダ。謝罪と賠償を(ry」
http://netouyonews.net/archives/3318894.html



国家レベルでキチガイじみたことを言うのは決まって朝鮮人だ。
だが今回のはキチガイ「じみた」じゃなくてキチガイ「そのもの」だ。

5800兆円というのがどれくらいの数字なのかピンと来ないので、もうちょいとバラしてみよう。



北朝鮮には2400万人くらい住んでいる。
1人あたりになおすと2.4億円。

・・・もうアホかと。



北朝鮮の1人あたりGDPは15万円くらいしかない。
年換算にすると1500年以上。

・・・建国60年はいったいどこへ?



この5800兆円という数字、米帝がらみで何かないもんかと探してみた。
そこで見つけたのは米国債発行残高。
5800兆円は米国債発行残高のおよそ10倍だ。

韓国が口先だけで何とかして日本より格上であると言いたげなのと同様に、北朝鮮も口先だけで何とかして米国より格上であると言いたげなのだろう。
それでエイヤで米国債発行残高の10倍って数字にしたのかもしれない。



もしまかり間違って米国が5800兆円分を支払ったとしたらどうなるだろうか。

きっと、その瞬間から世界経済は米ドルを通貨とみなさなくなる。
1000円札分の価値もない100兆ジンバブエドル札のようになる。

北朝鮮はもらえたらもらえたで単なる紙切れをもらっただけに過ぎないわけだ。
実体経済の規模を無視して巨額の損害賠償を請求する事に何の意味もない事を我々に気付かせてくれた貴重な事例を示してくれたわけだ(笑)。



まあ何にせよ、南北ともに国家レベルでキチガイで、まとも相手にしてやるには値しない事には違いはない。

ちゃんとした専門書を望む

2010-06-24 00:02:56 | 科学
さすがに英語は別格だが、日本語はけっこう豊富に専門書がそろっている。

これは日本人は本が好きだからだろうか。
英語の苦手な日本人で原書を読むヤツなんぞいないから英語の本が競合にならないために専門書の出版という商売をやりやすいからだろうか。
その辺はよくわからん。

外国からの留学生が言っていたのだが、日本語の専門書というのは、わかりやすい入門的なレベルの本が比較的充実しているのだそうな。
ようはCQ出版みたいなもんかね。
大学生のころはCQ出版はよくお世話になったもんで、おかげさまでプロになれたと感謝している。

それはそれでおいといて、大学の教授が書いたヘビーな本もそこそこたくさん出てはいる。
難易度としては、上から下まで比較的よくカバーされていると言っても良いかもしれない。



ところが!

日本語が原文の本では、ようは日本人が書いた本では、ちゃんとした専門書がほとんど無いような気がする。

CQ出版のような、とりあえずやってみよう的なノリのやつじゃなくて。
大学の教授が書いたような、基本コピペで書かれているために、その本だけ読んでも意味がわからんようなやつじゃなくて。

学術的な意味合いにおいて、ちゃんと理論を書いてあるもの。
かつ、その本だけ読んだとして、ちゃんと読んだら理解できるもの。
そのかわり本が分厚くてもそれはかまわん。

・・・そういう本は日本語が原文のものはめったになさそうな気がする。



例をあげてみる。

スティグリッツ経済学のシリーズが好例にあたる。
これを読めば経済学の基礎理論を理解できる。
にもかかわらず、わたしのようなシロウトでも読めばわかる(とはいっても、猿でもわかる的な経済の本を読んで「感動した!」というほどの予備知識しかないと読めないかも)。
文字の量がハンパじゃないが、それは読めばわかるようにするために必要なものだ。
むしろ、こんなに丁寧に解説してくれる本などありやしないだろうと感動すら覚える。

ファインマン物理学のシリーズも好例にあたる。
ちょっと切り口が独特だが、これを読めば物理学の基礎理論を理解できる。
にもかかわらず、理学部物理科とかでもないわたしのような単なる工学部卒のヤツでも読めばわかる(高校物理と大学の初等数学は理解していないと読めないかも)。
文字の量がハンパじゃないが、それは読めばわかるようにするために必要なものだ。
むしろ、こんなに丁寧に解説してくれる本などありやしないだろうと感動すら覚える。
式で説明するのではなく、必ず物理イメージを言葉で説明してくれるのだ。

スティグリッツ氏もファインマン氏もノーベル賞を受賞した教授でもある。
おなじ教授なのに、なんで日本の大学の教授の本は、こうも他の予備知識前提で書かれてある本ばかりなのかと、悲しいやら呆れるやらという感覚すらおぼえるものだ。

日本人でもこういう本を書ける人が出てくることを望む。



追伸:

個人的にいちばん酷いのは半導体物性関連の本ではないかと思う。
物理の知識がまったくなくても読めるような一般人むけの本か、そうでなければ量子力学の予備知識があって別途検証できるくらいのレベルになっていなければ根拠の理解できないような式が何の説明もなくポンと出てくるか、そんな本だらけな気がする。
まともな入門書はほとんどない。

彼氏/彼女の価値

2010-06-23 00:01:27 | オタネタ全般
最近、アイマス師匠(※1)にまたしてもそそのかされて「会長はメイド様!」を見始めた。
オリジナルは少女マンガなのだが、これはこれで男が見てもおもしろい。

まだちょいとしか見てないのだが、ガイナックスの「彼氏彼女の事情」によく似ている。
主人公が出来杉君だとか。
ヒロインは秘めた私生活をもっているとか。
まあ、なんだかんだ。

これを見て1つ気になったことがある。
少女マンガというのによくありがちな共通点のことだ。

ヒロイン(自分視点)に惚れてしまう主人公(相手視点)は、勉強の学年順位1番で、運動もバツグンで、容姿端麗、欠点なし。
なおかつ毎週おきに誰かに告られるというモテっぷり。
そういう出来杉君がヒロイン(自分視点)を好きになる。

この手のものは男向けのマンガでもよくあるのだが、少女マンガのほうが出現頻度が高いのは間違いなかろう。

これは何を意味するのだろうか。

「私は誰もが羨むようないい男をゲットしたのよ、ホホホ!」
ってぇことなのだろうか。
ようするに人が欲しがるものが欲しいという自己顕示欲。

実はわたしにはこういう感覚があまりない。
わたしはその手のものとは正反対のほうを向いている。

わたしなら・・・
「実はこの娘、メガネを外しておさげを取ったら超かわいいんだ、でもそれを最初に見つけて手をつけたのは俺なんだぜ、へへっ!」
ってぇことなのだろうか。
これも自己顕示欲には違いはない。
しかしこれは、人が欲しがりもしないものの中に良いモノを見出すことに成功した自分の眼力が誇らしいという自己顕示欲。

同じ自己顕示欲でも根本から違うものだ。



実はこういうのは時計の趣味にも出やすい。

ある人は。
裏蓋を開けたら100円時計とおなじものが入っている某有名ファッションブランドの時計。
しかしその某有名ファッションブランドは、誰もが知っている高額商品だ。
だからそれを身に着けている俺様が誇らしい。

かたや。
誰も知らないブランドとも呼べないようなマイナーな時計。
しかしその中身だけはいいメカが入っている。
これは見る人が見なければ価値があるとは理解できない。
だからそれに価値があると見抜けた俺様が誇らしい。

自分の趣味はどちらにあるか考えてみるとおもしろいかもしれない。
リアルにわたしを知っている人なら、わたしの趣味が間違いなく後者なのは理解してくれていると思う。



他方は、人様視点からの評価を気にする生き方。
もう一方は、俺様視点での評価こそが全てとする生き方。

さて、これはどちらが良い生き方か?

そりゃあもちろん後者がいいに決まっているだろう。
わたしはそう思う。



【※1 アイマス師匠】
徒花な日々
http://blog.goo.ne.jp/styui-gdb/



ps:
美咲ちゃんがかわいいですよ!
第6話でアリシアたん風のコスしたときは鼻水がたれるほど萌えた♪

モンスターペアレントと対談した (下巻)

2010-06-22 00:03:05 | 経済/経済/社会
(・・・つづき)



さて、モンスターペアレントの方の言い分にうつる。

彼らは自分の子供の通っている中学校の教員(※1)がやっている教育の多くが気に入らない。
相手側の言い分を聞く機会がないので判断が偏るかもしれないが、そのモンスターペアレントの言い分のことごとくが妥当であり、教員の判断がいかに腐っているかがうかがい知れる。
逸話はいくらでもあるがその1つを紹介しよう。



娘のジャージを注文する機会があった。
母親が学校に行って娘に試着させ、サイズを確認して購入希望を出した。
ジャージが届いた。
異常にブカブカである。
娘に着せてみると布があまりまくってパタパタするほどであった。
ためしに父親に着せてみた。
父親が着てもブカブカである。
試着して注文したモノと異なるのは明らかだった。
自分だけ変なモノが届いたのかと思った。
クラスメイトの母親に電話して聞いてみた。
何人かに聞いてみたところ、その全員が異常にブカブカだという。
担任の教員に電話した。
異常にブカブカだから業者の発注ミスだと言った。
サイズが合っているのを確認してから買ったのだから、正しいモノを持ってこさせてくれと頼んだ。
しかし教員は非を認めない。
子供が成長するのを見越して大きいモノを買うのが普通なのだと言い張るのみ。
娘のジャージなのに、父親が着てもブカブカなものにそんなリクツが通用するはずもないのに。
交渉は平行線のままだった。
しまいには、
「そんなことで文句を言いに来るのはあなたたちだけです!」
と逆切れされてしまったとさ。



モンスターペアレントの方によれば次のように見える。

俺は一般常識からして当然のことができていないことに対して改善を要求している。
しかし学校側はそれを受け入れない。
俺は子供の学力水準を上げることに強い意味を感じている。
しかし他の親はそんなことに大して関心がない。
なぜ俺だけモンスターペアレントあつかいになるのか理解に苦しむ。

・・・とまあ、こんな具合というわけだ。



かつては、でもしか先生という言葉もある時代があった。
でもしか先生とは、しかたがないから先生「でも」やるか、先生くらい「しか」就職口がない、そういう後ろめたい理由により教員を選ぶしかなかった人たちのことを指す。
かつては学校教員など不人気職の代表だったこともあるようなのだ。

しかし今は違う。
公立の教員というと、安定しているし、福利厚生や給与面での待遇も良いし、クビにもならないからというので人気職もいいところで、なりたくても易々となれるものではなくなっている。

だったら就職面接で選抜された多少は優秀な人材が教員をやっているのではなかろうか。
わたしはそう思った。

しかし。
現実はそうではないらしい。

地域にもよるらしいが・・・
単なるコネだけで就職が決まり、実力は全く左右されない地区もあるらしい。
そこは、強力なコネがあったとしたら、それがどんな人材だろうと採用側は採用せざるを得ない地区だ。
そしてそのモンスターペアレントの方が住まう地域もそのハズレ地区だったというわけだ。

わたしが通ったかつての某中学校では、教員というとことごとくが傍若無人であって人権なにそれ状態の北朝鮮なみの教育であり、極めて劣悪な教育をやっているという印象しかない。
だが現代では、そうではなくて別のベクトルで劣悪な教育をやっているというわけだ。

わたしは劣悪な教育環境において、
「大人になってもこいつらのような人間には絶対ならん!」
と心に誓って大人になった。
その教育環境が悪かった事は経験者として断言できる。
わたしはその中学校在学中だけはとても暴力的で荒れていた。
だが、逆説的だが教育の効果はあったかもしれない。

現代のようなベクトルで劣悪な教育を受けている子供たちだとどうだろうか。
きっとみんな素直な良い子に育つだろうし、かつてのわたしのような暴力的で荒れたヤツなどそうそう出やしないだろう。

しかしどうだろうか。
日本の没落に多大なる貢献をしているような気がしてならない・・・。



【※1 中学校の教員】

わたしの中学校時代はかなりアレな教員であった。
とりあえず社会人となった今でさえ、人様の子供を預かって教育を施すに値しない人物だったと思っている。
そのため「先生」という単語を使わず「教員」という単語を使わせていただく。

モンスターペアレントと対談した (上巻)

2010-06-21 00:02:52 | 経済/経済/社会
先日、とあるモンスターペアレントの方と対談する機会があった。
本人が自称するほどのモンスターペアレントっぷりであり、中学校側から要注意人物化されているのは間違いないとのことだ。

ちなみにわたしはというと、教育関係者でもなければ子供もおらず、学校とは何の接点もない日々を送っている。
雑談をしている最中に、単に話題がそっちに向いたというだけのことだ。
わたし自身の中学校時代にかなりアレな教員に恵まれたおかげで、中学校教員に対してかなり強いマイナスイメージを持っているという事情はあるが、いちおう無関係な一般人という立ち位置である。



まず一般的に、子供に求める教育の成果とは、いったいどんなものだろうか。
すこし考えてみた。

世間では、
「子供は明るく元気に思いやりを持った人に育ってくれればいい。それ以上は要求しない」
みたいな話をよく聞く。
そして、その過度な要求をしないその教育方針こそが美徳であるかのように吹聴されている。

これはどうなのか?

わたしには子供がいないどころか結婚もしそうにない。
だから親心というものは理解できない。
だが、もし子供がいたとしたらどう思うか考えてみた。

おそらく・・・
自分と同等以上の最終学歴になるか、もしくはそれに匹敵する何らかの研鑽をつんでほしい。
・・・とは思うのではなかろうか。

これは先の世間一般像とは異なる。
あえて言えば、かつてバブル期に受験戦争と揶揄されていたころの世間一般像に近いだろう。

では、モンスターペアレントの方はどうか?

彼らは非常に教育熱心である。
そして学力を向上させることに対するプライオリティーがかなり高い。
日本の子供の学力が低下していることに危機感を持ち、日本の教育水準を上げることこそが日本を維持するために欠かせない事だと考えている。

こういったポリシーはわたしも同感である。
しかし、世間一般にはそれは通用してはいない。



さて、モンスターペアレントの方の言い分にうつる。

(つづく・・・)

どこかのアニメ会社が倒産しかけている

2010-06-20 00:00:20 | オタネタ全般
どこかのアニメ会社が倒産しかけている。

GONZOもヤバいが、今回はGONZOのことではない。
でどころは↓これだ。



http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=808622

> 当社の子会社である株式会社ジーベックが、制作の一部を受注いたしました劇場用アニメーション作品の制作費の一部146 百万円の売掛債権が、再三にわたる督促にも係わらず、発注元より支払いがなされておりません。
> そのため、発注元の状況等を検討の結果、制作費146 百万円につき貸倒引当金を計上する見込みであります。



恐らく詐欺や犯罪にあったわけではなく、相手方の懐事情がヤバいから金払ってもらいたくても払えやしない、そんなところだと思う。
ようするに、どこかのアニメ製作会社が倒産しかけているということだろう。
どこだろうな。

http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=759475

↑このシンガポールの会社かな。

ルー=ガルーとかをいっしょに作っているトランスアーツかな。

根拠はないから憶測で語るしかないのだが。



146百万円ってえと、売掛金の1割以上に相当するからかなり痛い。
とはいっても、現金はその10倍くらい手元にあるから会社傾くほどじゃあない。

業績予想の下方修正額はこの貸し倒れ分だけでは済まないかなりの額になっている。
残念ながら月曜日は株価がワープしたところから始まるはずだ。
(わたしは持ってないけどさ)



株価は↓こちら。

http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=3791

ドリルは男のロマン! な動画

2010-06-19 00:18:37 | 科学
ビデオライブラリ | JDC 日本海洋掘削株式会社
http://www.jdc.co.jp/corporate/videolibrary/index.html



日本海洋掘削という会社がある。
石油の採掘屋だ。
日本では唯一の企業かもしれない。

とはいっても、それだけだったら何の話題にもならないかもしれない。

ところがどっこい。
実はこの会社、企業PR用の自主制作動画が充実していておもしろいのだ。

まず、石油採掘用のバカデカい機械を地球の裏側まで持っていく。
海の上から深海のさらに地下深くにある油田へとドリルで掘りすすめる。
こうやって石油を掘るのかいな、と関心してしまうものがある。

もう近年では地上波TVではやりもしないような科学モノの動画だ。
世間ではドリルというとグレンガラン。
しかし、やはりホンモノのドリル使いもそれはそれでかっこいい。

どれか1本くらい見てみてはどうだろう。



追伸1:

ちょうどBPが事故ったのもここで出てくるような採掘マシンなんだろう。
たしかBPのはヒュンダイ重工製だとか言ってたような。
安いもんは買うもんじゃないね・・・。
ビデオの中ではIHIとか出てたから、日本海洋掘削の操業中はそんなヘマはしはせんだろう、きっと。



追伸2:

①BPが事故った!
 ↓
②きっとアメリカ近海での採掘に制限がかかる
 ↓
③アメリカ近海にいる採掘業者は仕事がなくなる
 ↓
④よそに仕事を取りにいく
 ↓
⑤日本海洋掘削の仕事の受注に支障がでる
 ↓
⑥儲けが減る
 ↓
⑦日本海洋掘削(1606)の株価が下がる

まで読んだ。
今のところこれは当たってそうだ。
空売りする度胸はないが、株価は注目している。

①BPが事故った!
 ↓
②プラント操業停止
 ↓
③石油の供給が減る
 ↓
④原油高
 ↓
⑤原油ETF(1671)が値上がりする
 ↓
⑥買い時か?

まで読んだ。
でもこっちは外れたっぽい。
べつに損も得もしていないが。

なかなか相場の読みは当たらんもんだねぇ・・・。

最近ちょっと嬉しいこと

2010-06-18 00:00:01 | オタネタ全般
最近あった、ささいな嬉しいことを書いてみる。



その1

先日、ふだん見ないようなアクセス件数になった日がある。
1日で423IPのアクセスがあり、Goo全体で1,424,486ブログある中で1733位をたたき出した。
(ちなみに昨今の普段の状況は100IPの代の後半くらい。)

毎日分は統計とってないから定かではないが、過去最高クラスのアクセス件数なのは間違いなかろう。
何が原因だか良くわからんが。



その2

ニコニコにあげているノベマスの第1話のマイリストが100件の大台にのった。
喜んで見てくれる人が多いのは実に嬉しい。
うち1件は自分のだから、実質まだ99件なんだけど、まあそれはいいとして。



その3

ノベマスでいい感じのタグを付けていただいた。

第6話で「どうしてこうなった」。
第7話で「ノベマスの病巣」。
第8話で「病院が来い」。

ノベマスは、いかに変態的なことを思いついてネタにできるかという、ある意味でエクストリーム文学である。
そのノベマス界で狙った評価を得られたというのは喜んでいいことなんだろう、きっと。

AIRを見た(下巻)

2010-06-17 00:03:24 | オタネタ全般
(・・・アニメ版からのつづき)

ひきつづき、AIRの映画版も見てみた。

映画版は完成度が高い。
シナリオのまとまり具合、作画の綺麗さ、どれをとってもアニメ版より完成度が高い。

TVアニメ版は、映画版と比べるとどうしても劣るところがある。
バタ臭いとか、こなれてないとか、悪く言えばそういうことになるかもしれない。

しかし!

TVアニメ版のほうが魂を感じる。
映画版は何か大事なものが入っていないような気がするのだ。



TVアニメ版のAIRは良くも悪くもCLANNAD臭い。
Key臭いといったほうが良いのかもしれない。
ようするに、作品に強烈な個性があるということだ。

AIRでいうと、親視点から見た家族愛を表現するところとか。
時間が過ぎていくのを待っているかのような登場人物の独特のまったりした性格とか。
そういうモノだ。

エロゲ版はやっていないのだが、きっとエロゲ版を忠実に移植したのであろうという事をひしひしと感じられる。
作り手の京アニは原作ファンにとっても実に良い仕事をしたはずだ。



こういうのはライトノベルでも似たものを感じる事がある。
ライトノベルで初受賞・初出版となった作品群だ。

初作品というのは、こなれてない事が多い。
しかし、書き手が苦しんで、そして楽しんで、人生を賭けて入魂して書いた感じがプンプンする。

だからおもしろいし、だから強烈な個性を感じる。
単なる書きかたとしてのテクニック云々を差し引いても余りある強烈な個性がおもしろい。

アニメ屋でいうとGONZOなど毎回そういう作品を作ってくるよね。



ところがそうでもないものもある。
大御所のマンガ家の作品だ。

そういうものはふつうに見て完成度が高い。
しかし、楽しんで描いているフシを感じられない。
どうやって描けばそこそこファンに受け入れられて、どうやって描けばそこそこ商売になるか、そういった事を優先して描いているフシを感じる。
作品にかつてあったほどの魂を感じないのだ。
3×3など、中盤から特にそんな感じがするのはわたしだけだろうか・・・。

AIRの映画版にもそれと同じものを感じるのだ。

ふつうに見て完成度が高い。
しかしTVアニメ版にあった魂が欠けている。

そういうところがイマイチ人気がない理由なのかもしれないが。

AIRを見た(上巻)

2010-06-16 00:01:11 | オタネタ全般
またしても今さらだが、TVアニメ版のAIRを見た。

エロゲ版もやってもいないし、TVアニメ版もリアルタイムで見てもいない。
あまり批判するつもりはないのだが、オリジナリティーのあるところが少々ハナについたもので、当時は見ていなかったのだ。
おなじ麻枝准氏つながりのAngel Beats!がおもしろかったので、さかのぼって見てみたわけだ。



エロゲ版は知らんが、TVアニメ版のAIRにはとあるテーマがある。
親視点から見た家族愛というものだ。
このテーマは同じくアニメ版CLANNAD第二期にも受け継がれているものだ。

CLANNAD感想(※1)でも書いたことがあるが、わたしはこういう親視点から見た家族愛がよく理解できない。
リクツは理解するが、魂が理解しない。
たぶん人の親というものを経験したことが無いからだろうと思う。

もともとエロゲやアニメというものは若い層をターゲットにしたものである。
だから、本来的には親視点というものは広く共感されるようなテーマではないと思う。

しかし、AIRもCLANNADも広く人気が出ている。

AIRにいたっては
「鳥の詩(主題歌)は国歌」
と言われるほど人気がある。

CLANNADにいたっては
「CLANNADは人生」
と呼ばれるほど人気がある。

市場の反応からするに、わたしの先の憶測は間違っているのだ。

AIRもCLANNADもおもしろかった。
しかし、世間で言われているような支持ぶりを理解するにはいたらなかった。

わたしは逆にそれがフシギである。
親視点から見た家族愛というテーマ。
これはリアルに親でなくても理解できるものなのだろうか・・・?



(映画版へとつづく・・・)



【※1 CLANNAD感想】
CLANNADで理解できないところ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090614