サッカーでの得失点差の意義

2010-06-21 23:03:01 | スポーツ
今日は梅雨らしい曇天の一日でした。このところテレビでも連日サッカーW杯の中継があり、ついつい観てしまいます。

今日はポルトガルが7-0で北朝鮮に圧勝しましたが、この得失点差「7」はポルトガルにとって大きい数字です。次のブラジル戦に万一敗れ、コートジボアールが北朝鮮に勝っても、同勝ち点4になり、現時点得失点差+7のポルトガルがー2のコートジボアールに断然有利な状況です。

ポルトガルVS北朝鮮の組み合わせは、1966(昭和41年)W杯イングランド大会準々決勝以来の顔合わせです。当時5-3でポルトガルが勝利していますが、当時ポルトガルには古いサッカーファンならご存知と思いますが、“モザンビークの黒豹”ベンフィカリスボン所属のエースストライカー エウゼビオがいました。エウゼビオは今でならレアルマドリード所属のクリスチアーノ・ロナウドでしょうか。

ポルトガルVS北朝鮮の組み合わせでは懐かしさがありましたが、得失点差の意義がお分かりになったと思います。あの1993(平成5年)“ドーハの悲劇”では日本代表がイラクに終了間際同点に追いつかれて2-2となり、W杯アメリカ大会出場を逃しましたが、日本代表イラクに負けてないのに“悲劇”を味わったのが、実は同勝ち点のとき、得失点差上位のチームが、順位で上になるというルールによるものでした。同勝ち点でしたが、得失点差で当時5チーム中3位となり、2位までのW杯出場権を逃したのです。

今回のw杯南ア大会では、この得失点差のルールを上手に利用してもらいたいものです。デンマーク戦は負けなければいいのですから、これまで成功している守備的戦術を徹底してほしいものです。グループリーグ日本代表、1勝1敗1分になりそうです。そうなればW杯開幕前には厳しいと思われていた決勝トーナメント進出です。



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