何かの雑誌で読んだのだが。
中国に進出した企業で、両面コピーを使えと言い出すようなケチなヤツらは日系企業しかいないらしい。
しかもおもしろいことに、中国製コピー機は両面コピーを使うとすぐブチ壊れるので、両面コピーをするほうが損をするらしい。
いったい何のためにやってんだか・・・。
そもそも両面コピーはお得なのだろうか。
両面コピーや両面プリントをすると、片面2枚よりもさらに時間がかかる。
1枚あたり2~3秒増しくらいだろうか。
個人的な理由で使う分には、別にこれくらい待ったってどうってことはない。
しかし、人を雇っている場合にもそれは通用するとは限らない。
1人1時間あたりの人件費を3000円としよう。
たいがいは人間に払うお金よりも人間を雇うために必要なお金のほうが余分にかかる。
だから人間に払うお金としては時給1000~1500円相当くらいになる。
安い正社員の給料換算だとそんなもんだろう。
では、両面コピーで2~3秒増しになると、その待っている時間でどれくらい損をするか。
1.7~2.5円だ。
これはコピー機の紙代と大して変わりはしない。
つまり、両面コピーや両面プリントをしてもコスト削減には寄与しないのだ!
さらにおバカな例もある。
とある企業での話だ。
その企業では、コスト削減のためコピーは裏紙を使うことを決定した。
現場では前から白い紙と裏紙を使い分けて地道な改善活動を実施していたので、実のところあえて「決定した」と大げさに言うほどのものでもなかった。
しかし!
上司命令で白いコピー用紙を撤去することが上意下達で行われた。
そこまではまあいい。
ただ、部下は取引先との打ち合わせのときに大変困った。
まともな紙がどこにもないのだから。
あるとき、経理の数字が書いてある紙を裏紙として使ったものを取引先に渡してしまう事件が発生した。
そんなもの当然発生するに決まっている。
担当者だって、
「そんなこと社会通念上ダメなことくらい知っているけど、それを回避するための白い紙もなければルールとして禁止されていてどうしようもないので、結局従わざるを得なかった」
としか言わないだろう。
これは大問題になった。
結局のところ裏紙を使うことは全面禁止になり、白いコピー用紙だけしか使えないという、前の状態よりさらに悪い状況に落ち着いた。
現場ではずっと前から白い紙と裏紙を使い分けて地道な改善活動を実施していたのに、それも禁止されてしまったとさ。
中国に進出した企業で、両面コピーを使えと言い出すようなケチなヤツらは日系企業しかいないらしい。
しかもおもしろいことに、中国製コピー機は両面コピーを使うとすぐブチ壊れるので、両面コピーをするほうが損をするらしい。
いったい何のためにやってんだか・・・。
そもそも両面コピーはお得なのだろうか。
両面コピーや両面プリントをすると、片面2枚よりもさらに時間がかかる。
1枚あたり2~3秒増しくらいだろうか。
個人的な理由で使う分には、別にこれくらい待ったってどうってことはない。
しかし、人を雇っている場合にもそれは通用するとは限らない。
1人1時間あたりの人件費を3000円としよう。
たいがいは人間に払うお金よりも人間を雇うために必要なお金のほうが余分にかかる。
だから人間に払うお金としては時給1000~1500円相当くらいになる。
安い正社員の給料換算だとそんなもんだろう。
では、両面コピーで2~3秒増しになると、その待っている時間でどれくらい損をするか。
1.7~2.5円だ。
これはコピー機の紙代と大して変わりはしない。
つまり、両面コピーや両面プリントをしてもコスト削減には寄与しないのだ!
さらにおバカな例もある。
とある企業での話だ。
その企業では、コスト削減のためコピーは裏紙を使うことを決定した。
現場では前から白い紙と裏紙を使い分けて地道な改善活動を実施していたので、実のところあえて「決定した」と大げさに言うほどのものでもなかった。
しかし!
上司命令で白いコピー用紙を撤去することが上意下達で行われた。
そこまではまあいい。
ただ、部下は取引先との打ち合わせのときに大変困った。
まともな紙がどこにもないのだから。
あるとき、経理の数字が書いてある紙を裏紙として使ったものを取引先に渡してしまう事件が発生した。
そんなもの当然発生するに決まっている。
担当者だって、
「そんなこと社会通念上ダメなことくらい知っているけど、それを回避するための白い紙もなければルールとして禁止されていてどうしようもないので、結局従わざるを得なかった」
としか言わないだろう。
これは大問題になった。
結局のところ裏紙を使うことは全面禁止になり、白いコピー用紙だけしか使えないという、前の状態よりさらに悪い状況に落ち着いた。
現場ではずっと前から白い紙と裏紙を使い分けて地道な改善活動を実施していたのに、それも禁止されてしまったとさ。