白夜の炎

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日本に必要な「護憲勢力」による"改憲論議"

2013-05-06 19:09:34 | 政治
 日本に必要なのは護憲勢力による積極的な改憲の議論である。

 それも憲法第9条といった、焦点となってきた問題をテーマにすべきである。


 なぜか?

 それは国防という問題が避けて通れない問題だからである。

 そして-私の考えでは、非武装永世中立は非現実的であり、実際それが実現してきたことは一度もなかった事を考えれば、軍備をきちんと整備することは必要だからである。

 今まで護憲戦力は平和主義、非武装を掲げることで、この問題を回避してきた。

 この問題から生じる様々な問題も回避してきた。

 しかしそれは現実との間に大きな乖離を生じ、巨大な欺瞞になってきたのではないだろうか。

 そして改憲はもっぱら自民党の専売特許となり、自由や人権を本気で大切だとは考えない人たちのものになってしまった。


 それが今、戦前の国家体制を是とする安部晋三のような最悪の政権の誕生を許し、彼らの手になる改憲をゆるそうとしている。

 本当に必要だったのは-そして今必要なことは、市民の基本的人権こそが最も重要であり、国家はそれを守るために存在する、という基本認識を持つ人々によって、9条改正をきちんと議論することである。

 そして自由な民主主義の体制を守り、その中での人々の生活・いのちを守るための最低限の国防力は必要だとの観点から、第9条を代える可能性を検討してはいかがだろうか。

 

 


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