Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

冬の軽井沢山荘逗留中『耐貧的酒の肴』: (2/2) 「サイコロステーキ」に変る・・

2007-01-13 12:15:50 | 食彩+酒の肴
 なんてこった・・・

 手抜きも甚だしい。

 結局は「サイコロステーキ」もどきに変化したただけの事。


 実はこの前の日、カレーを仕込んだ。仕込んだカレーの牛肉を少し選り分け、別のメニューにあてがうつもりであったけれど結末はこの通り、何の変哲もない「しろもの」になってしまった。

 問題点あり!

 実はこの牛肉、たぶんオーストラリア産のモモ肉。まず塊をカットし、適当な塩胡椒をまぶした後、フライパンで表面だけを高熱で炒めた。たぶん、その時点では塊の中身はピンク色のミディアムレアーだったはず、、、。これをもう一度、電子レンジで温めたものだから「牛肉本来の風味」が吹き飛んでしまった。例のリンゴで作った甘酸っぱいソースをかけたものの、ただそれだけ。牛肉はスカスカ、味は断然無くなり「ソースの味のみ」で食した。
 ならば、もう少し手を加え「ビーフシチュー」に仕上げた方が良かったのかもしれない。

 「・・・?」

 「なんですって?食し方をお尋ねか?」

 はい、これまたサイコロカットした「チーズ」と「ステーキ」を、下敷きにしているサニーレタスに包んで頬張るのみ!
 頬張れば、その瞬間「林檎酒」を口に含み、食材の味と林檎ワインの味を混ぜ合わせながら食す、いわゆる欧羅巴人の食し方。はたまたお隣の熱々韓国焼肉を頬張る時に口の中を火傷させないよう「温度調整」目的にて食す方法を真似たもの。
 しかし、
 画面左上にある「玄米食パン」に、友人から差し入れの高級「苺ジャム」を塗りたくって食した。スカスカステーキとチーズ、さらに少しトーストした玄米食パンと苺ジャムのバランスは、この林檎酒のほろ苦甘い酸味とよく調和が取れ、満足できる結果となった・・・

 ま、こういう手抜きも時にはよいでしょう?

 「・・・!」

 「な、なんと?手抜きばかりか!ですって・・・」

 致し方ないでしょうが~・・・



 耐寒耐乏生活に於いてして、手抜きしないとやってられませんので・・・