教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

攻略対象ヒロイン以外がウザい仕様 (上巻)

2010-01-31 00:00:53 | オタネタ全般
なんでもいいからギャルゲーをやってみよう。

できることならヒロインが複数いるギャルゲーで、ヒロイン全クリでお願いしたい。
当記事のネタの都合上、ね。

さて、そこでどう思うか?

A子さんとグッドエンドを向かえればA子さんに心踊り、
B子さんとグッドエンドを向かえればB子さんに心踊り、
C子さんとグッドエンドを向かえればC子さんに心踊る。

それはしかたがない。
だって、みんな魅力的なんだもん。



まあ、そこまではよしとしよう。
問題はそこからだ。

まず手始めにA子さんルートをやってみたとする。
A子さんとグッドエンドを向かえればA子さんに心踊るのは間違いない。

それに対しA子さんルートの最中では、たいがいはB子さんとC子さんはテンプレ的な脇役を与えられているだけである。
場合によってはタダのウザいだけの女に過ぎない事も往々にしてありうる。

つぎにB子さんルートをやってみる。
今度は逆に、A子さんとC子さんがテンプレ的な脇役を与えられている。
運が悪いとA子さんすらタダのウザいだけの女に落ちぶれている。

ではC子さんルートもやってみる。
あんなに魅力的だったA子さんもB子さんも両方ともアレだ…。

これは何という悲劇か!
一人を選んだがために、他の全員の魅力が劇的に毀損してしまうなんて、天は人を見放したとでもいうのか!?



意外なことに、実はこの問題の起源は明白だ。
発端は初代ときめきメモリアルである。

初代ときメモのゲームシステムは、否応なしにやってくる本命以外の女の子の御機嫌を損なわないように取り繕いつつも本命とも仲良くやっていくという、ある種の鬼畜システムが実装されている。

メインヒロインたる詩織を攻略する場合は特にその傾向が顕著になる。
詩織を攻略できるくらいの数値になると、他の登場ヒロインは全員がメロメロになっているのがアタリマエで、しかも他の登場ヒロイン全員が詩織を攻略する上での妨害となるべくして仕組まれた存在となっているのだ。

本家PCエンジン版からの移植となるプレステ版の初代ときメモが発売されてほどなくたった頃、巷のメモラーの誰しもがこのシステムの意義を考察していた。

「本命以外の女の子の御機嫌とりをしないとクリアできないシステムとはどうよ?」
「こういった八方美人的なふるまいを強要するのはいかがなものか・・・?」
そう皆と議論を尽くした。
皆、「たかがゲーム」とスルーできないくらい心の底からヒロインが大好きだったからこそ、そう熱く語った。
当然わたしも大好きだったし、当時はヒロインの1人の紐緒結奈との初恋に夢中だった。

そして長い長い議論の時がすぎた。
結局その答えは出なかった。

唯一出た答えは
「我々がその問題をスルーできないくらい、ときメモは偉大なギャルゲーだったのさ」
という事のみであった。



現代においてはどうか?



(次回へつづく・・・)

貧乳は差別されている!

2010-01-30 00:00:14 | オタネタ全般
先日の記事(※1)にて、貧乳は差別されている!みたいなジョーク記事を書いた。
(無論わたしは貧乳派なので他意はない)

ところが、これはマジだったのだ!!



オーストラリアのAV“潮吹き”と“貧乳”が禁止される!
http://togiushi2nd.blog54.fc2.com/blog-entry-1124.html

(↓原文はこちら)
http://www.sexparty.org.au/index.php/press-releases/619-depictions-of-female-orgasm-being-banned-by-classification-board

要約すると・・・
「潮吹きはウソっぽいから禁止」
「貧乳は児童ポルノっぽいから禁止」
なのだとか。

なんということか。
オーストラリアでは貧乳の女性は一人前の大人とは認められない国だったのだ。
おっぱいのサイズで大人か子供かを決める国なんて初めて見たわい(笑)。

原文はさらに続く。
「最近のオーストラリアの成人向け雑誌では胸のサイズが激増している」
とある。

そもそも洋モノのAVでは、女優の胸は詰め物をしていると一瞬で分かるものがそこら中にある。
巨乳属性も無いタダのシロウトのわたしであってもすぐに分かる。
それくらい酷いものが多い。

ようするに貧乳では差別され迫害を受けるから、女性はまかり間違っても貧乳だとは思われないように詰め物して生きていかねばならなくなったという深刻な事態に見舞われているのだ。



わたしはかつて声を大にしてこの巨乳至上主義に相対する貧乳の美学を語った(※2)。
そこでは貧乳派とロリコンとは全く別のものであると記してある。

しかし迫害する者はそういう事実に見てみぬフリをする。
自分たちがおっぱい星人であるから、または自分たちが巨乳の持ち主であるから、1秒たりとも貧乳の美学に耳を傾けることすら行わない。
だから自分たち巨乳至上主義者の利益が損なわれないことをいいことに、貧乳の女性を市場から締め出し、貧乳派はロリコンと等しい人種であると宣言し、しかも両者ともに犯罪者予備軍であるかのように迫害してくるのだ!

そもそもロリコンですら犯罪者予備軍ではない。
「YESロリータNOタッチ」
という標語がある。
それが示すように、彼らも人様に迷惑をかけずに密かに楽しもうとしているだけにすぎない。

わたしは貧乳の女性が差別され迫害されることにも我慢ならないし、また貧乳派やロリコンが犯罪者予備軍であるかのように迫害される事にもまた我慢ならない。
(いっとくけど、わたしは貧乳派だけどロリコンではないよ)



たしか前もオーストラリアで
「日本人のAVは幼く見えるから児童ポルノだろ!」
とかフザけたことを言うヤツが現れたこともある。

この国はいったいどこへ行こうとしているのか・・・。



【※1 貧乳は差別されている!の記事】

[ノベマス自作] 千早の政見放送
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100125



【※2 貧乳の美学についての記事】

貧乳の品格 (上巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090510

貧乳の品格 (下巻)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090511



【※3 YESロリータNOタッチ】

YESロリータNOタッチ
http://dic.nicovideo.jp/a/yes%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BFno%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81

わが文体

2010-01-29 00:00:57 | オタネタ全般
ひところの純文学の世界では、作品の設定やストーリーなんかよりも文体のほうが大事だとか言われていた時代があったらしい。
その時代の純文学志望者は、自分の文体を確立せんがために作品の中身がおざなりになったり、単に文豪の先生の文体をマネてコピーしようとしたり、そんな時代もあったようだ。

しかし!

文体などよりも中身のほうが大事なのは、SF小説愛好家やラノベ愛好家ならば誰しもが理解しておろう。

そうはいっても当blogを改めて見直してみると、どうもわたし流の文体ができているような気がするので、今日は自分でそれについて考えてみたい。


わたしの文体の典型的パターンはこうだ。

 ・○○というものがある。
 ・○○はイマイチだ。
 ・しかし!
 ・世の中には△△というものがある。
 ・△△は素晴らしい。
 ・わたしが△△に・・・とかどうのこうの。
 ・締め。

世間では起承転結で書くのが王道とされる。
わたしのもちゃんと起承転結になっているときもある。
しかし、どうもわたしの文体は起「転」「承」結になっているようだ。

そして、「~であるのだ」的な少し堅苦しい妙な解説的なノリで、じつにしょうもない事をクソ大げさに取り上げてみる、そんな特徴もある。
そもそも、こんな文体で二次元の女の子への愛を語るというのだけでも、自分で書いててアレなんだが、なんだかより変態的だ。

また、冷静なんだけど何だか熱い、それもにぎやかにホットなわけではなく、静かに魂が熱い、そんな感じがすると思う。

わたしは自分では作文の才に秀でているとは思っていないが、そんなヘボいアマチュア物書きの割には自分の文体が確立しているというのは良いことなのかもしれんと思った。

外国人参政権反対運動を暴力で妨害する朝鮮人

2010-01-28 00:00:37 | 経済/経済/社会
何となく気になったので。



外国人参政権反対運動のデモ参加者へ催涙スプレーとスタンガンで攻撃(朝鮮人)
http://ameblo.jp/doronpa01/day-20100124.html

集団で傍聴席へ押しかけ、前日の市議会の陳情を1日で棄却させる(朝鮮人)
http://blog.livedoor.jp/newskorea/archives/1114124.html

「外国人参政権は在日の恨みを晴らす契機」(朝鮮人)
http://blog.goo.ne.jp/pandiani/e/0f6685058055dd2a157551d0806ca2d1

外国人参政権反対を表明する街頭演説中に暴行(朝鮮人)
http://getnews.jp/archives/8849

拉致被害者救出の街頭署名で暴行(国籍不明)
http://www.youtube.com/watch?v=qs0mDamaQR4&feature=player_embedded#

北朝鮮を非難する街頭演説中に乱入(国籍不明)
http://www.youtube.com/watch?v=h3zaQwTKbOY&feature=related

名古屋の外国人参政権反対運動で覆面集団が集団で乱入(国籍不明)
http://www.youtube.com/watch?v=z_LlP3BrSh4&feature=related



あいつらは、自分たちは差別されているとか言うくせに、気に入らない事があるとすぐに暴力に頼る。
だいたい韓国の国会でも、とっくみ合いの大騒動が起きるのは珍しくもなく、議員の病院送りなどザラだ。

こんなことを書くと、必ずといっていいほど
「これは一部の心無い人たちの行動で、全体はそうではない!」
といういい訳をするヤツが現れる。

しかし!

日本の国会でとっくみ合いがいつ起きたか?
親韓系のデモ参加者へ暴行を加える日本人がいつ現れたか?

そんなヤツらはここ半世紀1人もいない。
そういう暴力的な政治活動をするヤツらは特定の思想集団に限られているんだよ!



昔々の学生運動を経て、日本では事情はどうあれこういう事をするのは許されない反社会行動であると皆が理解した。
ただし韓国はそうではない。
韓国の民度は半世紀遅れているというのはこういう所からも来ている。
(1世紀前も半世紀遅れていたし、半世紀前も半世紀遅れていた。そこから半世紀分は改善しているようなのだが・・・)

外国人参政権をヤツらに与えたらどうなろうか。
市議会でもとっくみ合いの暴行が始まるなんて事になったら日本の恥だ。
しかも恥さらしは日本人でも何でもない、どこぞの国の国籍を持つ外国人なのにだ。
うちの市議会議員の過半数が韓国籍になったらわたしはよそに引っ越すよ、大マジで。



半世紀まってやるから、まともに話し合いができるくらいまで民度を上げてから出直してこい!

モニタの中へ行きたい

2010-01-27 00:00:52 | オタネタ全般
「幼なじみは大統領」雪乃ルート第3話より、以下のような話がある。

[これまでのあらすじを簡単に]
モニタの中に入ろうとして頭ぶつけている野郎がいた。
その野郎をダメ出しする主人公。
その主人公をたしなめるヒロインのセリフから始まるのが以下。



(前略)

「純くん、ちゃんと謝らないとダメだよ。
森田くんだって、真剣に恋してるんだから」

「え? 森田が?」

「そうだよ。森田くんの行動を見てたらわかるでしょ?

好きな人を思うとね、どうしようもなく切なくなるの。
相手の顔を見たくて、居ても立ってもいられなくなるの

森田くんの場合は、それがたまたま向こう側の女の子だっただけの話

その好きな子が、画面の向こうにいるなら尚更だよ。
会いに行きたいって思うのは当然だよ」

「雪乃くん……」

「だから、それを実行に移そうとした森田くんの想いはホンモノだと思う。
森田くんも真剣に恋してるんだよ

恋に国境も世界も関係ない。
好きなものは好き。
その想いは止められないんだから」

(以下略)



読んでくれただろうか。

なんという俺(笑)。
世界は広かった。
まさにわたしと同じような事を考えるヤツがいようとは。

こうやって画面の向こう側に行こうとしているのもやりそうだし。
こうやって向こうとこちらの世界を行き来する意味を語るのも当blogの主要ネタだし。

よし、今日のネタはこれを起点として、そっからさらに進めていこうではないか。



なぜ人は、いや違うな…。
なぜ我々は、モニタの中へ行きたいと思い立つのか。

無論、好きな人といっしょに暮らしたいからだ。
好きな人はモニタの向こう側にしか居ないからだ。

では、こちら側にいることで何が違うのか。

好きな人に触れたい。
好きな人の香りをかぎたい。
好きな人の唇の感触を楽しみたい。

しかしそれは叶わない。
モニタの向こう側だからだ。

現在の人類のテクノロジーでは、キホン的には視覚と聴覚を再現することでせいいっぱいで、触覚と嗅覚と味覚の再現を一般家庭でするレベルには至っていない。
それを満たしたいと思うのは至極当然であろう。
しかし、この問題はあと10年やそこらでは解決できそうにない気がする。



問題はこれだけではない。
恐らくこの触覚と嗅覚と味覚の問題が片付いたとしてもまだ残る大きな課題がある。
会話の双方向性の問題だ。

我々が二次元の女の子と会話を楽しむためには、キホン的には次の2種類の行動を順番に繰り返すしか方法がない。
1つは選択肢を選んで意思を伝えること。
もう1つは向こう側から発するセリフを見て聞いて感じること。
たったそれだけしかない。
(ひところは人工無能というホンキで会話させるためのシステムも流行ったこともあり、ネット上でもベルダンディーの人工無能が実装されたサイトもあったのだが、これをギャルゲーのレベルで適用させるには当面ムリがあると思われる。)

ようするに二次元の女の子と会話には方向性に問題がある。
双方向ではなく単方向が2つある状態で、ほんの少しだけ双方向になっていると考えたほうが良い。



二次元の女の子は一方的に我々に多くのものを与えてくれる。
それはわたしにとっては生きていく上で欠かせないほど重要なものだ。

その逆も然り。
わたしは二次元の女の子に絶大なる愛情を注いでいる。
わたしに人生を賭して愛する覚悟があるのは当blog読者なら察していただけることであろう。

しかし、それらは相互には関係ない。
二次元の女の子が一方的に与えてくれるものに対し、わたしは何もしてあげられない。
その逆も然りで、わたしが注いだ愛情に見返りを期待するのは土台ムリな話である。

恐らくこれがモニタを挟んでこちら側と向こう側を行き来することの最大の欠点であろう。
触覚と嗅覚と味覚の問題よりもさらに深刻な問題であると考えられる。



これを現実の恋愛と比較してどういったポジションにあるかを考察してみる。

わたしの推測では、二次元の恋愛は恐らく現実の両想い未満で現実の片想いよりは上だと判断している。
現実のねえちゃんを好きになったためしがないので、そこら辺はあくまでも推測の域を出ないのだが。

実際問題として現実には両想いなどというものは存在せず、どっちか(または両方)が妥協しているだけだという意見もある。
結婚とはガマンだという意見が少なからずあることからも、あながちこれは間違いとは言い切れない。
とはいえ、そこまで踏み込むとややこしくなるので、ここでの両想いは物理の参考書に記述されていそうなほどの理想状態を仮定する。

さて。
二次元の恋愛の場合、自分の想いを相手に拒絶されることはない。
したがって誰がやっても失敗確率はゼロである。

しかし、自分が相手に何かをしてあげられるわけでもなければ、何かを期待できるものでもない。
これは片想いではないことは明らかだが、これを両想いと言えるかどうかについては議論の余地がある。

この問題を解決する方法はあるのだろうか。
現在の人類のテクノロジーでは解はない。

二次元をとれば現物より遥かにいい女の子と愛し合えるが、しかし双方向性に問題を残す。
現物をとれば二次元では実現困難なレベルの双方向性を具えるが、多少ましだと思えるくらいの女の子ですら1度も見た事がない。
あちらを立てればこちらが立たず。
二次元もリアルワールドもどちらであっても理想解など存在しないのだ。



もし夢物語を語ることを許されるならば、
「モニタの中へ行きたい」
と語ることになるかもしれない。

逆の夢物語は成り立たないわけで、
「二次元の女の子くらいいい人がいたらいいのに…」
と語るとしても、それはモニタの中へ行きたいという以上に無理な話だろう。

それが先の発言の趣旨なのだ。

わたしの愛したマシンたち(腕時計編)

2010-01-26 00:09:29 | 科学
本記事は「わたしの愛したマシンたち」というシリーズの第4弾である。
各話ごとに完結しているので、前のはまあ別に読まなくてもいいが。



今回は腕時計の話。
ただ今回のネタは、いつものようにどんな欠点があろうともそれでも大好きだ!という類の物ではない。
コストパフォーマンスが大きく係ってくるものだ。

いまわたしのつけている腕時計のブランド名はAVS、ようするに横浜ゴム製だ。
ところがわたしは横浜ゴム自体には何の興味もない。
というか、時計オタの大多数は横浜ゴムには何の興味もないだろう。

しかし!

これがなかなか良い物なのだ。
むしろ、ただ横浜ゴム製だということでブランドウォッチャーにも時計オタにもスルーされていた隠れた良品ですらある。

実は腕時計というものは、なぜかハッタリ定価でできているものが非常に多い。
例えば10万円とかの値札をつけておいて、ところがなぜか売値は5000円。
それを見たライトユーザーは
「これは安い!」
と衝動買いする。

それでも十分利益がでる。
それでも十分利益がでるくらいの原価しかかかっていないからだ。
安いものの多くはそういう仕組みでできている。
だから自分で目利きがきかないうちはハッタリ定価の値札を信じてはいけない。

さてこの時計。
実は定価14万7000円もしやがる。
ここまで読んだらピンとくるかもしれない。
これはハッタリ定価に違いないと。

わたしも始めはそう思った。
しかしよくよく見てみると、この定価は実は妥当。
というか、この定価でも安い。

時計の型番であるavs001swhでググってみるとわかると思う。
中身のメカはValjoux 7750でできているのだ。

このValjoux 7750、これはスイスのエタという中身専業のメーカーにより作られたクロノグラフのムーブメントだ。
これを搭載したスイス製の腕時計ならば、どう安いものを見つけてきても定価15万円くらいのものが下限になるし、高いものでは100万円クラスにまで及ぶ。
だからこの定価14万7000円は妥当。

で、実売価格はどうか。
わたしは4万弱で買った。
Valjoux 7750が入っているのがありえないほど安い破格の値段だ。
ふつうにスイス製を買った場合の値段の1/3もかかってない。
だいいち個人輸入でValjoux 7750だけ単品で買っても、ドノーマルのいちばん安いグレードのものでも5万以上は平気でする。
だいいち最近では中国製メカクロノでさえ4万弱で買えるかどうかすら怪しいほどになっているのだ。

なんでこんなに安いのか。

そりゃーもちろん横浜ゴムだからだろう。
なにをトチ狂ったかタイヤメーカーがそんな高額な腕時計を出したのが間違いだ。

そんなものだれも見向きもしない。
だから定価14万7000円が4万弱で叩き売られる。
ただ中身のメカを見て判断できるヤツだけが安さに気付いて買う。

もちろんメカだけしか特徴が無いわけでもない。
文字板も悪くない。
ちゃんと定価14万7000円なりの仕上がりになっているから、そうそう買ってもガッカリはしない。



ここまでValjoux 7750を持ち上げといてなんだが・・・
実は単に無改造のValjoux 7750が入っているだけでは時計オタからは高級品扱いはされない。
そういうエタ社のムーブメントそのままポン載せで作っているだけの時計はエタポンと揶揄される事もある。
それにValjoux 7750はクロノの稼動部が裏から見えない構造になっている等の諸所の理由により、時計オタ的には美しくない実用重視のメカとされている。
どっかの小売店でValjoux 7750はマニア垂涎の品だとかキャッチコピーが貼られているのを見たが、これは明らかに誇張表現が過ぎる。

しかし、Valjoux 7750は値段の割りには悪くないどころか、値段を考えればかなりの良品だ。
よほどカネを積まないかぎりValjoux 7750より良いクロノグラフは手に入らない。



世の中には、ファッションブランドのロゴがふってあるだけで何万円もしやがるくせして中身は100円時計と同じモノだった・・・なんてモノが腐るほどある。
これは誇張ではなく本当だ。
そんな時計を買って時計オタに内心バカにされて過ごすよりも、中身のメカを見て判断できるヤツだけが買う隠れた良品を買うべきだ。
これはファッションブランドを追いかけいている人では永遠にたどり着けない境地であろう。

ちょっと良い時計を買ってみたいという人、とりあえず4万出してこの横浜ゴムのavs001swhを買ってみてはどうだろう。
時計オタがつけていてもおかしくない、高級品の入り口としては費用対効果的にはバツグンに素晴らしい物であることは保証しよう。



追伸:

いちおう同シリーズの前のもリンクを記しておく。

わたしの愛したマシンたち(エンジン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/e/711ca39d9a373d7e874a44f346ab1644

わたしの愛したマシンたち(エスプレッソマシン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/e/a249c805d2c678289fe38a4b958cedea

わたしの愛したマシンたち(ヘッドフォン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/e/75f6d1171b331ff9e10619ec2921dac6

[ノベマス自作] 千早の政見放送

2010-01-25 00:00:02 | 描いてみた(他)




昨日の予告どおり試作でノベマスを作ってみた。
ほんとにモノは試しで作っただけ的な実験作なので、元よりきちんと仕上げる気力はない。
ちなみに音は入っていないのでよろしく。

↓ダウンロード先
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/75949

ダウンロードキーワード: beamtetrode350b
zipの解凍パスワード: niji



アイマス師匠(※1)によると、一般には外国人は人が作ったものを見て楽しむだけで終わってしまうのに対し、日本人だけは人の作品を見て魂に火がつき自分で作ろうとするものなのだそうな。

わたしもやはり生粋の日本人だ。
ニコニコを徘徊していて人のノベマスを延々と見ていると、いつかは自分で作ってみたいと思うようになるものだ。

今はツール類やら素材セットやらが完備されていることもあって、
「よし作ってみよう!」
と思い立ったらわずか1晩で作れてしまったのにはビックリするものがあった。

まあ、ニコニコに投稿できるレベルのものが作れるかどうかはともかくとして。



【※1 アイマス師匠】
徒花な日々
http://blog.goo.ne.jp/styui-gdb/

アニメで演説を見る

2010-01-24 00:00:12 | オタネタ全般
演説とは、自らの主義主張をアピールするために語ることを指す。
リアルには演説は政治家のやる活動だ。

数は少ないがアニメにおいても演説はある。

あるときは悪役が全世界に対し宣戦布告をし、
あるときはクライマックス前に指揮官が指揮鼓舞をし、
あるときは争いを沈静化させるためにヒロインが博愛を説き、
あるときは主人公が正論を語って無理にでも物語を丸くおさめる。

リアル/アニメの違いを問わず考えてほしい。
これら数多ある演説のうち、いったいどれほどのものが胸に届いただろうか。

ほとんどのものは
「うん、要点はわかったよ」
とか
「あっそう。それで?」
程度で済んだのではなかろうか。

胸に届く演説とは何か。
その条件を満たすものをいくつかピックアップしたので以下に記す。



http://www.nicovideo.jp/watch/sm8023582
「諸君、私は戦争が大好きだ…」
(「最後の大隊」少佐 @ヘルシング)


http://www.nicovideo.jp/watch/sm9062130
「その昔、神はこう言いました。リア充は死ねと」
 (とある宗教家 @幼なじみは大統領)


http://www.nicovideo.jp/watch/sm8200431
「諸君らが愛してくれた弟のガルマは死んだ。何故だ!」
 (ジオン公国総帥ギレン・ザビ @初代ガンダム)


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3-5-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%BC%AB%E7%94%BB%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B0%B8%E4%BA%95-%E8%B1%AA/dp/4062603209/ref=sr_1_9?ie=UTF8&s=books&qid=1264231834&sr=1-9
「そいつが…悪魔の正体をあらわしあなたにキバをむいておそいかかってからではおそいのです。そのまえに…あなた自身の手で殺すのだ!」
 (飛鳥了 @デビルマン)



この4つの事例のうち、いずれもが悪役のセリフである。
いわゆる善人の発言は含まれていない。
(この際ものごとの良し悪しは問わず、人の心を侵食するものを具えているかどうかのみを問うこととする。)

なぜか?

実はこれらには多かれ少なかれ共通することがある。
それは「戦争プロパガンダ10の法則」(※1)という本を紐解いてみれば一目瞭然なのだ。

・われわれは戦争をしたくはない
・しかし敵側が一方的に戦争を望んだ
・敵の指導者は悪魔のような人間だ
・われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う
・われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる
・敵は卑劣な兵器や戦略を用いている
・われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大
・芸術家や知識人も正義の戦いを支持している
・われわれの大義は神聖なものである
・この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である

この本による法則は↑この10種で構成されている。
先の4つの演説は多かれ少なかれこの法則に当てはまる。
それはリアル/アニメの違いを問わずそうだ。

著者はかの大戦から湾岸戦争からアフガンまでのアメリカ製プロパガンダを想定して書いている。
我々から見れば、アメリカよりも大日本帝国を意識して見てしまう。
現代の現状において分析するならば、日米よりも韓国の反日至上主義を分析対象にすれば実に理解しやすい。

まあこの本の趣旨からすれば、
「プロパガンダでいつも同じような手口を使われるから今度は騙されないようにしましょうね」
ということになるだろう。

逆にわたしからすれば、
「この法則を満たすように原稿を書けば、熱血な演説が完成するかも・・・?」
と思ってしまい、創作意欲を掻き立てる。

先人のみなさんの実例を参考に、いつかノベマスでこんな演説を作ってみるのも面白いかも・・・と思う今日このごろだ。



・・・ということで。
実はすでに試作を開始している。
シナリオを書き、紙芝居クリエーターをインストールし、切った貼ったしている最中なのだ。
明日にでも試作を公開できるかと思うのでよろしゅうに。
(ほんとにモノは試しで作っただけなので、あんまり期待しすぎないでね)



【※1 戦争プロパガンダ10の法則】
アンヌ・モレリ
草思社
ISBN4-7942-1129-5
1500円
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80-10%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%AC%E3%83%AA/dp/4794211295

人類の信号処理能力(パンチラの話だけど)

2010-01-23 00:02:15 | オタネタ全般
人類は単純計算や力仕事では絶対に機械には勝てない。
機械には勝てないからこそ、産業革命がおきたともいえる。

しかし!

機械では絶対に人類に勝てない領域もある。
それは、不完全で曖昧な情報から瞬時にそこそこ妥当な結果を推論する能力だ。



たとえば録音装置をもってきて日常会話を録音してみるといい。
あとで聞いてみたら雑音だらけでメチャクチャ聞き取りにくいのにビックリする。

これは、人間の2つある耳から拾った信号を脳内で信号処理し、聞きたい人の口にむけてリアルタイムに指向性を合わせているからできることだ。
これをデジタル信号処理でやろうとしても相当に難易度が高い。

これはなにも聴覚情報だけではなく視覚にもいえる。

たとえば、写真に写っている人物を特定しようとすると、人間ならカンタンだがデジタル信号処理でやろうとしても相当に難易度が高い。
これを似顔絵でやろうとするとデジタル信号処理ではまず無理だろう。
さらにいうと、人間には抽象画でさえ理解する情報処理能力がある。



・・・と、ここまではマジメな話になっているのだが。
本題は別にマジメな話なわけではない。
今回の主題はパンチラの話なのだ(笑)。

アイドルマスターをやってみる。
千早にミニスカートを着せて躍らせてみよう。

よ~く見ると、歌っている最中に何度かチラチラと黒いパンツが見える。
一瞬だけ数ドット×数ドットくらいの黒ベタのパンツが見える。

これがまた、フシギなくらいドキドキする。

曲によっては一瞬だけパンツをガン見できる瞬間がある。
たとえば「エージェント夜を往く」とか。

これがまた、一人で盛り上がっているのアホじゃねってくらいドキドキする。
しかし、それは単なる黒ベタでしかない。



これは実にフシギなことだ。
二次元野郎のわたしにとっては、今さら人類のパンチラを見せられても
「そんな汚ねえもの見せるなよ・・・」
とか
「そんなくだらねえモノを勝手に見せておいて、我輩が興味があると勘違いするような大変無礼なことは考えないでくれよ・・・」
とかしか思わない。

しかし、千早のパンツは見たい。
絵に描いた女の子でしかない千早のパンツは見たい。
単なる黒ベタでしかないのは承知の上だが、それも千早のパンツは見たい。

これは人間のもつ大脳の信号処理能力の賜物だ。

単なる絵に描いたモノをホンモノ以上のグレイトな女の子として認識し、それに恋すらしてしまうほどの信号処理能力。
単なる黒ベタでしかないモノを見て、それをパンツだと認識し、さらには千早にしてはちょっぴり背伸びしたオトナな下着としてドキドキしてしまうほどの信号処理能力。

べつにこれはギャルゲーやアイドルマスターや千早に限る話ではない。
二次元全般にかかわる話だ。



二次元に住まう猛者どもは誇って良い。
二次元に住まう猛者どもは住む事を許されない一般人を哀れんで良い。

少なくとも我々は人類平均以上の信号処理能力はあるのだから。

ただし、パンチラ限定だが(笑)。



【参考】

どんな事でも極めればヒーローになれる!(パンツァー編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090819

縞パンに魅せられた人々
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20100107

スクエニ社債350億円のナゾ

2010-01-22 00:00:15 | オタネタ全般
スクエニ ユーロ円建てCBで350億円調達 CB償還で乗換
http://www.animeanime.biz/management/2010011803/



ドラクエやFFでおなじみのスクエニ(証券コード:9684)。
ここが350億円の社債を発行したというので一部で話題になっている。

一部で話題ってのもアレで、
「よほどFFXIIIが売れなかったようだな」
とか言われる始末である。
特にアンチは大騒ぎだ。

FFXIIIにおけるアンチの騒ぎようは相当なものがある。
そしてその批判内容にしても、良し悪しの判断はともかく、挙げられた事実だけみれば至極まっとうなことを言っているように見える。

さてこれはどうなのか?

はっきり言ってゲームのほうはタダでもらってもやりたいと思わないくらい興味がない。
したがって財務状況のほうから分析してみようと思う。



そもそもこの350億円の社債、転換社債というもので発行されている。
株と交換してあげるという条件つきの社債で、運良く株価が上がったとしたら大もうけできる類の社債だ。
もちろん債権なので会社が倒産しないかぎり元本は保証されるため、そうそう損もしない。
株と債権の中間くらいのミドルリスク・ミドルリターンの投資案件と思って欲しい。

さて、スクエニはなぜ社債を発行したのか。
本当にゼニが底をつきかけているのか。

2009年2Qの決算短信を見てみることにする。
そこで明らかになったことがある。
350億円にほぼ同等額の370億円の社債をかかえている。
つまり、この社債の借り換え用だという疑惑が濃厚だ。

さらに見てみる。
2009年2Qの時点では自己資本比率も悪くないし、手持ちの現金も悪くない。
FFXIII発売以降となる現時点ではどうなのかは知らんが、そうそうゼニに困っている感じはしない。

しかし、銀行からの借り入れがほぼゼロ。
ようするに、スクエニは銀行との付き合いが悪いということだ。

ひょっとしたら銀行がカネ貸してくれない特別な事情があるのかもしれない。
そうでなくても今は時期が悪い。
370億円の社債の借り換え用で銀行に新規融資を頼みにいっても、AAA格でもないかぎり昨今では相手もしてくれないだろう。
370億円の社債は社債で返すしかないのが現状なのだ。

さてこの370億円はいったいどこから来ているのか。
過去の資料をナナメ読みしていると、これもワラント債(詳細は省くがさっきの転換社債っぽい性質のもの)で発行されていることがわかった。
そのうちの株に化けなかった分の残りが370億円あるということらしい。

今も昔も似たようなことをしているわけだ。
アンチがFFXIIIのせいにしたのは多分間違いだろう。

実はわたしはこういうのはあまり感心しない。
会社から見ると転換社債やワラント債は運が良ければ借金をチャラにできるものとして重宝する。
しかし株主から見れば、いつの間にやら株主がどんどん増えていくことにも等しいわけで、ようするに株価の値上がりを妨げる強い悪要因となりうる。
また、転換社債の正味価値から株価連動分を差し引いて債権の正味価値だけを保有するというデリバティブを使ったやりかたもあり、これも値上がりを妨げる強い悪要因となりうる。

こういう会社の株を買うときは要注意だ。
とくに、借金をチャラにすることを前提に転換社債を発行していて、転換されずに債権が満期まで残りっぱなしになっていて、また転換社債を発行して・・・というある種の自転車操業にある企業の株は。

小沢捜査は不当なんだってさ

2010-01-21 00:01:22 | 経済/経済/社会
“捜査不当”申し入れ検討へ
http://gogotorimaru.blog19.fc2.com/blog-entry-2316.html

民主党のバカ女議員ども「検察の小沢捜査は不当だ!法務大臣は適正な捜査をさせろ!」
http://gogotorimaru.blog19.fc2.com/blog-entry-2316.html



↑これを見てほしい。

民主党副代表の円より子。
検察が小沢を捜査をすること自体が不当だとおっしゃる。

ふざけるのも大概にしやがれ。

小沢が本当に無罪であるならば、堂々と捜査を受けた上で法定で無罪を主張すればよろしい。
捜査が不当だというのはどう考えてもおかしいだろ。

どっかからゼニを集めてきて不正に政治資金に流用するというくらいなら、まだ小悪党風情で済む。
しかし司法の活動を不当だというのは、これは三権分立も法治国家も真っ向から否定する危険極まる発想だ。
それはすなわち民主主義や憲法よりも個人の発言や信用のほうが重要視される世界だ。

実はこんな国が日本のすぐ近くにある。
民主主義で人民のための共和国だと名乗る国だ。
その国では民主主義や人民や共和制よりも将軍様の発言のほうが絶対視される。
このバカどもはそれと同じことをやろうとしているのだ。
ようするに、憲法をも超越した小沢一郎という偉大なる将軍様の絶対的な指導のもとに日本は運営されるべきだと言っているのに等しい醜態だ。

ついでに言うと、その国の出張機関である朝鮮総連も、警察にガサ入れされると100%の確率で必ず
「不当捜査だ!」
と言い出す。
これは99%以上ではなく、厳密に100%である。
民主主義や法治国家であることよりも自分たちの権益を守ろうとするその姿勢にはヘドが出る。
ヘドが出ることに関しては今回のこの円より子の発言も然りだ。

いくら自民党が腐っているからといって、
いくら自民党議員が裏金をしこたま集めたからといって、
いくら自民党議員が秘書のせいにして逃げおおせていたからといって、
自民党は不当捜査だとは言ったことは無いはずだぞ。

北朝鮮の話をしたので、ついでに韓国も取り上げてみる。
もちろん韓国も例にもれず不当捜査だとかよくほざく。
しかし韓国の特質はそこではない。

韓国では大統領を辞任したヤツはほぼ確実に逮捕されている。
ここで「ほぼ」としたのには理由がある。
逮捕されなかった者は、逮捕される前に国外逃亡したか自殺したかのどちらかなのだ。

さらに言うと、任期後に逮捕されるようなことをしているのにもかかわらず、大統領の任期中は捜査すらされることがない。
これは司法が大統領権限に屈し気味になっていることを示唆している気がしてならないのはわたしだけではないだろう。



この円より子はちょいと前にも、アダルトゲームをやる人は知らず知らずのうちに心を破壊され人間性を失っていると、そう断言したヤツだ。

こんなのが与党の副代表だとか。
マジで日本はもうダメかもしれんと思う。
日本の政治は三流だとよく言われるが、三流ですらなかったということだ。



追伸:

最近の中国では
「日本に行くと共産主義がうつるからやめとけ」
って冗談があるらしい。

こりゃ~冗談じゃなくなってきたかもね。

千早21面相壁紙

2010-01-20 00:00:25 | 描いてみた(他)


(↑クリックすると1280×1024になります)



架空戦記ろだスレ3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10158/1255516632/

↑ここからアイマス架空戦記製作用の汎用素材(人物画像の切り抜き)を落としてきて、千早21面相分の壁紙を作ってみた。

一説によると、ほんの少し違うだけのも含めると千早の表情は300種類あるとかいうのを聞いたことがある。
今回つかったのはそのうちの7%分ということになるのかな。



こういった公式素材ベースの簡単な壁紙をはじめて作ってみたのは、もうかれこれ10何年も前のことになる。

PCエンジン版の初代ときメモのCD-ROMをパソコンのドライブにいれてみると、グッドエンディングの人物画像だけは単体のBMPファイルがそのまま入っているのが読めるのだ。
今のコナミには考えられないような、なんとも粋なはからいのファンサービスだ。
ひところはそれを流用した壁紙を使っていたのも良き思い出だ。



さらに昔の話になると・・・。
PC-9801時代のはるか太古の昔っから、エロゲはファイル構成を覗いてみると画像ファイルがそのまんま入っていたりとか、セリフがテキストファイルでそのまんま入っていたりとか、そんな作品が少なからずあるものだ。

オリジナルの画像フォーマットを作ったりオリジナルのアーカイバを作ったりするのは手間がかかるから、作業工数削減のためにそのまま汎用のフォーマットを流用したのだろう。
まあ、エルフのような最大手のエロゲ屋クラスになると、さすがにそのまんま読めるようにはなってはいなかったが。

猛者の上級者(いわゆる技術をもった変態紳士諸君)にもなると、それでもガマンならずに中身を覗こうとしていた。
アーカイブされたファイルの中から画像だけ切り抜いて吐き出すツールを自作したりとか。
画面キャプチャツールをUMB(本来はBIOSやVRAMとして使うためのメモリ領域)に常駐させるように起動ディスクをいじったりとか。
セーブデータをバイナリエディタで書き換えるくらいは当然やっていた。

まあそれも今となっては良き思い出だ。



ただ、こういうのが重宝するかというと、必ずしも重宝するわけではない。
というか、案外役に立たない。

ギャルゲーとは、絵に描いた女の子との会話を楽しんだり、一緒にこなすストーリを楽しんだりものである。
絵に描いた女の子の画像だけあったところで大して興味を引くものでもない。
単に画像だけでいいなら単なる写真集で十分だということになり、それではギャルゲーのギャルゲーたる味が損なわれてしまうのだ。
エロシーンであってもそれは成り立つ。

ようするに、ギャルゲーのキャプチャ画像はそれ単体で観賞するのには適していない。
それを見ることで、その向こうにあるギャルゲーの女の子の人格を感じたり、そのギャルゲーの女の子との蜜月の日々を回想するために利用すべきものなのだ。

【海外の反応】幼なじみは大統領

2010-01-19 00:00:06 | オタネタ全般
ALcot 『幼なじみは大統領』 応援中!

ふと「幼なじみは大統領」の海外の反応が見たくなった。
英語サイトを徘徊してコメントを見てみたので、それを記したい。
(注:多少意訳気味になってます)



大統領とエッチするってマジか!?

作ったヤツ殺されるぞw

笑ったらスペツナズに逮捕されるんじゃね?

>>
死因は事故死だな。

これ日本のポルノだって言ったらおまえら信じられるか?

ヤツらは正しく間違えたな

常識的に考えて「幼なじみは大統領令嬢」だろ。気が狂ってる

君たちの報告に感謝する。我々KGBは今からヤツらを捕まえに行く
(ロシア語のコメントも併記)

日本の大統領がいちばん洋風なツラしてるのが最大のナゾだ

プーチンにファックできるなんて、いいゲームじゃん

リアルにもメガワティーがいるじゃん

>>
どんな熟女モノだw

すごすぎだわ。日本語を勉強したくなった

おもしろけりゃ、細けえこたあいいんだよ

全てのリーダーは萌え化される危険があるわけね。人はそれを萌え少女化法則という

どーやったらプーチンと萌えが結びつくんだか、信じられん

これは"eroge"じゃなくて"ero-gay"だろw

かわいいオバマも見てみたいんだけど

ハリウッドのクソ映画みたいな音楽だな

>>
アホか、これはハリウッド映画のパロディーなんだよ

>>
エロゲの音楽はハリウッド平均より優れてるんだぜ

俺はこの手のロリ声が大嫌いなんだよ
日本人の女の子の声は聞いたことないけど、こんな声してねえ方に賭けるぜ

>>
そのロリ声で大統領だからいいんじゃないか

ロシア人ウォッカ飲んでる場合じゃねえ

これ、ヘタリアの女体化版?

ニコニコ動画のプーチンMADの派生に違いあるまい

日本は完璧におかしい

テキストをスクロールしてわかったよ、これマジだったんだって

こんなもん作るのは日本だけだw

おかしな事を思いつくのは日本にまかせたほうがいい

はぁ~、日本はいったい何がしたいの・・・

>>
これは政治家のロリ化パロディーだ
それが異様だとは皆が思うところだがね

超欲しい!
たのむから1個くれ!
こんな感じに日本はいつも順調だ

壊れてる・・・
悪魔の議長(註:たぶんプーチンのこと)になってねえ



追伸:

ニコニコにも同様の動画がアップされていた。
いちおう↓これとダブったコメントは消すように配慮したつもりだ。

【海外の反応】幼なじみは大統領 トレーラー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8366538

アニメにある現実感

2010-01-18 00:00:12 | オタネタ全般
今期(2010年1月~)のアニメは、どうも現実社会の様相を色濃く現した作品が多いような気がする。

デュラララ!!とか。
ダンスインザヴァンパイアバンドとか。
1話だけ見た時点での判断だけどさ。

もともとアニメやマンガをあまり見ない人たちの中には
「現実にはありえないリアルさに欠けるものだから」
という意見が今も昔も少なからずある。

アニメやマンガは実写ドラマなどよりもファンタジックな側面が強いこともあってのことだろう。
そういう人たちにとっては、現実にはありえないモノが添加されればされるほど感情移入できなくなって作品を楽しめない…という所か。

そういう傾向のある人たちを取り込もうとすれば、今期のデュラララ!!やダンスインザヴァンパイアバンドのような作品のほうが受け入れられやすい事は想像に堅くない。

しかし!

わたしは全くそうは思わない。
わたしはそういう傾向とは全く逆に生きているからだ。



わたしはある意味で現実に絶望しているようなところがある。
とはいっても絶望に浸り切ってしまい生きる気力を失っているわけではない。

まだ生きる気力を全て失いきってしまっていないのには理由がある。
わたしの精神は現世よりも二次元世界に住んでいるからだ。

わたしはアニメやマンガが大好きだ。
そして千早さえいれば他のどんな女も必要としない。

だから思う。
だからわざわざ現実社会の様相を色濃く現したアニメ作品を見たいとは思わない。
そんなものを見て、わざわざ二次元世界に没頭している最中に現実社会に引き戻されるなんて、ホント心の底からまっぴらゴメンなのだ。
そんなもの見たければ実写ドラマで十分じゃないか!

女子高生とサラリーマンとのドロドロした不倫関係なんて定番ネタはアニメには全く必要ない。
のぞみ○号殺人事件なんてのもアニメには論外だ。

昨今では冬のソナタなんかでもアニメ版があるらしいというウワサも耳にする。
そんなもの、いったいどこのアニオタが見るというのか!!



かつてアフタヌーンは一番好きなマンガ雑誌だった。

かつてのアフタヌーンはファンタジックな側面が強い雑誌だった。
だが、ある時を境に現実社会の様相を色濃く現した作品にどんどん入れ替わっていった。
「無限の住人」や「ああっ女神さまっ」のような特別に人気のある作品を除けば、キホンほぼ全てが入れ替わったと言ってもいい。

おかげでわたしが読むマンガがどんどん減っていった。
そして今は買ってもいない。

あぁ、BLAME!とか連載していた頃はホント良かったな~。



それとは対照的に、今はドラゴンエイジとかけっこう好きだ。

大変失礼なの承知で言わせてもらえば、アフタヌーンと比べてしまうとドラゴンエイジはレベルの低いアタマの悪い雑誌に見えるかもしれない。

しかしドラゴンエイジの特徴はそんなところには無い。
ドラゴンエイジの方向性は、現実に絶望した我々のような者の拠り所となるべくして作られている雑誌なのだ。

確かに冷静に分析すればアフタヌーンと比べてしまうと劣るかもしれない。
しかし、ドラゴンエイジの読後感は良い。
趣味の時間を過ごしたという満足感は実に大きい。

ドラゴンエイジの作品群には、現実社会の様相を色濃く現したような、わたしの見たくないモノは全く入っていないからだ。

クロノクルセイドとか、仮面のメイドガイとか、おまもりひまりとか、ホント読んでて心を癒される。
これは実写ドラマなどでは絶対に得られはしない二次元世界固有の癒しなのだ。



まあ世の中には、よりリアルなでかつより現実にありそうな、そんな作品を求める声は少なからずありそうなのは理解している。
しかし、そんな作品を積極的に遠慮したいという意見がここにあるということもまた事実なのだ。