まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

半夏生

2023-07-02 00:00:00 | 季節的な

ハンゲショウという植物を一度だけ見たことがある。私が見たのは見事な迄に一枚の葉の半分だけが白く、緑と白の鮮やかな切りかえが見事だった。暑い夏に清々しさを覚えたような記憶がある。
この中途半端な白粉(おしろい)化粧の葉を見かけることもあまり無いが、どこかしらに普通に生えているのだろうか。Wikiによれば"生育に適した土地が減少していることから自生株は近年減少傾向、地域により絶滅傾向"とある。

片白草(カタシログサ)とも言われ、半化粧とも書かれるドクダミ科の多年生落葉草本。
この半夏が生えるころというので「半夏生」なのだとインターネットが教えてくれるが、カタシログサ説と交り、どうもハッキリせず、なんとも紛らわしい。ハンゲショウと半夏生で、モノが違うのだから致し方ないか。

半夏とは、カラスビシャク(烏柄杓)というサトイモ科テンナンショウ属の毒草だが、漢方では利尿などに効く生薬として用いるとか。
テンナンショウ系は山歩きで何度かお目にかかった。初めて見た時は一寸嬉しかったが、何度も見ると何となくおどろおどろしさを感じる植物だ。ムサシアブミ、マムシグサ、、ウラシマソウなどがある。こちらはよく見かける。

半夏生のあとにスペースを入れたら、「半夏生 俳句」というサーチ候補が出てきたのでそこへ遊びに行くと、なんとこれが季語らしいだけでなく、夏井いつきブログにぶち当たった。そして半夏生の写真も載っているし、ここまで私がウダウダ書いた内容がいい塩梅に記され、しかも簡潔。さすが俳人!!
(2018.7.6記)  

漢字で"半夏生"と書くと、これは雑節のひとつ。
雑節の半夏生は、7月の2日ころから七夕までの5日間、ここまでに田植えを終える目安とされるらしい。
梅雨の開け始めるころとも言われるが、それは沖縄の話かな。

ウィキペディアでは『この頃に降る雨を"半夏雨"(はんげあめ/地域により"半夏水"(はんげみず))と言い、大雨になることが多い』とか。確かに、この頃毎年のように豪雨が列島を悩ましている。

“半夏生” Wikiには"毒の降る日"みたいなことも書かれているが、私に言わせれば、熱中症の開始時期
(2020.7.3記)


++++++++++++++++ 半夏生+
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2019.7.2 九州熊本などで豪雨被害。強い勢力で居座る高気圧北側の縁(へり)の梅雨前線が活発化。海が熱過ぎる?
2019.7.3 雲多晴ではあったかもしれぬが、私が"半夏生"の葉を見たのは明るい日だった。夕涼みの浴衣の如く見えた。
2019.7.6 半夏生という植物、サトイモ科の烏柄杓(カラスビシャク)と、ドクダミ科の"ハンゲショウ"があるらしく、ぐっちゃぐちゃ。
2020.7.2 娘、美容室でぶっ倒れ救急車で搬送。やれ点滴やれ脳波、そりゃぁもう大変。半夏生、恐るべし。
2023.7.2 続く真夏日、そして線状降水帯の大雨被害。タチアオイの花もだいぶ上の方まで咲いた。


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