白夜の炎

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もっともではあるが・・・中国の批判

2012-05-26 14:44:43 |  北米
 中国政府が、アメリカの人権状況を批判した文書を公表するとともに、他国の人権状況をアメリカ議会が論評する姿勢を厳しく批判した。

 この間の中東のことを考える迄もなく、第二次大戦後のアメリカの行動を振り返れば、自由と人権を旗印に、中南米、アフリカ、アジアと、世界じゅういたるところでめちゃくちゃしてきたことは明らかだ。

 中国のその被害を受けいる。

 従って中国があれこれ批判するのはもっともだが、その中国自身が国内に深刻な問題を抱えていることも事実だ。

 他国を批判することは自由だが、それで自身の問題が消えるわけではないことも事実だろう。

 「世界で「正義」振りかざすなと米国非難、中国の人権報告書

2012.05.26 Sat posted at: 14:26 JST

北京(CNN) 中国政府は25日、米国の人権状況に関する報告書を発表し、格差是正を要求する米ウォール街でのデモで多数の参加者が逮捕されたことなどを挙げ、米国は道徳、政治や法律の面で人権の正義を世界で振りかざすことが出来る国ではないと主張した。

米国務省は24日、中国の人権は一層悪化しているなどと非難する年次報告書を発表しており、中国の報告書公表はこれに反論する形ともなっている。

中国が毎年出す同報告書は、ウォール街でのデモ参加者の多くは警察の粗暴な対応の被害を受けたとも指摘。米国では愛国法などに基づきインターネットの監視を政府や治安当局に認め、安全保障に有害なコンテンツの閲覧が阻止されるなどネットの自由が大きく規制されているとも述べた。

その上で、報告書で示した米国内の惨たんたる人権状況はごく一部の例でしかないと付け加えた。

米国務省の2011年版の報告書は中国の人権状況について悪化の一途と批判。特に言論、集会や交際の自由が阻害され、治安当局は任意的、違法な殺害を実行しているともされるなどと主張した。中国だけなく、ミャンマー、シリア、バーレーン、北朝鮮、ベトナム、スリランカ、イラン、トルクメニスタンやウズベキスタンの人権状況も非難した。

米中間では最近、中国の著名な人権活動家、陳光誠氏が自宅軟禁から脱出して北京の米大使館に一時保護され、最終的に米国滞在が認められる外交問題が起きていた。」

(http://www.cnn.co.jp/world/30006730.html)


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