平均寿命と健康寿命

2012-06-11 22:46:35 | 一般医療
今パワーポイントと格闘していると昨日のブログで書きましたが、一つ大事なことをスライドにするのを忘れていました。「健康寿命」に関することです。今月、厚労省が2010年の日本人の平均寿命を発表しましたが、初めて健康寿命も発表されました。

健康寿命に関する新聞記事も目にしていましたが、うかつにも記事切り抜きを忘れ、仕方なくウチのGMにネットで健康寿命についての記事を探してもらいました。

健康寿命は日常的に介護を必要としない自立した生活ができる生存期間のことをいいます。平均寿命は2010年確定で、女86.30歳、男79.55歳です。他方、健康寿命は女73.62歳、男70.42歳。平均寿命と健康寿命にはかなりの乖離があります。

日本人の平均寿命が2050年までに3年伸びると、IMF(国際通貨基金)の試算ではGDP(名目国内総生産)の65%~87%に当たる追加の公的債務負担が生じると4/12四国新聞記事は伝えています。

この辺のことをスライドや口頭で歯科健康教育相談の際に話そうとも思っています。「健康は健口から」お口の健康、咬むことの大切さを伝えたいため、今夜再びパワーポイントと格闘した次第です。

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