シャワーの後、ちょっと得意げ。
「今日の速報!自分からシャワーを浴びると言った!」と夫からメールが来ました。
はい、それだけですが、私たちにとっては大ニュース(笑)。
サラダも作った(盛り付けた)らしい。
波はあるのですが、バブルバスが好きになってから、お風呂に入るのはそれほど嫌がらなくなりました。
お風呂にお湯を入れながら、バブルバスのジェルを入れると、ぶくぶく泡が立ってきて、その泡で遊ぶのが楽しいから。
最近のお絵描き、その1。
ただ、シャワーはなぜか怖いと言って嫌がっていました。
プールに遊びに行くのは大好きで、水の中に顔をつけるのも怖がらなくなってきたのですが、シャワーは怖いらしい。
お絵描き、その2。
一番目の義姉の家には浴槽があるので、2、3日に一度泡のお風呂に入ります。
2番目の義姉の家にはシャワーしかないので、そこに滞在中は、浴びない(笑)。
シャワーブースに大きなタライを置いて、そこに水をためて娘に「お風呂」と言って入らせていましたが、
途中から「これはお風呂じゃない!」とバトルになってきたので、諦めました。
お絵描き、その3。
それが、なぜか、今日、朝起きたら「シャワーを浴びる時間?」と自分でパパに聞いたそうで「そうだよ。シャワー浴びよう」と
夫が言ったら「うん、入る」と自らシャワーを浴びたそうです!
ご近所のワンちゃんと遊ぶ(遊んでもらう)。
一体どうしたのでしょう??
プールが楽しくて、プールに入る前後にはシャワーを浴びないとダメ、と言い聞かせて、どうにか浴びさせていたのが功を奏したのか?
何れにしても、娘の中で機が熟したんでしょうね。
新しい近所のお友達と遊ぶ(遊んでもらう)。
自らシャワーを浴びた後に、スカイプをしたら「スーパーヒーロー!これから人を救いに行く!」と、ティータオルを
マント代わりにひらひらさせて飛び出して行きました。シャワーでさっぱりして、スーパーヒーロー気分!?
ところで、お友達に誘われて、「ミリキタニの猫《特別編》」を渋谷のユーロスペースで見てきました。
http://nekonomirikitani.com/
長編(と言っても70分ちょっと)「ミリキタニの猫」方は4度目くらい、短編「ミリキタニの記憶」は2度目の鑑賞になりますが、何度見ても「やっぱりいい映画だなあ〜」と深く静かな感動の余韻に浸ります。
日系人強制収容所、国籍の強制放棄、広島の原爆、ホームレス、などなど重い背景を持つ主人公ですが、映画のテンポがとても良いので、ぐいぐい引き込まれ、予想外の展開にえーっと驚き、ハッピーエンドに喜び、見終わってから大きな希望が湧き上がってくるのです。
雨の中、チョーチャ(おばさん)の犬と遊ぶ(遊んでもらう)。
「ミリキタ二の猫」とはご縁が深くて、一番最初に、確か御茶ノ水で試写をした時に見て感動し、そのあと東京国際映画祭で上映された時(「日本映画、ある視点」作品賞受賞)、そしてそのあと日本で一般公開が決まった時の来日取材と2度監督の通訳をさせていただき、主人公のジミーにも会ったことがあり、「ミリキタニの思い出」という追悼文集にも寄稿させていただきました。
さらに、そのあと新しい短編を加えての特別上映を中野で夫と二人で見て、再び感動し、今回、お友達と見て、やっぱり感動して、涙が出ました。
重くなりがちな題材を時にユーモラスにテンポよく74分という短い時間にまとめ上げた監督の才能にも舌を巻きますが、911の後とはいえ、ホームレスの老人にあそこまで手を差し伸べ、妄想のように聞こえる彼の話にきちんと耳を傾け、真実を突き止めていった、監督の人間性、器の大きさにも感動します。
人間はとてつもない悲劇を引き起こすけれど、素晴らしい奇跡も引き起こすことができる、と。
同時上映の短編「ミリキタニの記憶」は、ジミーに直接会ったことがある人たちへのインタビューなどで、さらにジミーの驚くべき立体像が見えてきます。
この2編はドキュメンタリー映画ですが、全体を通して、大きな謎解きをしていくミステリー映画の面白さも備えているのです。
ジミー・ミリキタニ。
渋谷のユーロスペースで9月15日まで上映です。さらにそのあと、大阪、福岡にも行く予定のようです。
また見てない方も、10年前に見た方も、ぜひぜひまた見て下さい〜!