KDSC6月例会 「歯根膜の機能保存と歯の銀行」

2012-06-30 23:01:45 | 歯科医療
6月も今日で終わり。一年の半分が過ぎてしまいました。速いです。今年4月以降2回、KDSC例会がありましたが、その都度大阪大学歯学部同窓会行事と重なり参加できませんでした。3度目の正直とでも言いましょうか、今年度初めてKDSC例会に今夜参加してきました。

今回の演題は「歯根膜の機能保存と歯の銀行」。講師は広島大学歯学部付属病院矯正科助教 加来真人先生。

広島大学が「歯の銀行」を平成16年4月に大学発のベンチャー企業として立ち上げました。このティースバンクについての話を聞いてきました。アップの写真は講演会場でいただいた資料です。


ティースバンクでは現在233歯科医院が協力関係にあるそうです。協力歯科医院は中四国が約55%、東京中心の関東が約32%で近畿東海が少ないようで、地域の特徴が出ていて興味深いですネ。歯の冷凍保存は20年税込み広島市が99750円、広島県外税込み129675円。最大40年まで保存可能だそうで、その場合追加料金は49350円だそうです。全て1本分の料金で、2本になれば料金は×2ということのようです。

血液バンクと同様に、歯を喪失したときの代替歯に、矯正科で便宜抜去した歯や親知らずなどを冷凍保存するのがティースバンクです。ご興味のある方、ネットで検索してみてください。ヨロシクデス。

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