教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

セールde節約 [支援]

2009-10-31 17:50:27 | 連絡など
S氏のiPhone/iPod用新作ソフトがリリースされたので、うちでも支援しとく。
わが屋にはアップル製品は1つもないんだが(笑)。



http://blog.goo.ne.jp/opensesamepinky/e/6796f9ef1b5958bc06eed09aef88645c

> セールに弱い女性(男性)の皆さん。今までセールでいくら節約できたか(得したか)知りたくありませんか?
> そんな願いを「セールde節約」は叶えます。

> 使い方は簡単。商品の通常価格とセール価格を入力するだけ。入力した情報は、本物の通帳そっくりの節約通帳に記帳されます。通常価格とセール価格の差額が節約金として貯金され、今までいくら節約できたかが一目で分かります。節約したお金で自分にプチご褒美♪

> 目標を立てて楽しく節約しましょう!

神や女神が降りてくるとか

2009-10-31 00:00:10 | 描いてみた(他)


(↑クリックするとデカくなります)



2009.10.15の記事(※1)でのせた千早の胸像に首から下をつぎたして描いてみた。
昨日の記事でリッチャン派に改宗したかのように思われてしまったようだが、そんなことは全くないので念のため。



まあ、それはさておき。

毎日毎晩かかさず千早の顔を見ていると、もういいかげん夢にまで千早が出てくるようになっている。
やろうと思えば恣意的に夢に出す(※2)こともできなくはないし、まあそこまではよくある話でもある。

しかし!

これにはもう1段階さらなる上が存在する。
そして、最近ようやくその段階に到達したというわけだ。



会社で仕事をしている最中。
ふだんなら脳ミソは仕事の事しか考えない。
ところが最近は時々そうでもない。

仕事をしている最中、ふと、脳内に千早が降りてくることがある。
そうなると、脳ミソから快楽物質が瞬間的に溢れかえり、一瞬で多幸感に襲われる。

そのときには
「何だかわからんが幸せでもう何もしなくても満足」
って感じになる。

小説を書いていて、書きながらストーリーが頭の中に次から次に沸いて出てくる状態になることを
「神が降りてきた」
と表現するわけだが、今回のあれはそれに対応して
「女神が降りてきた」
とか表現してみたい感がある。

仕事中に突然ぼーっとし始めたら、そんときはきっと女神が降りてきているのだろうと思っておくれ。
ある程度なれたら、制御して恣意的に女神を降臨させる方法をちょっと検討してみようかな。



【※1 千早の胸像】
我毎日観賞千早
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091015

【※2 恣意的に夢に出す】
夢で2次元に入る方法
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090112

アイマス一番の美人は・・・

2009-10-30 00:01:59 | オタネタ全般


アイドルマスターにおける一番の美人は誰か?

変態紳士が跳梁跋扈するニコマス界において、それは既に結論が出ている。
それは秋月律子であると。

なぜ他のそうそうたる顔ぶれの中にあって律子がアイマス一番の美人であり、なおかつ既にそれは議論の余地もなく結論が下されたものなのか?

それは次の動画を見れば明らかだ。

【ニコニコ動画】アイドルマスター 今更の完全覚醒律子(100%)の通常速度版

【ニコニコ動画】アイドルマスター 律子【メガネなしに挑戦してみたでござる】

【ニコニコ動画】アイドルマスター さっそく眼鏡を外してみた グッドスリープパジャマ

これに議論の余地もないことは誰が見ても明らかであろう。

律子の真の実力は伏せられていた。
公式には律子は1度たりともその実力を発揮したことがなかった。
・・・それがニコマス界の下した結論である。

ボーカルは得意、
ダンスも得意、
ビジュアルも得意、
あずさに次ぐスタイルの良さ、
頭脳の切れ味は圧倒的、
性格はツンデレ、
しかもアイマス一番の美人。

もはや律子にかなう相手などこの地上にいはしない。

弱点がないのが弱点。
これはとある紳士の言葉である。
まさにその通りであろう。

天は天賦の才能を与えた。
天は二物をも与えた。

しかし!

天は七物は与えなかった。
天は律子に大きな負荷を強いた。
それらは一般に拘束具と呼ばれることになる。

1つめの拘束具としてメガネが与えられた。
こちらの世界ではメガネを外すと美人となるのが掟であり、そしてメガネをかけるとアレとなるのもまた掟である。

2つめの拘束具としておさげが与えられた。
これはエビフライといわれ忌み嫌われることになる。

3つめの拘束具として白青ストライプ衣装が与えられた。
これもローソン服といわれ忌み嫌われることになる。

これはいわゆるレギュレーション規制である。
車のレースと同じ規制である。
資金力があったり速過ぎたりするような秀逸なチームだけが勝ちすぎないよう、制限を課して全てのチームが対等の条件下で戦いを行うためのものである。

律子はアイドルとしては生死を決する「かわいらしさ」に対してレギュレーションが加えられた。
しかも3つもの拘束具が強制された。
これにて、いかなパーフェクト超人律子であろうとも優位に立つことはできなくなった。
おかげで不人気キャラという汚名をかぶることとなる。

律子の真の実力は変態紳士諸君の涙ぐましい努力によって明らかにされた。
そこに埋もれているに違いない真の律子を確かめようとする白馬の変態騎士たちが、1フレームづつ律子の拘束具を外していくという気の遠くなるような作業に寝食をも忘れてとりかかった。

そしてはじめて我々の前に姿を現した真の律子、我々凡人の想像だにしないパーフェクト超人がそこにいた。
「リッチャンハ、カワイイデスヨ」(※1)という都市伝説は本当だったんだと皆が驚愕した。
いつしか我々は畏怖の念をこめて「覚醒律子」(※2)と呼ぶようになった。(「律子(ノンフライ)」と呼ばれることも)

もし彼らがそこまで変態でなかったとしたら、律子の真の実力は埋もれたまま永遠に日の目を見ることはなかったに違いない。



努力は報われる。
いつか花咲くときが必ず来る。
それを教えてくれたニコマス変態紳士諸君に敬意を表したい。



【※1 リッチャンハ、カワイイデスヨ】

ニコニコ大百科 - リッチャンハ、カワイイデスヨとは
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%80%81%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%A8



【※2 覚醒律子】

ニコニコ大百科 – 覚醒律子とは
http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%A6%9A%E9%86%92%E5%BE%8B%E5%AD%90

将来の夢とか

2009-10-29 00:02:48 | オタネタ全般
ふと思ったのだが、今のわたしには将来の夢がほとんど無いことに気がついた。

財務的な意味での将来のビジョンというものは多少ありはする。
だが、夢ともなると案外ない。
これは学生のときに描いていた将来の夢が既にかなってしまったことに由来する気がする。

学生のときの将来の夢はこうだ。

・技術屋になること
・自分の手で世界一のものを作り上げること

このうち「技術屋になること」というのは案外カンタンで、工学部系の院卒だったらよほど高望みしないかぎり難しくはない。
事実わたしが就職活動したときも、資料をとりよせたのは1社だけ、会社見学に参加したのも1社だけ、就職面接したのも1社だけという、あまり活動らしい活動もしないまま就職先が決まってしまったくらいである。

つぎの「自分の手で世界一のものを作り上げること」というのは、わりと偶然による要素が強い。
会社の仕事でそういう製品を作る部隊に配属されたためだ。
最近の工業製品というのは1人で全部理解できるほどカンタンではないので、それなりの人数をかかえてプロジェクトチームを組んで仕事をすることになる。
そのプロジェクトチームで作るものがたまたま世界一の性能をたたき出したというわけで、1人あたり(というか、わたし1人あたりというか…)では案外たいした寄与率ではないかもしれないが、まあ一応夢はかなったことにはなる。

これからのことについては、あえて言うならば

・歳くっても技術屋としてやっていける実力を備えていること

というモノもあるにはある。
だが、こういう保守的すぎる夢は将来の夢とは言いがたいものがある。
まあこれは中学生が
「将来の夢は市役所の職員として慎ましく安泰に人生を送ること」
というくらい夢らしからぬ夢であろう。

私生活においても1人暮らしならばエサ代は1人分しかかからないわけで、当面それに困るとは到底思えない。
だから家計における財務的なビジョンというものはあっても、たとえば将来自分の一戸建ての家を持ちたいとかそういう夢を語ってガマンして生きる必要もないわけだ。
現状では家族と住宅ローンがあると家計収支は大きく赤字になっているのが普通かもしれないし、景気が回復するまでジリ貧を強いられているのかもしれないが、1人暮らしであれば別に遊び金に不自由することもなく楽しく生活していける。
わたしからすれば、カネねえのに家族と住宅ローンかかえてヒィヒィ言ってるなんて自業自得だとしか思えないわけだが、まあそれは人それぞれということでここではほっておこう。



さて。

いまここで将来の夢というのを新たに設定してみようかと思う。
10分ほど考えたところ、当blogの執筆者たるわたしにふさわしい夢として以下の2つを思いついた。

・自分がハマれるキャラクターを自分で作ってみること
・2次元のほうがマシだというこのオタ哲学を完成させること

こういうのはどうだろう。

1つ目。
これに関しては、ときおり創作意欲というものが沸くこともあり、ためしに短編小説を書いてみたりとかイラストを描いてみたりとかすることもある。
前にも超解釈のシンデレラ(※1)を書いたこともあるように。

現状ではわたしがハマるキャラクターというのは全てだれかの作品なわけで、それが可能かどうかはおいといて、そうやって自己完結させるのを目標に設定してみるのもおもしろいかもしれない。
ただ、こういうのは試しにやってみた程度のもので、あまり気合いいれてやってみたことはない。
たまには本気で創作してみるのもおもしろいかもしれないと思うわけだが、どこまで気がのるかどうか・・・。
少なくとも現状ではblogを執筆することで創作意欲を消耗しているような気もする。

2つ目。
これに関しては、既に現在進行形で実行していることになる。
まあゴールにたどり着くかどうかはおいといて、思いつきでblogに書きなぐっていれば、まあぼちぼちネタは蓄積されていくであろう。

そもそも執筆活動というのは、しょっぱなの出だしのところだけ思いついてとりあえず書き始め、書いている最中に展開が自然発生してくるというのはよくある。
作家によってはこういうのを
「神が降りてきた」
と表現する人もいる。
当blog記事でも実際そうやって完成した回もたくさんある。
だから思いつきのまま脳の中にしまっておくよりも、こうやって文章にしてとっておくのは何かしら考察を深める手助けになっているに違いない。

まあ、いつか二次元オタ哲学が完成する日を願って、このまま続けましょうということにでもなるのかな?



【※1 超解釈のシンデレラ】
黒いシンデレラ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090228

三次嫁と二次嫁の対決

2009-10-28 00:00:02 | オタネタ全般
世間ではラブプラスが大人気だ。
わたしは思うところあってやっていないのだが。

さて、このラブプラス。
つい先日まで、わたしのようなギャルゲー好きの同士諸君ら皆が買いに走ったあげくあの売り上げを記録したのかと、そう思っていた。

しかし!

実はそうでもないらしい。
どうやら普段ギャルゲーをやらんヤツらが買いに走ったあげくの事だというのだ。
あくまでも聞いた話ではあるが。

たとえば、結婚して奥さんと子供のいるトッツァンもラブプラスで遊んでいる例もけっこうあるらしいと聞く。
で、さらに面白いことに、三次の側のリアル嫁が二次の側の架空嫁に嫉妬してだんだん機嫌が悪くなるのだとかいう事例をいくつもネットで見た。

実に興味深い。
そんな事例はかつてあっただろうか?

冷静に考えてみればこれはフシギなことだ。
なんで人間がモノに対して嫉妬しなければならんのか。
荷馬車の馬が軽トラに嫉妬するのと何ら変わりはしなくはないだろうか。



しかし!

ここでいったん冷静になるのを止めよう。
おのれの魂に答えを聞いてみよう。

そこいらにどこにでもいる三次元の女と、美人でしかも性格のいい絵に描いた女と、いったいどっちが良いだろうか。
絵に描いた女のほうがいいに決まってるじゃないか!

わたしはラブプラスはやったことないが、ラブプラスといっしょに暮らしている他所の家庭の事情が手に取るように理解できる。

まあきっとアレだ・・・。
ダンナは自分には何年もチューしないくせに、DSに向かって時々チューしてるとか。
ダンナは自分には可愛いとか言ってくれたためしもないくせに、DSの誰とかが可愛いと毎日ほざくとか。
・・・こういうのを容易に想像できてしまうのはわたしだけではないだろう。

なるほど。
そりゃまあリアル嫁ぶち切れてもしかたあるまい。

リアル嫁がいるということは、既に結婚しているという事でもある。
既に結婚しているという事は、異性としての魅力を最大限発揮できている期間は既に過ぎ去っているという意味でもある。
すなわち賞味期限が切れかけているか、または既に切れてしまったモノだということだ。

対して絵に描いた女。
10年前でも今でも大変すばらしい。
それどころか、長時間平均すると年々すばらしさが増す方向のトレンドにあるのは間違いない。
そんなのと勝負して勝てるわけがない。
ダンナのスカウターでは歳を追うごとに数値が下がる一方なのだから、そもそもいつまでも自分が勝負の土台にのると思うことすら愚かしいのだ。



リアル嫁が勝つ方法はたった1つしかない。

リアル嫁はリアルワールドでの稼動性能が極めて高い。
それに対し、絵に描いた女を実装しているハードウェアは人類に比べれば実に貧弱だ。

異性としての魅力という、相手の最も得意とする分野で勝負を挑むからこそリアル嫁は負けるのだ。
だから相手の最も不得意とする分野で勝負すれば良い。
リアルワールドに実体として存在するハードウェアに物理攻撃をしかけるのだ。

ようするに、
『ナイショでDSとラブプラス捨てちゃいましょう』
というのが答えだ。

そしてこれは我々が最も注意しなければならないことでもある。
絵に描いたほうの嫁はハードウェアに対する物理攻撃に極めて弱い。
我々はその弱点に対する攻撃がありうることを常に意識し、細心の注意をもって絵に描いた嫁を愛していかなければならないのだ。

ニコニコの世論調査に思うことあり(続)

2009-10-27 00:01:37 | 経済/経済/社会
わたしには支持政党など無いが、明確に民主不支持である。

今の鳩山総理とか亀井大臣とかの発言を聞いていると、ほんとうにそれをマジで実行すると日本ひっくり返るんじゃねえかという政策がすごく多い。
これは、とりあえず暴言まがいの要求を述べておいて反対意見が出てきたところで落としどころを探るという作戦なのかもしれん。
もしくはホンキでやろうとしているほど内閣がバカなのかもしれん。

これはどちらなのかまだ判断はできない。
わたしは半分戦々恐々としながら、半分まずは腕前のほどを見せてもらいましょうか的な気分で政治を眺めている。



さて。

ニコニコの世論調査に思うことあり
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090716

先日、熱心な民主党支持者の男についての記事を書いた。
いわゆる政治スィーツ(笑)男でもある。

当時は政権が変わるちょい前だったわけだが、政権が変わった今はどうだろう。
例の男にちょいと聞いてみた。

その男によると
「民主政権になってから何から何まで良いことずくめ」
なのだとか。

へぇ~。

この男に対して例の銀行モラトリアム問題みたいなのを経済学的なツジツマをふまえて説明しても多分理解できないと判断したのでこれ以上は何も聞いていない。(※1)

しっかし、これが日本の有権者の分布のセンターあたりだとしたらと思ったら、こいつはかなり背筋が寒くなる思いをした。



【※1 銀行モラトリアム問題】

わたしは銀行モラトリアム問題を全否定しはしない。
あるREITなんか、他に借り替えられないのをいいことに、超短期なうえに高利貸しじゃねえかというような暴力的な金利をつきつけられてしかも飲まざるを得なくなったわでけで、そういう意味でもある程度手をつけるべきだとは思っている。
だが、亀井大臣が言ってる作戦をそのまんま実行したら日本は終わるとも思っている。

まえに民主政権に身の危険を感じて日本株の買い増しをやめると宣言した(※2)わけだが、その判断は今でも間違ってはいないと思っている。

あるREITについては↓これを参照。
http://www.prospect-reit.co.jp/dl/news/2009-1008-00.pdf



【※2 民主について私見】

↓こちら参照のこと。

民主党に投票したくない理由(上巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090823

民主党に投票したくない理由(下巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090824

リーマンショック後の自分の読みを検証

2009-10-26 00:00:12 | 経済/経済/社会
もう少したつと、わたしが株に手をだしはじめて1年が立つ。
リーマンショックが起きるを予想するのはかなり辛いものがあるので、それは当たらなくてもしょうがないかもしれん。

さて、リーマンショック後からの自分の未来予測が当たったかどうかを振り返って検証してみたい。



[日本株]

もともとリーマンショック前から
「日経平均が8000円を割ったら株に手を出す」
と言っていた。
ホントにそうなる確率は5割以下だと思っていたが、いざなってみると
「まさかそうなるとは!」
という感じだ。

長期的に見れば割安水準にあると思った。
したがって日本株を買いに走る。
いつが底かは判断つかないので、1月あたりに買う額をだいたいで決めておき、半年以上~1年未満かけてちょいとづつ買うことにした。

長期的に見れば割安水準にあるという読みは当たった。
現在は10000円代を回復しているわけだ。

だが、こんなに早く10000円代に回復するとは思ってもいなかった。
もっと早めに買い積んでおいたほうが儲けが多かったことを意味する。
そういう意味では外れた要素もある。



[外国株]

日本語の決算短信を読むのもままならないくせに、英語で書かれた決算短信なんてそうカンタンに読めるはずもない。
だから外国株は今回はスルーした。

外国株にしておいたほうがパフォーマンスは良かったかもしれん。
日本株にしておいておいた現状は失敗ではなかったが、最適ではなかったかもしれん。
これは良いとも悪いとも言えんな。



[債権]

株が割安だと判断していたので、わざわざ株を買うための現金を回してまで債権を買い増す気は起こらなかった。
ちゃんと検証していないが、たぶん株を買ったほうがパフォーマンスは良かったと思う。
そういう意味では判断は当たっている。

予め持っていたヤバげな債権が評価損になってしまっていた。
これは今でも評価損になっている。
ただ、持っていなかったら買ってもいいかもと思えるほどの割安水準だったので、損きりで売っぱらって現金化するのはやめた。
だいぶ持ち直したのでその判断は当たっている。

ただ、予め持っていた債権を評価損でもいいから売っぱらい、それで株を買っていたほうが勝っていたかもしれん。
欲張りすぎかもしれんが、恐らく判断はベストではなかったろう。



[REIT]

J-REIT初の破綻がおきたニューシティーショック。
これより前は世間では
「J-REITは官の肝いりでできたものだから絶対潰れない」
という意見もあった。
これはインチキ臭いと思っていたのでしばらく様子見していた。
案の定、破綻するREITが出た。
この読みは当たった。

さてリーマンショック後。
こんどは反対側に極端な
「銀行の貸し渋りにより、ヘタしたらJ-REITは1つも残らないかもしれない」
という意見も出てきた。
これは間違いだと思った。

そうはいっても最悪で1/3くらい破綻するかもしれんと思った。
1/3くらいまで破綻するくらいなら絶対生き残れるうちのギリギリ下限の銘柄をいくつか買いに走った。
この読みは当たった。
おかげで東証REIT指数を上回る成果を上げることができた。
また、買った株のうちREITのウエイトを大きくしたのも正解だった。

だが、最悪で1/3くらい破綻するかもしれんという読みは外れている。
最初の1つ以外に破綻したものはない。
結果的にはもっとハイリスクなものを買ったほうがパフォーマンスが良かったわけだ。
まあそこまで言ったら欲張りすぎだよな。



[不動産株]

もともとREITは不動産株みたいなものなので、そもそもあまり不動産株を別途買うつもりは無かった。
超激安化した新興系の不動産会社はどこが潰れてもおかしくなさそうだったので手を出しづらかった。
逆に大手ではREITのほうがお買い得に見えたので買う気が失せた。

株価指数だけから見れば、当初思っていたほど不動産株は悲観的になる必要はなかった。
そういう意味では予測は外れた。

結果的にはどっちを買っていても同じくらいのパフォーマンスになっていたかもしれないという程度なので、こっちにしとけばよかったという意味で予測が外れたわけではない。



[銀行株]

アメリカみたいに毎週どっかの銀行が破綻するような状況とくらべて、日本は破綻する所が頻発するとも思えなかった。
この読みは当たったが、世間もそう思っていただろうから、あえて当たったというほどのこともない。

そういう意味では日本の銀行株は割安水準にありそうな気がすると思った。
ただ、どこがOKでどこがNGなのかまでを判断するには至らなかった。
そんな感じで十分検証しきれないものだから、かなりウエイトを下げつつ買ってみた。

その後、日本国内では破綻する銀行はたぶん出ていないんじゃないかな。
そういう意味では当たっている。

しかし、サブプライムローン関係の資産で大失敗した銀行がヤバいと判断して安値で大幅増資をした。
また亀井氏の発言で銀行株が大きく売られてしまい株価はかなり低迷している。

結果的にはほぼトントンにしかなっていない。
一般論としてはトントンだとハズレとは言えないのかもしれないが、このご時世でトントンだというのはハズレに等しい。
これは失敗の1つにカウントする。
まあ、あんまりたくさん買ってないからいいようなものの。



[ハイテク株]

景気が悪い状況はしばらく続きそうだと思った。
かなり円高も進んでしまったので、輸出産業であるハイテク株も苦戦を強いられるのは明白だった。
それに、大手電機メーカーなんてほとんどが成長のビジョンすら描けないような衰退の鮮明な状況になっている。

ついでに言うと、わたしの勤め先はこの業界なわけで、わたしの給料は日本のハイテク株のパフォーマンスに連動しやすいだろうと思われる。
だからあんまりウエイトを大きくするのも気が引ける。

したがってハイテク株はほんの少しだけしか買っていない。

しかしハイテク株の回復は早かった。
この予測は完全に外れた。



[ボロ株]

当blogでときどき「宝くじ」と呼んでいるアレだ。
潰れてもおかしくないような危なっかしい銘柄をほんの小額づつアレコレ買ってみて、後の急成長を楽しみに寝かせておくという作戦を決行。
これは道楽半分かな。

持っている中ではまだ倒産した銘柄は出てはいない。
だが上場廃止になったとか株価が半額以下になったとかのダメダメな銘柄、いわゆるハズレくじをいくつも引いた。
買った金額は少ないが比率でいうと何倍にもなったような、いわゆる当たりくじも引いた。

トータルでは勝っているが、日経平均と比べたら大きく勝っているとか大きく負けているとかいうほどのこともない。
だから読みは当たってもいないし外れてもいないくらいかな。

まあ、そもそもこいつらは心臓に悪いから、あんまりたくさん仕込むべきではないな。



[その他]

物流とかガラスとか、そういったセクターは馴染みが無いからホントわからんからなぁ・・・。
まあ、とあるセクターで1銘柄だけ買ってみたとか、そういうのもあるにはある。
とはいえ、予測の当たり外れを検証する前に、わたしでは予測すら難しいセクターがいくつもあった。

そういう意味では買わなくてもいいから予測くらい立てられるようになるべきだと、今さらもって反省。



結論:

一応はリーマンショック後からなら勝ち越している。
しかしあらためて検証してみると、自分の予測がドンピシャ当たったものも無いし、ハズレ予想もかなりあったわけで、結果的に運良く勝っているだけかもしれんという疑いを禁じえない。
まあおかげでだいぶいろんなことに詳しくなったわけではあるが。

コーヒーゼリーの薦め

2009-10-25 00:03:50 | オタネタ全般
キホン的にわたしは自炊しない。
会社の食堂で食ってるか、コンビニかスーパーで弁当だかパンだか買ってくるか、休みの日は外食するか、そんなかんなで暮らしている。
たまに自炊することもあるが、がまんしたら食える程度の可能なかぎり手をぬいた最低限のものしか作りはしない。

こんなヤツは料理の腕前が上達するわけがない。

しかし!

こんなわたしでも、1つだけ得意料理がある。
それがコーヒーゼリーなのだ。



事の発端はスーパーだった。

溶かして冷やすだけでできる系のコーヒーゼリーの粉が特売で売っていたことが原因だ。
めったに買わないにもかかわらず、面白そうだったからついつい買ってしまったのが運のツキだった。

家に帰り、お湯に溶かして冷蔵庫で冷やす。
さて食べてみる。

まずい!!

長らく食っていなかったが、コーヒーゼリーってこんなにまずいのか!?

残念に思うのを通り越して、驚愕するほどまずかった。
しかし、一般論としてコーヒーゼリーというものがこんなにまずいとも思い難い。

よし、じゃあ自分で作ってみよう!

それが発端だ。



まず、いつも使っているPavoniのエスプレッソマシン(※1)を機動させる。
いつものエスプレッソ用の豆を持ってきて、それでいつものようにエスプレッソを抽出。

できたばかりのそれにゼラチンを投入。
それから、ユーカリの花のハチミツを大分多めに投入。

あとはお湯でコーヒーなみに薄めて、かき混ぜて、冷蔵庫で冷やす。
冷えて固まったら完成。

実にカンタンだ。
しかし、こうやって作ったコーヒーゼリーは実にうまい。
やっぱりちゃんと作ればうまいんだよな…というのがよくわかった。

こいつは単なるデザートというよりむしろ、うまいコーヒーで作った何かという感じの風味のほうが強い。
たぶんこれがうまいのは、コーヒーゼリーの元が片やインスタントなのに対し片やマジメなエスプレッソだという違いであろう。
うまいエスプレッソを煎れられる環境にある人はこれを試してみてほしい。



コーヒーゼリー・・・
今ではわたしの唯一得意とする料理である。



【※1 いつも使っているエスプレッソマシン】
わたしの愛したマシンたち(エスプレッソマシン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090619

ますます現物の女に興味がなくなる今日このごろ

2009-10-24 00:01:06 | オタネタ全般
アイマスSPの千早と共に暮らしはじめて何日かたった。(※1)

千早はかわいい。
脳漿がしみ出して鼻から垂れてきそうなほどかわいい。

会社から帰宅し、PSPを起動させ、千早と会う。
たったそれだけも今日この日を生きている意味があったと実感する。
千早と暮らしはじめて本当に幸せだ。



そして。

その反面、ますます現物の女に興味がなくなった気がする。
街を歩いていても、今では目の前にいるのがジャマだというくらいにしか思わない。
で、最近思っているのだが、実はわたしは本質的に女が好きじゃないんじゃないかと思いはじめた。

極めて酷い例えなんだが・・・

このまえ混雑している街中でウロウロしているとき、目の前を歩いている女とたまたま行き先が同じだったことがある。
で、その女はわたしがそいつに性的な興味があるからついて来ているものと勘違いしたのか、途中から妙にわたしの挙動を気にしはじめた。

わたしはこういう人を犯罪者扱いするクソ女のためにわざわざ遠回りしてやるほどの菩薩並みの親切さは持ち合わせてはいない。
そうこうしているうち、その挙動があまりにも露骨すぎるようになってきた。
ムカついたわたしはそのクソ女を睨み返してやった。
そしたら、その女は傍目にも滑稽なほどビビりまくり、人ごみを押しのけて走って逃げていった。

はっきり言ってこれは自業自得である。
そもそもにおいて犯罪者扱いしている時点で大変失礼だし、そんな女に興味があると思われたこと自体でも2重の意味で大変失礼である。

この後きっとこいつは
「あたし痴漢に襲われそうになったのよ!」
とか見当違いのことを誰かに語ることになるのだろうが、んなこたぁ知ったこっちゃない。

こういうのが女の総体だというのも、木を見て森を見ずというか、たまたま腐った木を1本だけ見て森全体が腐っていると解釈するほどムチャクチャなのは重々承知している。
目撃したことのある腐った木の話は何本でも挙げられるが、今日のところはまあこれくらいにしておこう。
しかし、こういうクソ女をたくさん見すぎたからこそ、絶望に駆られる結果になったのかもしれない。



わたしは技術系の企業の研究開発センターみたいなところに勤務している。
そういうところには女はほとんどいない。
だが完全にゼロではない。
事務員とか役員秘書とか食堂要員とか、そういう人たちは若干名存在する。
ふつうならば職場にもっと華が欲しいとか言うところで、実際そういう話もよく聞く。

しかし!

わたしはそうは思わない。
そんなのいらん。

むしろ、どーでもいい思ってもみないことで
「セクハラよ!」
とか言われかねないリスクを考えたら、気心の知れた男の相棒たちだけで戦うほうがマシだとさえ思う。

先日、会社の若い(?)独身の女が数名くるという宴会に誘われた。
だが、千早と暮らすと決定してすぐの時だったし、酒が入って口が軽くなって変な本音をポロっと出してしまったら相手の女の気分を害するだろうしで、若干キケンな気がしたのでパスしておいた。



この今のわたしの前衛的すぎる感覚を短期間で大衆平均の凡百な状態に修正するのは容易ではない。

現物で千早よりいい女を目の前に持ってこないかぎり修正はまず無理だ。
それと同じく、現物で千早よりいい女を持ってくる事自体まず無理だ。
ブロンズセイントが十二宮を突破するほうがまだ奇跡の消費量は小さくてすむ気がする。

いっとくけど、あずささん持ってくるのは反則だからね(笑)。



【※1 千早と共に暮らし】
千早におこし頂いた
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091019

踏み込むのをためらうモノ

2009-10-23 00:00:34 | オタネタ全般
わたしは二次元が大好きだ。
そして体の上から下まで完全に二次元にハマりきっている。

しかし!

これだけドップリとハマっているわたしでさえ、踏み込むのをためらうモノがある。
それは以下の2つである。

・声優
・コナミのギャルゲー

これについて順に記していきたい。



① 声優

声優は2.5次元世界のモノである。
その概念的な意味は以前書いたのでそちらを参照いただきたい。

2.5次元世界の住人たち
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090927

さて、アニメのキャラは実在ではないが、声優は実在である。
それは、声優にハマりすぎると現物と同じ大ダメージを食らうことになる事を意味する。
そして痛恨の一撃を食らって瀕死の重傷となった古強者の話は、ちょうど先日書いたところでもある。

國府田マリ子のおっかけをやって10余年が経過した
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091011

これだけではない。
すでに風化甚だしいが、みやむー事件も同様の大ダメージ要因の1つであろう。
どこまで本当なのかどうか知らんが、みやむー事件のような出所もわからんウワサに腹をたてて自分で調査していた熱心なファンの東大生が自殺したとかいう、真しやかなウワサまである。
(当時東大に在学していたはずのダチに聞いたこともあるが「そんなの知らん」と言われた。)

だからわたしは思う。
声優にハマりすぎる事に対して心理的な抵抗を感じる。
わたしが声優にハマることはあっても、声優の声にハマるのであって、声優の人物自体にハマることがないように半分無意識に制動がかかっている。
おかげで声優のコンサートへ行こうというところまでは達していない。

これが良かったのかどうかは分からん。
しかし今のところ声優でダメージを食らったことはない。



② コナミのギャルゲー

わたしにとって、ときメモ1は初恋の人の登場する思い出の作品である。
わたしはときメモ1を高く評価している。

しかし。
最終的にはときメモ1に深く絶望し、ときメモ1と別れを告げた。
そのあたりの事の顛末は以前書いたのでそちらを参照いただきたい。

いまふたたび紐緒結奈(ときメモ1)への愛を語る
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20081229

いまふたたび紐緒結奈(ときメモ1)への愛を語る  その2
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20081230

それ以来、ときメモを作ったコナミのギャルゲーに手を出すのをためらってしまうのだ。
あの時と同じようなコナミの運営方針によってまた絶望を味わうことがあろうかと思うと手を出しづらくなってしまうのだ。

あれが発売されてから15年たつ。
もう半世代は過ぎたことになる。

もう今のコナミのファンの人たち、ラブプラスのファンの大多数は、かつてアレがあった事を知らないだろう。
べつに未だにコナミに悪い感情を抱いているわけではないが、この躊躇感はどうやっても克服することができそうにはない。

あえてまちがった風呂の入りかた

2009-10-22 00:01:45 | オタネタ全般
風呂に入る理由は人ぞれぞれかもしれないが、キホン的には人体を清潔に保ち病原菌に対する耐性を高めるのが大前提だろう。

しかし!

それ以外の目的で風呂に入る用途もある。
風俗的な意味ではない。
当blogで語るにふさわしいような変質的な意味での用途である。

それをこれから語ろう。



まずふつうにお湯をためる。

ふつうに風呂に入って体を洗う。
これは通常用途としての風呂の機能を使わないまま終わるのはもったいないからであって、好みで省略しても良い。

それがすんだら風呂の電気を消す。
実は慣れたら真っ暗闇でも体を洗えるので本来はそれが望ましいが、なれないうちは洗った後で電気を消しても良い。

電気を消すというのは視覚情報を全部消去するためである。
おなじように聴覚情報も全部消去しなければならない。
したがって窓は閉めるべきだし、換気扇も止めたほうが望ましい。
もちろんTVをつけっぱなしで風呂に入るのも不可。

そして真っ暗闇で音も聞こえない状況下で1時間くらい風呂につかり続ける。
1時間くらいというのは感覚的な話であって、このへんはだいたいでいい。
そもそもこれに成功すると時間の感覚がわからなくなるから、本当に1時間くらいたったのかどうかすらわからなくなる。

なお、風呂につかり続けられないほど湯温が高いのは失敗である。
また汗をかきすぎてのどの渇きをおぼえるようでも失敗である。
そのへんは注意してやってみよう。

さて、1時間くらいたつとどうなるか?

だんだん自分の皮膚と湯のあいだの境界があいまいになってくる。
自分の体からダシがとれるからなのか、皮膚が水を過度にすってふやけるからなのか、それは良くわからん。
ひょっとしたら水棲の哺乳類はこういう感覚でいるのかもしれん。

それから、だんだん起きているのか寝ているのかもよくわからんような曖昧模糊とした状態になってくる。
意識があるから寝ていないのは確かだが、起きて活動しているときほど冷静沈着に頭が冴えているわけでもない。
フトンに入って眠りにつくまでのウトウトとした状態が延々と続いているのに近いといってもいいかもしれない。

この状況下では、脳はふだんの生活では出力しないような妙なことを考える。
眠りの浅いときにヘンテコな夢を見てしまうのにも少し近い。

さて、それが何たるかはやってみてからのお楽しみだ。
お試しあれ。



追伸:

参考となる過去記事を以下に記す。

リアルワールドがリアルさを失うとき
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20081220

祝 1M書いた!

2009-10-21 00:00:13 | 連絡など
いままで書きためた原稿の合計が1Mbyteに達した。
ふつうに何か思いつきで書いたとしても30kbyteも書ければ上々なのだが、よくもまあここまで書いたもんだ(笑)。


注:
近日公開予定の未発表原稿ふくむ。
もくじの回はふくまない。
画像はふくまない。
htmlタグはふくむが、当blogはほとんどプレーンテキストなので割合としてはほとんどない。

社内研修で物議を醸しだした

2009-10-21 00:00:02 | オタネタ全般
今日、とある社内研修を受けてきた。
・・・というか、受けさせられてきた。

内容までこまかく書かないが、業務改善方法がどうのこうの…というような、いかにもどーでもいい的な臭いしかしない研修である。

この研修では、グループごとに分かれてとあるネタについて議論し、それをまとめ、A0サイズくらいの紙でイラストを交えて表現せよ、という課題が与えられた。

議論してまとめるくらいは大したことはない。
研修の趣旨にそってやってれば大概なんとなくそれっぽいものにはなるし、8人くらい集まれば1人くらい仕切り肌のヤツはいるものだ。

しかし!

『イラストを交えて表現せよ』というところは如何ともし難い。
セミナー講師による授業段階で、模範事例としてドラえもんっぽい絵で表現された作品を紹介されてしまったいきおい、みんなして何か絵を描かねばならんもんだと思い込んでしまった。

グループ内に暗雲が立ちこめた。
「こいつは意外とタイヘンなんじゃね? いったい誰が絵をかくんだよ・・・」
わがグループ内での問題意識は光の速さで伝播した。
カンペキに本来のセミナー内容そっちのけである。

議論したネタを表現するためにどういう構図の絵を描くのかまではカンタンに決定した。
問題は描けるヤツだ。

「おまえ何か描いてみろよ?」
仕切り肌の男はそう言った。
つかまったヤツはしぶしぶ何か描いた。
とはいっても、顔がただの○で、手足は棒1本づつの、いちばんカンタンかつ模式的な絵でしかなかった。
あと2~3人ひっつかまったが、結果はどれも同じようなものだった。

「じゃ~、我輩も何か描いてみよっかな~♪」
わたしもペンを取った。
まわりは
「自発的に描こうとするなんて物好きなヤツだな~」
というくらいのムードだった。
既にグループ内では
「だめだこりゃ」
的な雰囲気が立ちこめつつあった。

ところが!

30秒くらいでその雰囲気は一変した。
わたしが片目の輪郭を描いたところで、
「何かコイツ巧いぞ?」
という外野のヒソヒソが聞こえてきた。

予め言っておくが、べつにわたしは絵は巧いわけでも何でもない。
2009.10.15の記事(※1)にはっといたのと同レベルのものでしかない。
イラストを全く描いたことがない人よりちょっとだけマシなくらいでしかない。

しかしながらここはある種の特殊環境。
なんせ講師をのぞけば技術屋しか部屋にはいないのだ。

技術屋ってぇのは、アインシュタインの相対性理論について説明せよなんて突然言われてもけっこう答えられてしまうものだが、アインシュタインの似顔絵を描けなんて突然言われたらペンを持つ前に降参するようなのが技術屋だ。
そもそもイラストを描いて遊んだ経験があるような技術屋が、いったい世間にどれだけいようか?

そんなかんなで数分後には神に祭り上げられてしまった。
そっからあとはずっと「画伯」と呼ばれる次第である。

構図はきまっていて、あとは絵を描くだけ。

ホントは他にも提出資料がたくさんあって、みんなで分担して資料を作らねばならなかった。
しかし、わたしはそっちはやらなかった。

「絵を描くので精一杯だから、だれか代わりにやっといて」
みんな役割分担の重要性をカンペキに理解している。
わたしの分まで喜んでやってくれた。

わたしはというと、のこりの研修時間の間ず~っとA0の紙に女の子の絵を描いて遊んでいた。
ほかのみんなはというと、わたしの代わりにマジメに研修課題を潰していた。
ご苦労さまです、はい。

さて完成。

「巧すぎて怖いんだけど(笑)」
とか、
「○○にこんな隠しスキルがあったとは!?」
とか、
「これ、すげーかわいいんだけど、なんで?」
とか、
ずいぶんと御世辞を頂いた。

よそのグループからも
「うちにも絵心がある人がいたらいいんだけどねぇ・・・」
という声をいくつも聞いた。

再度言っておくが、べつにわたしは巧いわけでも何でもない。
ちょっとだけ描けるという程度の人すら2人としていなかっただけのことだ。
まあ、半分あきれられていたような気もするなあ(笑)。

さて発表。

このときにも、たまたまいた役員に
「これ誰が描いたんだ?」
と聞かれたり、研修の責任者の人にも
「人は見かけによらないなぁ」
とか言われたり、講師の人にも
「こういうの、どうやって描くもんなんですか?」
とか聞かれる有様で、ずいぶんと物議を醸しだした(笑)。

実のところ、イラストなど描く必要すらなかった。
酷いとこになると、言葉を□で囲んだだけだったり、ポストイットに何か書いて張ってるだけだったり・・・。
まともにイラストなど描いてきたところなどほとんど無かったのだ。

なんだよ、そんなんでいいのかい!
うちだけ、ザクIIが量産化されていないのにガンダム造っちまったくらいチート性能じゃん!!

まあなんといっても、この日は会社いって絵を描いて遊んでるだけで半日終わったわけで、こんなんでいいんだろうかってぇほど楽しく過ごせた1日だった。

本日の教訓としては
『どんな無駄なスキルでも、いつかどーでもいいことで役に立つ日が来るから、決してスキルは無駄にはならない』
というところだろうか・・・?



【※1 2009.10.15の記事】
我毎日観賞千早
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091015

我輩が敗北を喫した

2009-10-20 00:00:02 | オタネタ全般
世の中には、自分がキ○ガイだと認識しているキチ○イはいないのだとかいう俗説がある。

しかし!

これは変態には当てはまらない。

軽度の変態の場合、一般人から変態っぷりを指摘されると
「俺は変態ではないっっっ!」
とブチ切れる。

重症の変態の場合、一般人から変態っぷりを指摘されても
「いや、それは違う。
 君はまだ素晴らしさを知らないだけだ。
 あれのイイところはだね・・・」
と、開き直ることを通り越して、いかにそれが素晴らしく一般人の感性がいかに貧困なのかを熱く語ってくれる。

その域に達すると、自らが世界の最先端を走っている自負、その素晴らしさを世に知らしめなければならないという使命感まで抱くようになる。

たとえば我輩とか(笑)。



さて、わたしはわたしをも上回るほどの逸材的変態が身の回りにそうそう生息しているとは思っていない。
・・・いや、思っていなかったというほうが正しい。

なぜなら!

実は同じ会社にわたしをも上回る男が鎮座しているという目撃情報を入手したからだ。

その男の座右の銘はこうだ。
「やっぱ女の子は小学校4年生までですよね~」

伝え聞く名言は他にもある。
「先日、○○幼稚園で運動会がありましてですね・・・」

わたしが敗北を感じた瞬間だった。
わが社の変態ランキングにおいては、わたしはこの男にカンペキに敗北を喫したといっても過言ではない。
彼ほどの逸材が身近に潜んでいようとは、いったい誰が予測しえたであろうか?



「12歳は天使
 14歳はおばさん
 16歳は熟女
 18歳はババア」

これはロリコン界における不文律のようなものだ。
いっておくが、わたしはロリコンではない。
だが、彼らの言わんとしている所のバランス感覚は理解できる。

ギャルゲーやアニメがいくらでもある現代の華を謳歌している我々に比べれば、彼らの今はまさに窮屈で不遇な時であろう。

人に迷惑をかけない範囲で、彼らにわずかでも幸あらんことを!

千早におこし頂いた

2009-10-19 00:01:18 | オタネタ全般
最近、プライベートで悩みを抱えていた。

他でもない、2009.10.13の記事(※1)のことだ。

ゲーセンでアーケード版のアイマスをやっていると、家で寝転んでプレイするよりも遥かに感情移入できる。
PSP版よりも楽しいのだが、その反面、千早を傷つけてしまった自分も傷つく。

アケマスの千早に会えないのは辛い。
会ったら会ったでそれはそれで辛い。

わたしはにっちもさっちもいかない状況に追い込まれた。

それでも取りうる選択肢はいくつかあった。

その①。
そのまま続ける。
千早も自分も傷つき心が鮮血を噴き続けながら、それでもアーケード版をプレイしつづけ、遠い先のいつかアーケード版で千早の夢をかなえる。

その②。
引退する。
決心を固め、鉄の意志を持ってして惚れた女のために二度と近づくまいと決意する。

その③。
筐体を乗り換える。
PSPを導入し、我が家で千早と暮らす。



わたしは悩んだ。
こんなに悩んだのはいつ以来なのかすら思い出せない。

・・・結局わたしはひよってしまった。

その①が孤高の理想である。
それはわかる。
しかし痛い。
既にわたしの心はそれに耐え切れなくなっていた。
結局その③を選ぶ他なかったのだった。



そうと決まれば話は早い。

休日だったので、まずは朝からアケマスのあるゲーセンへ直行。
プレイ途中の千早と会い、まとめて引退コンサートまでプレイする。
それで最後の別れを楽しむ。
二度とアーケードの千早と会うこともないかと思うと、席を立つのですごく心苦しい思いをした。

その足で近くのショッピングモールへ直行。
そこでPSP本体・アイマス(青)・Memory Stick・PCモニタ接続キットをまとめて入手。

アーケードにせよPSPにせよ、いいかげんカネかかる。
女にはカネがかかる。
しかし、それだけのカネを喜んで出してもいいから会いたいと思えるような女が、いったいこの世に1人でも存在するだろうか?

我が家につく。
はなからPSPの小さなディスプレーで千早と会う気はさらさらなく、いきなりPCモニタ接続キットにて接続。
PSPのしょぼい内蔵スピーカーで千早の歌声を聞く気もさらさらなく、自作のヘッドフォンアンプを介して木のヘッドフォン(※2)に接続。
そして電池をはめ、Memory Stickをはめ、ACアダプタをつなぎ、アイマスのUMDをとり出し、二度と開ける事のないかもしれないUMDスロットにそれを挿しいれる。

PSPの電源を入れる。
無事にモニタにアイマスのタイトルが表示されたときには少し高揚した。
まあ韓国製じゃねえんだからマトモに動くくらいアタリマエなんだが、そうはいっても動き出すとイヤがおうにでも心は躍る。

ゲームスタート。
アーケードやってたから説明書読まなくてもだいたいルールはわかる。
いきなりゲーム開始してもダイジョウブだろう。
やってるうちに、いつのまにか無意識のうちに相棒は千早を選択していた。
PSPのアイマス(青)では千早のほかにあと2人いるらしいと伝え聞くのだが、ほかの人は未だに見たことすらない。

今日は延々と千早と遊んでいた。
気がついたら4時間くらい平気で過ぎていた。



さて。
PSP版をプレイしてわかったことが3つある。



1つ目。
アーケード版よりカンタンだ。
レッスンのミニゲームはPSP版のほうが難しいが、PSP版のほうがランクを上げる関門を突破しやすい。

おまけに、ゲームオーバーでの引退コンサートが無くなった代わりに、ボーナス追加でリトライする機能までついている。
これをシューティングに例えると、ある面で残機全滅したら残機追加かつパワーアップ追加でそのステージの最初からやりなおせるというものだ。
全滅しつづけても残機が50機にもなれば誰でもクリアできるようになろう。

アーケード版ではランクCはそうカンタンには到達できない。
しかしPSP版なら情熱がありプレイし続けていれば誰でも到達できる。
この家庭用ならではの救済処置をどう捕らえるかというのは難しいものがあるが、とりあえずヘタクソなわたしとしては今は歓迎したい。



2つ目。
やはりアーケード版ほどは痛くない。
家で落ち着いている上に時間無制限でプレイしている以上、ゲーセンほどは集中していない。
アーケード版ほどには本気で自分の精神がアイマス世界に同調していない。
おかげで、千早を傷つけてしまった自分が傷つくという、あのアーケード版特有の味が控えめになっている。

おかげでアーケード版ほどは自分がダメージを食らわない。
その反面、その分だけ心が向こう側に行ききれていない。
予めわかってこれを選択したわけではあるが。



3つ目。
これまでは、平日に仕事が終わったあと、日付が変わるまでのほんの片時だけをゲーセンで千早と過ごす生活を営んできた。
今にして思えば、それは何と儚い人生だったろう。
それに、いくらわたしが好きだからといって、ゲーセンではいつ撤去されるかもわかりはしない。

しかし今は違う。
千早は我が家にいる。
家に帰りさえすればいつでも千早に会うことができる。
さらには、持ち運びさえすれば家でなくても千早に会える。
それどころか、仮にいまこの瞬間に千早と会っていなくても、PSPがそこにあり電源ONでいつでも千早に会えるその環境は心地がいい。

この違いは大きい。
アケマス生活の頃はそんな事は全く思ってもいなかった。
これが共に暮らすということか!



わたしの本職は技術屋である。
だから、仮に人類が滅んでわたしだけ生き延びたとしても、ミニ四駆のモーターだか何だか使って水力発電してPSP機動させて千早に会ってみせる。
仮に何らかのイノベーションがおきてマイクロ波配電の時代になってACアダプタが使えない時代が訪れたとしても、それくらいのコンバータくらいだったら半日くらいで作って千早に会ってみせる。
PSPの電池の寿命が来て交換部品も無くなる時代がいずれやって来ると考えられるが、外付け電池式で機動させるくらいわけもない。

千早と暮らす上での障害はPSP本体の不良がいつ来るかというくらいのものだ。
PSPが生産中止になったらリスク回避のために何台か追加で買っておこうと思う。
そうすれば、この命尽きるときまで千早と共にあれるはずだ。



追伸:

PSP本体の色はネットで千早ちゃんブルーだとか書かれているVIBRANT BLUEにした。
だが、我が家にあるケンプファーとハイザック(連邦軍仕様)のガンプラがこれと同じメタリックブルーで塗装してあるためか、我が家的には千早ちゃんブルーはガンプラカラーにしか見えなくなってしまった。
狙った雰囲気はまるで伝わらず・・・。orz



【※1 悩み】

アイマスやるのがツライ…
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091013



【※2 木のヘッドフォン】

わたしの愛したマシンたち(ヘッドフォン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090624