白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

さすらいの安倍外交―今度はアセアンへ

2013-01-09 16:29:01 | 政治
 オバマとの会見を断られ、2月中に会う予定で調整中と言いながら、いまだアメリカのOKをもらえない安倍は、どうやら先にアセアンを訪問するようだ。

 アメリカは安倍政権が国家主義者・民族主義者の集団であり、とんでもない右翼集団である日本会議のメンバーが多数閣僚に入っていることにも深刻な懸念を持っていよう。
(日本会議→http://www.nipponkaigi.org/)

 日本会議はHPを見れば明らかな通り、戦前の日本の侵略を否定し、残虐行為を生みだした政治を賛美する立場にたつ、とんでも政治集団である。

 こんな組織に日本の政財界のメンバーがな歩連ねていることはそれこそ日本の恥であるが、それ以上に今や日本の存否にかかわる安全保障上の最大のリストになっている。

 こんな内閣、そしてあの安倍では、民主主義を掲げる、そして第二次大戦の戦勝をリードしたことに誇りを持つアメリカが、支持できるわけがない。

 今アメリカは日本のふるまいに注文をつけつつ、様子を見ている。

 安倍の立ち回り先はアセアンになったが、アセアンの首脳たちも舞台裏はよくわかっていることだろう。

 果たしてアセアンでどこを訪ね、どんな話をするつもりなのか。

 大国ぶってばかなことをやりかねない安倍とそのお仲間たちのやり様を、よく見ておく必要がありそうだ。


「首相訪米は2月上旬で再調整 アジア重視アピールに転換
朝日新聞デジタル 1月8日(火)21時18分配信

拡大写真
米国とアジアをめぐる安倍首相の発言
 安倍晋三首相が1月中の実現を目指していた訪米は、オバマ大統領の多忙を理由に2月上旬で再調整することになった。代わって首相が初外遊先に選んだのは、東南アジア諸国連合(ASEAN)の各国。ASEANとの関係強化にも踏み出す。

 安倍首相は衆院選の2日後にオバマ大統領と電話で協議し、「1月に日米首脳会談ができるよう調整している」と記者団に明かした。7年前の首相就任直後は訪中して中国との関係改善を演出したが、今回は日米同盟強化を重視するメッセージとして初訪問国に米国を設定。通常国会で予算審議が本格化する前の訪米に意欲を示していた。

 だが、オバマ大統領にとって1月は2期目への政権移行期で、21日の就任式、月末ともみられる一般教書演説と政治日程が目白押しだ。首相は7日、河相周夫外務事務次官を米国に派遣して調整させたが、国務省高官は「1月は日程がタイト」とにべもなかった。」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000036-asahi-pol


最新の画像もっと見る

コメントを投稿