Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

南軽井沢レークニュータウンより、、浅間山を望む (1/2)

2007-01-17 20:18:30 | つれずれ紀行
(写真撮影日)2007/01/13

 さる1月13日(土曜日)の遅い午後の事、山荘から下界に降りた。一番近くのコンビニまで買い物に出かけた。近いといっても徒歩は叶わず、車で約7~8分掛かり、買い物といっても大それたショッピングではなく、

只単に
*まずはタバコ
*ヨーグルト
*野菜ジュース
*安物ワイン、たったの1本と
(当地のコンビニは、何故かそれなりの各種ワインをそれなりに豊富に置いているから面白い・・)
*マカダミヤナッツチョコレート
*アイスクリーム
*ミネラルウオーター  を、買った。

 ???????
 当世悪ガキ以下の、たわいもないショッピングか・・・

 さしずめ気分転換の目的にて山荘を脱出したまで。その動機は、いたって単純であるからして、たわいもない暇人の行動パターンである、、、。

 しいて云えば、しかし、ささやかな目的があった。

 ささやかにして胸ときめく目的は、「浅間山の撮影」である。

 その実、山荘からの浅間山撮影は、いささか厭きてきた。
 
 さて当日、晴れているのか曇っているのか、まるで良く分からない「天候」の遅い午後、添付画像の場所(軽井沢町大字発地付近)にて浅間山を撮影したかった・・・
 かの地には、地元町民の農家が散在している。たぶん春先には、画面下部の白一色の平野に「それなりの作物」を仕込まれ緑鮮やかな色彩に変化するのであろう。

 かくして単純にして目的不明瞭なるショッピングの帰路、添付画像の写真を撮影する「喜び」に遭遇した・・・

 浅間山上空、西北西からの風に流される各種雲団をご覧頂きたい、、、。

 たぶん、浅間山山頂付近に左から右方向にたなびく「白煙乃至水蒸気」をご確認頂けるであろう・・・・

 「・・・?」
 
 「Yes, that's right!,,,」

 そうです、その通りです。撮影時は、いかにも寒かった。この時の気温?たぶん、零下3度くらいでした・・・

 <・明日記事に続く・・>



<撮影データ>
撮影機材:旧式デジカメ(SONY Syber-shot, 3.3 mega pixels)
撮影場所:南軽井沢レークニュータウンから浅間山を望む
撮影日時:平成19年1月13日(土)午後4時半過ぎ
天候:曇天
気温:約零下3度


妙なる?ツララ観察、いまだ止まず・・・

2007-01-16 20:25:15 | つれずれ紀行
  ?!!

 若し、バカバカしければ、どうぞ笑ってやってください。。。

 本日記事もまたツララ記事で連なりますですから・・・
 (ツララに厭きた読者におかれましては、画像右手遠景に「浅間山」の雄姿望める事ご確認頂き、距離的ピンボケ画像でもご覧願いたい・・・)

 本日夕刻、午後5時25分撮影のツララの姿です。もちろん、昨日記事と同じ枝にくっ付いているツララです。形の変化にご注目あれ、、、。

 今日は天気よく、気温も+2~3度近く迄上昇した。気温上がればツララは溶け、4時頃から気温が下がり始め、また夕刻になると零下になってしまう。昼間の直射日光はツララを溶かし、ココまで小さくなった。小さくなればツララの重量は軽くなる。重みが軽くなった小枝は、元の姿に反動する。反動した枝の位置に変化あれば、万有引力の掛かり方も変化し、方向は違ってくる。すなわち水滴の滴る方向が違って来たので、ツララは曲がってしまった、、、。

 ツララの曲がった理由を突き詰めるに、約10秒間を要した、、、。

 明日もまた、ツララはさらに曲がるかもしれないし曲がらないかもしれない。



<追記>ツララの曲がったもうひとつの理由として、山荘下の谷川から吹き上げてくる「風」も挙げられるか、、、。そう、そういえばこの枝、撮影に苦労した。なぜならば、吹き上げ風の舞うラウンジテラスに於いて、この枝は絶えず揺れ動いているではないか・・・
 かくして上述なるもう一つの理由を思いつく迄に、約3時間かかった。。。


つららの妙-2

2007-01-15 14:35:25 | つれずれ紀行
  ??

 同日の夕暮れ時、またもやツララ観察開始す・・・

 またしても、前日記事に続く「ツララ」に連なるか。
 
 これ、また、大自然の「創作」した造形美なり。。。。。。 

 さて、読者諸兄よ、このツララは何の形にご覧遊ばすか?

 このツララ、画像撮影当時の我輩には「大型の鍬」に見えて仕方がなかった。しかし、あらためて見れば縄暖簾に似ても似つかわぬ、押しても引いても開かぬであろう氷柱暖簾(ヒョウチュウ・ノレン)にも見える。つまり、「鍬」にしてはいかにも本数が多すぎるのだ、、、。

 しかし皮肉なものよ、、、。

 ノレンの漢字は暖簾。ならば「氷柱の暖簾」では、あまりにも語呂合わせが悪過ぎはしないか?「氷」は冷たいモノの物質的名詞?代表的代名詞? ならば、のれんは暖かい簾にて、、?

-------------------------------------------------
「goo辞書」によれば、
のれん 0 【▽暖▼簾】
〔「のんれん」の転じた「のうれん」の変化した語。「のん」は「暖」の唐音。もと禅家で、寒さよけにかけた垂れ布をいった〕
(1)商店で、屋号などを染め抜いて店先に掲げる布。また、部屋の入り口や仕切りにたらす短い布をもいう。
(2)店の信用。店の格式。
「―にかかわる」「―を守る」「―を誇る老舗(しにせ)」
(3)〔法〕 営業活動から生まれる、得意先関係・仕入れ先関係・営業の秘訣・信用・名声など、無形の経済的財産。グッドウィル。
(4)「暖簾名(な)」の略。
――に腕(うで)押し
手ごたえのないこと、張り合いのないことのたとえ。
――を下(お)ろ・す
閉店する。また、廃業する。店をしまう。
――を分・ける
商家で、長年勤めた奉公人に店を出させて、同じ屋号を名乗ることを許したり、顧客の一部を分けたりする。暖簾分けをする。
-------------------------------------------------
 
   と、
      国語辞書なりの解説を見出す。

 上記、詳細解説の「中身」を一部、引き抜けば、
《もと禅家で、寒さよけにかけた垂れ布をいった》・・・
 と、記載あるではないか!

 ここに至り、なんともはや、我輩の頭脳内部はかなり混乱してきた。氷柱の暖簾では「寒さよけ」にはならない!等と・・・

 「・・・?!?」
 
 本論に立ち返り?あらためてお聞きしたい。

 いざ、読者諸氏よ!

         このツララを「何の形」にご覧遊ばすか?



  <・ツララのシリーズ連載2回にて以上連ならず、ひとまず完了・・>



<注>:「のれん」の意味・・・ウイキペディア百科事典(こちらから入れます!)

つららの妙-1

2007-01-14 12:25:35 | つれずれ紀行
!!??!

 先週日曜日(1月7日)の豪雪?以来、軽井沢一帯は良き天候に恵まれ続け、一週間経過する。天気良ければ、気温の下るは必定。毎晩?毎朝(早朝)?零下5~6度まで山荘界隈の気温は低下るすから道路に降り積もった雪は圧雪となり、周辺の残雪は一週間たっても消えない。 辛うじて、昼間の気温は0度以上となり、さらに時折顔を出す太陽からの直射日光は、山荘の屋根に降り積もった雪を溶かしてツララとなる。

 「・・・?」

 「そうです、ココまでは全く日記風常識的なる話であり、面白くもおかしくもない! 話はしかし、ここから始まりますです・・・」


 今一度、本日の添付画像をご覧頂きたい!

 かくなるツララの前日の観察結果は、野球のグラブ程度の大きさであったろうか?
 なんとなんと、本日の観察結果を発表。
 想い浮かぶのは映画「ラストエンペラー」か?
 否、もっと突っ込んで云えば、十九世紀の清朝末期の西太后の指先に思えてならず、前時代的支那の超上流社会女性のお洒落感覚は、いかにもセンス悪く不気味。ならば今どきの日本人女性よ、ネールのお洒落について一言、ゆめゆめ行過ぎぬよう厳重注意を促したい。

 観察していて妙なる自然現象?

 「・・・?」

 「な、何と、何をしているのか!ですって?」

 「・・・!?」

 「そう、そうです。ですから、いたって単純! 不肖・エセ男爵メの山荘生活暇人のなせる行為にて、自然の造形した美しさを見ているのですぞ!」

 これ、いつもの山荘ラウンジのテラス前面に立林する樹木の枝。山荘2階の屋根のツララから滴り落ちる水滴を、樹木の小枝が受け止めツララに連なっている様子(こちらから参照できます)、前日記事の画像撮影よりも全く逆方向から撮影したもの。画像右下には、浅間山の西裾野の一部をご確認いただけるであろう。
 この時の天候は、ほぼ快晴の常態か、、、。とにかく、おもいっきり宇宙まで突き抜けるような青い空。

 これ、まさに空色。

 スカイブルー(Sky Blue)とはこの色のことぞ!

 「良くぞ!この表現をしたものだ!」

 等々想いに耽りつつ、常識的天候自然の事象と観察結果の名称命名に関し、再度我輩の常識を現実に照らし合わせ確認作業にあたり、もって常識的思考回路の基本に立ち返りつつ再確認に至れば、自然と共に生きた先人の常識につくづく感心し感動するものよ、、、。


 <・明日記事に続く・・




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<注釈>:ウイキペディア百科事典より・・

1)清:清(しん、英Qing Dynasty)は、清朝(しんちょう)ともいい、1636年に満州において建国され、1644年から1912年まで中国を支配した最後の統一王朝。首都は盛京(瀋陽)→北京。満洲族の愛新覚羅氏(アイシン・ギョロ氏)が立てた王朝で、満洲語でダイチン・グルン(daicing gurun, 大清国)といい、中国語では大清と号した

2)西大后:西太后(せいたいこう 道光15年10月10日(1835年11月29日) - 光緒34年10月22日(1908年11月15日))は清は咸豊帝の妃で、同治帝の母。清末期の権力者。満州 旗人(鑲藍旗人)の葉赫那拉(エホナラ)氏の出身。慈禧太后(じきたいこう)のこと。老仏爺。

*上記ウイキペディア百科事典を是非開いていただきたい!今の中華民国(台湾)とシナ大陸共産国家に枝分かれする一歩手前、東洋の雄「日本」、日の出の勢いの日本に比べ、落ちぶれていく清朝末期のヒストリーは悲惨ですけれども、切り口を壮大な歴史絵巻としてみれば、まことに面白いです。だからもう一度、ラストエンペラーを観たくなった。
ラストエンペラー

松竹

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 この映画音楽は大好きである。
 映画&音楽鑑賞感想文として、一度レヴューを記事にしたく思いつつ、はやくも1年以上も経過、、、。いまや世界の名作曲家:坂本龍一兄の手にかかる「BGM」は壮大にして深遠、一大名曲にて素晴しく、主演助演の役者は勿論、なにしろ監督と世界中の取巻きがしっかりしている。ハリウッド映画のスタイルに束縛されず、当時の映画世界全体挙げて製作された歴史に残る名画と考える・・・
 ツララに釣られて余談に連系、歴史と映画の話に繋がった・・・

冬の軽井沢山荘逗留中『耐貧的酒の肴』: (2/2) 「サイコロステーキ」に変る・・

2007-01-13 12:15:50 | 食彩+酒の肴
 なんてこった・・・

 手抜きも甚だしい。

 結局は「サイコロステーキ」もどきに変化したただけの事。


 実はこの前の日、カレーを仕込んだ。仕込んだカレーの牛肉を少し選り分け、別のメニューにあてがうつもりであったけれど結末はこの通り、何の変哲もない「しろもの」になってしまった。

 問題点あり!

 実はこの牛肉、たぶんオーストラリア産のモモ肉。まず塊をカットし、適当な塩胡椒をまぶした後、フライパンで表面だけを高熱で炒めた。たぶん、その時点では塊の中身はピンク色のミディアムレアーだったはず、、、。これをもう一度、電子レンジで温めたものだから「牛肉本来の風味」が吹き飛んでしまった。例のリンゴで作った甘酸っぱいソースをかけたものの、ただそれだけ。牛肉はスカスカ、味は断然無くなり「ソースの味のみ」で食した。
 ならば、もう少し手を加え「ビーフシチュー」に仕上げた方が良かったのかもしれない。

 「・・・?」

 「なんですって?食し方をお尋ねか?」

 はい、これまたサイコロカットした「チーズ」と「ステーキ」を、下敷きにしているサニーレタスに包んで頬張るのみ!
 頬張れば、その瞬間「林檎酒」を口に含み、食材の味と林檎ワインの味を混ぜ合わせながら食す、いわゆる欧羅巴人の食し方。はたまたお隣の熱々韓国焼肉を頬張る時に口の中を火傷させないよう「温度調整」目的にて食す方法を真似たもの。
 しかし、
 画面左上にある「玄米食パン」に、友人から差し入れの高級「苺ジャム」を塗りたくって食した。スカスカステーキとチーズ、さらに少しトーストした玄米食パンと苺ジャムのバランスは、この林檎酒のほろ苦甘い酸味とよく調和が取れ、満足できる結果となった・・・

 ま、こういう手抜きも時にはよいでしょう?

 「・・・!」

 「な、なんと?手抜きばかりか!ですって・・・」

 致し方ないでしょうが~・・・



 耐寒耐乏生活に於いてして、手抜きしないとやってられませんので・・・





冬の軽井沢山荘逗留中『耐貧的酒の肴』:林檎酒との饗宴 (1/2)

2007-01-12 22:35:55 | 食彩+酒の肴
 !!?!

  まずは画像右端の「ワインボトル」のラベルをご覧あれ!

         ・・・・ "Sauvignon Blanc" 2003, by AZUMI APPLE?

なんじゃこりゃ?

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 ラベルをよく見ると、何だか林檎酒?リンゴワイン!といったところか?

 これ、軽井沢銀座に店を構える友人から頂いたワインの一つ、、、。
訳在りのワインにて、実はこの手のワインはオンシーズン(On-Season!≠Off-Season)中、軽井沢銀座の巷(ちまた)に屯(たむろ)する「対・避暑客商戦」華盛り頃、たぶん若者観光客ターゲットに手ごろで安価なワインとして仕入れたもの。我輩に回ってきたものは、まさに時を失して売れ残った哀れな「安物ワインの残骸」なり・・・

 果たして、売れ残りワインの風味は如何に?すでに酒精分変形し、ワインヴィネガー(お酢)に変化しているかどうか?その瀬戸際のシロモノを、今から試飲するのであ~る。これまさにエセ男爵に仕向けられた「重要なるお勤め」なり・・・
 このあたり、いかにも冬場長逗留を試みる対貧且つ耐寒的、俄(にわか)軽井沢生活者の「耐え忍び術」的なる生活の知恵?不肖・エセ男爵の生きる知恵、はたまた「成せる業」か・・・

 いかに安物賞味期限切れを疑う如き怪しきワインとて、いざそれを試飲するとなれば「酒のあて」は必要、またまた荒っぽく用意した「酒の肴」兼「今夜の軽食」を造作?雑作し、紹介する。

 ご覧のとおり、

1)まずは「サニーレタス」の敷物。

2)サイコロカットしたチーズ(銘柄は如何でもよいし、味も大したことはないけれど、無難な価格の大型チーズブロック。おおよそ長さ30cm程度、縦は約4cm程度、横幅は8cm程度か?(かくしてアバウト30cmx4cmx8cm?)結構な大きにて準業務用サイズであるか。デジカメレンズを広角にしている為、やたらリンゴ酒のボトルは「でかく」見え、プチトマト(直径約2cm強)の大きさと比較しても小さく写ってしまったから、迫力に欠けて残念、、、。

3)プチトマト(別に好物ではなく、彩りと栄養バランスを考えた結果、致し方なく、くっ付いているもの・・・)

 さあ、あいも変わらない基本セッティング。まずは手間隙掛けずに此処まで用意した、、、。

 「・・・?」

 そうです!問題は、このお皿に一体何を盛り付けるか?

 いとも簡単明瞭な事なれど、明日記事にて請うご期待!いかにも大袈裟に「大公開?」します・・・・

 <・続く・・>


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厳寒・軽井沢 (3/3) 「本物の氷柱をみた・・」

2007-01-11 20:33:10 | つれずれ紀行
 !!

 初めて「まともな?ツララ」を観て、驚嘆した・・・

 とにかく、ご覧あれ!
 
 これ、ロビーのテラスの屋根から下がって来た「ツララ」である。

 「・・・!」
(添付画面中央部の木の枝の氷を見て、思う?何を思ったか、もう忘れた・・・)

 もう、下手な説明は不必要か。とにもかくにもツララは、ツララに連なる事、初めて見た、知った、、、。

 ロビーテラスの屋根から数十本のツララは、太陽光線の熱に溶かされ、周囲?いや、直下に位置する「樹木の枝」に滴り落ち、更なる「ツララ」を形成するから面白い。

 前日から、なぜか、この樹木の枝に限り、氷塊の形成されたのを知っていた。
 しかし本日(撮影当日)、こうしてロビーテラスより西南方向(太陽の方向)上部を観て、初めて理解できた。何と、当たり前と言えば当たり前。この樹木の枝の氷塊の親玉は、ロビーテラス上部のツララであると判明した・・・

 「よくもまあ、こっぴどいパウダースノウが降ったものよ!」

 厳寒音痴の我輩、ありとあらゆる冬の環境に心ときめかす、、、。
 
 かくして山荘の屋根に降り積もったパウダースノウは、一夜にして超低温度シャーベットに変化し、太陽に照らされ加温され融け始めると、次には氷柱を形成す、、、。

 さらに、その下部に位置する原生樹木の枝に「氷塊」を形成する。

 大自然の創作した氷塊!・・・

    はたして、この造作?形状?は「芸術的」か、、、。


 <・この度の「厳寒・軽井沢シリーズ」、これにて完了・・>


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厳寒・軽井沢より (2/3) 山荘自室から「八風山」方面を望む・・

2007-01-10 17:08:35 | つれずれ紀行
 !!

 この画像、何も取り立てて「感動的」な画面ではないか、、、。

 何も隠し立てする事はない。(前日記事同様)零下6度の風景は、我輩にとっては十分!いかにも感動的なのだ、、、。

 (先の記事にて)外気温の証明をするための寒暖計を撮影終了するやいなや、直ちに山荘の自室より「八風山」の山頂(らしき)方面にデジカメの「カメラ・アイ」を向ける。前日午後降りまくった「Powder-Snow」の残骸(残雪が正しい)は、若干なりとも禿げかけの雪景色。
 この純白の残雪から突き出る枯枝の、無機質的色彩の織成す「冬景色」に感動した。
 雪国育ちの諸兄には何ら不思議はない風景であろうけれど、我輩にとっては大変美しいのである。
 本当は、粉塵の如く舞い降りる「時」に、同じ位置から同じ方角を観て撮影したかったけれど、何しろ粉塵風粉雪が舞う中、如何にしてデジカメのレンズと本体を雪の湿気から守りぬくか?が、その「時」の重大問題であり、これに対処する方法がなかっただけのこと、、、。

 「・・・?」

 「エセ男爵の云っている事がよく解らない!ですって?」

 いや、さほど難しい理屈を申し上げているのではなくて、ただ単純に「雪」という水分の粉塵から、いかに馬鹿チョンカメラと云えども「大切なデジカメ愛機」を守れなかった。と、申し上げているまで、、、。要するに、降りしきる霧雨の中、傘無しで歩いてしまえば人間誰しも「頭や顔が濡れてしまう!」と、云う事である。

 前日降りしきった粉雪の積雪は約20センチに及び、「この時期の軽井沢地域に於いてして、こんなに雪の積もる事は珍しい」等と、地元の友人すら驚いていた。

 かくして、

 「雪化粧風景を逃すまじ!」

 と、八風山方面を(初めて)撮影する気分になった・・・

 <・続く・・>

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厳寒・軽井沢より (1/3) 「軽井沢・八風の郷にて」

2007-01-09 12:15:05 | つれずれ紀行

 なな、なんと!

     この一両日は、たいへんに恐れ入った・・・

 ご承知のとおり先週末から不愉快的変則「成人式連休」にかけて、日本列島の東半分は寒波に襲われた。軽井沢とて、例外ではなかった・・・

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 先週末に再び軽井沢に戻って3日目(1月7日)の朝、前の晩から降っていた「べた雪」が凍りついているではないか。あたり一面は銀世界。昼前からパウダースノウが舞い始める。それは粉雪というよりも、むしろさらにきめの細かい純白の粉塵に見えるのだ。我輩はこのような超乾燥なる雪の舞うを見たのは初めてであるから「うれしく」なる。しかも、僅か2時間足らずで積雪は15センチに達するではないか!山荘の通用門裏手入り口に通じる階段は、見る見るうちに階段の段差確認不可能となる。自然石(どうやら浅間石らしい?)で組み上げられた階段を下手に踏みはずすと、約20メーター程度下の駐車場まで滑り落ちるは必定!

 「これはやばいぜ。夜になると、いやもっと早く夕方になるとますますひどくなる。そのうち雪は凍ってしまい階段に張り付けば下から上がれなくなるし上からも降りれなくなる!」
 「・・・?」
 この発言の主を紹介しておく。
 かくなる人物は現地軽井沢の某視察を目的に東京よりわざわざ軽井沢まで出向き、視察はそこそこに済ませ、(隠れ)主目的を楽しみに来ている人物。我輩も打ち揃って前日の夕刻は軽井沢の某レストランにて、ステーキ&ワインを楽しみに来た友人の「独り言」なり、、、。さらに申し添えて於くならば、前回記事に現われた我が愛機CONTAXカメラを喫茶店OBの椅子から落とした張本人=悪友TO君、すなわち例の東京の友人なり、、、。
 でもしかし、彼が何を心配し、何をしようと思っているのか、云っているのか、我輩にはサッパリ理解できない。

 「今の間に大急ぎで雪掻きしなければ・・・」

 「・・・?」

 「おい、ちょっと手伝ってくれないか!」

 それから約20分間の長きに渡り、友人を手伝う羽目になる。手伝いとはすなわち、我輩にとっては全く不慣れな重労働「雪掻き作業」に借り出された次第、、、。

 来軽(軽井沢に来る事「らいかる」と発音する;現地人から真似る)早々、思いがけなく散々な目に遭ってしまった。まいったまいった!

 軽井沢から撤収しない限り、雪掻き作業は、我輩にとって日常的な作業になるであろう。この先考えただけでも厭になる。が、この冬、軽井沢に長逗留を決めたからには避けて通れぬ「現状」か・・・

 さて、
週末のPowder-Snow(超微粒子風粉雪の吹雪)襲来は、これで一段落。昨夜のうちに雪は止んだ。今日は朝から快晴である。

 今朝目覚めたのは午前7時半。
 なぜか、起床と同時に日課になってしまった外気温度チェックを始めるため、早速、部屋のテラスに置いている「寒暖計」を見たところ、何と零下8度ではないか!

 そして本日の添付画像をご確認いただきたい!

 これ、マイナス5度を示している。我輩がテラスに出るまで、ガラス越しに確認していた温度はマイナス6度であったが、約1メーター50センチの距離を置いてして、この温度計は人間の体温に影響され、撮影するまでに1度近くも周囲の気温が上昇した事になるのだろうか。たぶんそうであろう、、、。

 <・続く・・>


(厳寒の軽井沢について全く無知の不肖エセ男爵にして「予想外の寒さ」に感激?し、あと数回は「寒さ」の記事連載致したく、ご継読方宜しくお願いしたい・・・)

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無事生還す!「我が愛機」:Contax-GI,,,

2007-01-05 10:48:55 | 趣味の話&本と雑学メモ
??!!
 I was surprised that,,, 

 なな、なんと!!!
     新年早々のサプライズ!発生す・・・

 一金・参萬弐千弐百弐拾四円也!(¥32,224.-)・・・

 これ、何の金額か?お判りか・・・

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 昨年晩秋の出来事。
 2度目の軽井沢訪問の時、あまり面白くないちょっとした落下事故あり。
 喫茶店OB(長野県佐久市店)にてモーニングコーヒータイムのひと時、旧友TO君がトイレに立った時、いまだ十分に目の覚めやらぬ?はたまた二日酔い?の友人は、「うかつ」にも傍の椅子の背もたれにぶら下げていた私が愛機ContaxGIのベルトに触れ、カメラ本体を床に落としてしまった。この場合、我が大切なカメラを安易に、椅子にぶら下げていた我輩自身が悪い。しかしこのカメラのボディーは宇宙工学的チタニウム製素材にて、早々手荒に扱ってもぶつけても引っかいても(落下しても?)壊れはしない。椅子と床の落差は僅かに40cm前後?大した問題もなかろう!と、思いつつも念のため、郷里に帰って修理点検且つオーバーホールを依頼したのは、確か昨年9月下旬の事、、、。
 行きつけのカメラ屋女店員曰く、
 「この機種の修理には時間がかかります、3ヶ月くらいの猶予はお含みおき下さい・・・」
 「どのくらい修理費かかりますか?オーバーホールも含めて」
 後から分かった・・・
 安易な我輩の依頼は、迂闊だった。この機種は既に生産中止。京セラはカメラ部門から撤退して久しいことを知らずに修理を依頼した我輩は、あまりにも時勢に疎すぎた。
 「たぶん、この機種の場合オーバーホールするだけでも3万円前後かかります、若し、3万円を上回る場合には前もってご連絡しますけれど・・・」
 いささか高価な修理代金?!しかし放っておくわけににもいかず、とりあえず修理を依頼した。
 何と、年末12月30日の夕刻、カメラ屋の店員から我家に電話が架かった。
 「お待たせしました。修理を終わりました。ご連絡しようかと思ったのですが、3万円が僅かにオーバー、カクカク云々(シカジカ)の料金になっています。前もってご了解を得ようかとも思ったのですが、そうするともっと時間がかかりますのでこちらの判断でそのままオーバーホールを進めました」
と来た・・・
 電話の終わった瞬間、またしても世の中が厭になった。
 しかしそのまま放っておくわけにはいかず、昨日(1月4日)受け取りに行った。一安心した。暫くぶりに訪れたカメラ屋の店内を一回りしたら、あるわあるわ、、、。デジカメの新機種?(我輩にとって)は勢ぞろい!
 「何だこりゃ、3万円も出せば解像力抜群のデジカメが買えるではないか!このカメラ放り投げて新機種買うか?」
などと、血迷ったことを考え始める。が、我輩は本気である!
しかし、ココは忍の一字!止めた。止めたかわりに「Sonyのブローシャー」を一冊頂き、帰宅した。
 「何故にソニーか?」
 我輩ソニー信奉者ではないけれど、ソニーを好むに確たる理由あり。
 レンズメーカーでないソニーのデジカメのレンズは全て、カールツアイスのレンズを搭載しているからだ。
 撮影の腕前はなかなか上がらないけれど、カメラ機材には一通り(それなりに)凝りまくった我が歴史あり。一時期はニコンレンズに憧れたものの、レンズの味はシャープなれど冷たく硬くいかにも報道写真向けである事が判明。世界に冠たるNikonの誇は、当時の最高機種F4なり。プロも納得する操作性は、さほどに難しくなく且つレンズ系列も一通り蒐集する。長期滞在したハンガリー・ブダペストとスペインのバルセロナでシャッターを切りまくった。されど我が好みに合わず、Nikonシステム一式を手放しコンタックス(ボディーは京セラ、レンズはカールツアイス)に切り替える。今ひとつの理由は、重量の重い一眼レフからオサラバし、レンジファインダーシステムを取り扱ってみたかった気持ちあり、思い切ってライカシステムを考えたけれど、これに嵌ると1千万は吹き飛び、一財産喪失の恐れあった。行き着いたところ京セラボディーのコンタックス。コンタックスのレンズ系列は我輩の好み!すなわち、カールツアイスレンズなり。されど、このContaxG1ボディーは取り扱い難しく、撮影に難渋する。すなわち自動焦点距離計はなかなか定まらず、後のContax-G2によって完成度は高くなるもののボディー形状は美しさを失い、やはりG1の優雅さには追いつかず今尚G1ボディー2台とレンズ系列(90mm,45mm,35mm,28mm)を現役にて保有す、、、。
 かくして、未だにコンタックスG1とカールツアイスの組合せによるフィルム画像撮影を嗜んでいる。が、すでに時世に適わぬ事承知している。
 画像の下敷きにしているパンフレット(ブローシャー)をご覧頂きたい!ソニーデジカメの最高級機種が掲載されているのだ。28mm~44mmの広角レンズ範疇をカバーする、我輩好みのズームレンズを搭載して、僅か10万円を切る価格でこの世の中に出回っているから、憎いのである!
 3~4万の常識的デジカメでも十分に撮影は可能なれど、イザ購入するとなると、良いものが欲しい!
 「・・・?」
 さて、どうしたものか?・・・

 しかしココは今ひとつ、我慢に次ぐ我慢、、、。


 (未だに「ガキの心」からの脱皮不可?もって衝動買の専門家。かくなる不肖エセ男爵の「我慢する心」に免じて頂き、下記ランキングバーをクリック願いたい!)

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<参考URL>:かの「ライカ」に並ぶドイツカメラ世界の名機「コンタックス」CONTAX《ウイキペディア百科事典》の歴史的解説は、こちらから入れます。