中国が支援する北の核・ミサイル開発

　中国の「湖北三江航天萬山特殊車両有限公社」が北朝鮮の弾道ミサイルの台車を提供したことがほぼ確認されたが(→http://blog.goo.ne.jp/baileng/s/%B8%D0%CB%CC)、北のロケット発射施設も、中国のそれと似たタイプである。

　これといった証拠はないが、写真から判断する限り中国の技術によるものとしか考えられない。

　核に関しては表立っては技術移転などはなく、むしろ20年にわたって中国は北朝鮮の核開発を遅らせる努力をしてきたといわれる。

　しかし北には世界有数のウラン鉱山があり、旧ソ連は国内に鉱脈が発見される前は、核技術者や物理学者の育成と引き換えに、ウランを輸入していた。

　また北から中国に自然科学系の留学生が一貫して多数送り込まれてきたことは周知の事実である。

　いま中国を通じてきたの核開発やミサイル開発を阻止しようとする動きがあるが、おそらく無駄であろう。

　むしろ中国は核とミサイルをもった同盟国を育成し、危ない役回りを演じさせることに決めたのではないだろうか?