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福島4号機・燃料棒の取り出しを開始

2012-07-18 14:05:56 | 原発
「福島第1原発:4号機燃料 試験取り出しを開始

毎日新聞 2012年07月18日 12時48分(最終更新 07月18日 14時01分)

 東京電力は18日午前、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールに保管している未使用燃料2本について、試験的な取り出し作業を開始した。東電は、燃料の腐食や破損の状況を調べたうえで、来年末までに本格的な燃料回収に着手する方針だ。事故後、燃料を取り出すのは初めて。 

 東電は「核物質防護上、スケジュールなどの詳細は答えられない」としている。

 回収作業は、建屋上部の核燃料プール近くに設置した仮設クレーンを使い、水面から約7メートル下にある核燃料を取り出す。燃料は専用の輸送容器に入れ、クレーンで地上に降ろして原発敷地内の共用プールへ運ぶ。未使用燃料は使用済み核燃料より発熱量が小さく、放射線量も低い。

 4号機は事故当時は定期検査中。1~4号機では最多の1535本(うち未使用燃料204本)の核燃料が残っている。事故直後のプールへは冷却のために海水が注入されたほか、水素爆発に伴うがれきが沈んでおり、燃料の損傷状況を把握することが急務となっている。【中西拓司】」


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