アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「アルフォンス・ムハ展」とピンクのかつら、「かみさまとのやくそく」とキリストの子供?

2016-09-29 16:20:46 | 日記

鏡代わりのiphoneを見ながら。

チェコセンターでの「アルフォンス・ムハ展」オープニングに行かない?、と娘に言ったら(と言っても理解できないだろうけど、一応言ってみました)。
「行こう!ピンクのかつらも持って行こう!」という返事。


ポスターの前に立って。

アルフォンス・ミュシャという名前で私が記憶している、女性とお花が組み合わさったアールヌーボーの麗しい絵の数々が
遥か昔、中学、高校生くらいの時に大好きでした。



お知らせを見た時に、ブワ〜っと昔のことがよみがえりました。ついでに、何ヶ月か前に、やはり同じくらいの時に大好きだった
ビアズリー展を新潟で見てきたことも思い出し、人生折り返し地点なのかな、なんて思ったりして(笑)。



チェコ語ではムハと発音するんですね。
チェコセンターでは、切手やはがき、本など小さな作品がこじんまりと展示されていましたが、来年の3月8日から国立新美術館で
大きな展覧会があるようです。見に行かなくちゃ!

http://www.mucha2017.jp/

たまたまお店でピンクのかつらを見た娘が「髪の毛をうんと短く切ったらこのかつらをつける!」と宣言していました(笑)。
ちょうど切った後だったので、さらに「お出かけ」した時につけたいと思ったのか、でもさすがにつけたまま電車に乗るのは
恥ずかしかったらしく、袋に入れて、持参しました。


広尾の街を歩く。

展覧会を見終わった後、夕飯を食べようとお店に入った時に、やおらピンクとかつらを取り出して、つけ始めました。
気に入ったのか、そのままお店を出た後もつけたまま(笑)。


ママもつけてみる(笑)。

地下鉄に乗って、駅で降りたら「ママもつけて〜」とのリクエストにも、一瞬お答え致しました!
ちょっと周りの視線が辛かったような(笑)。



数ヶ月ぶりに日暮里の東京女子医大東医療センター日暮里クリニックの女性専門外来(長い名前だ!)に行き、検査と診察の合間に田端に新しくできた
小さいなユニバーサルシアターで「かみさまとのやくそく」という映画を見てきました。

こんなに小さい映画館があるんだな〜とびっくり。そしてユニバーサルシアターという名前も初めて聞きましたが、目の見えない人や耳の聞こえない
人も楽しめる映画館だそうです。日本一小さくて、日本一やさしい映画館という触れ込みですが、そうなんだろうなあ。

http://chupki.petit.cc/

胎内記憶を持つ子供達のドキュメンタリーで、それについて調べている池川明先生というお医者さんの名前は聞いたことがありました。
それほど興味があったわけではありませんが、たまたま勧められたのと、ちょうど近くに行き、上映時間とぴったりの待ち時間があった
ので、暇つぶしに見てみたのです。

http://norio-ogikubo.info/


見終わって、なんだかほっこりした気持ちになりました。
子供は親を選んでくる。そう言われると、嬉しくなりますよね(笑)。

映画に出てくる池川先生も「そういう話をする子供たちが何人もいますし、それを信じて何か困ることありますか?信じたほうが親御さんも幸せに感じるし、お互いの関係も良くなる。それでいいじゃないですか?実際、本当に胎内記憶があるかどうか、前世も覚えているという子がしますが、それもあるかどうか、は私にとってはどうでもいいことなんです。」というような話をなさっていましたが、確かにそうだな〜と思いました。

まあ、そう思っても、娘がいうことを聞かなかったりすると、イライラしたりはするわけなんですが(笑)。


へえ、そうなんだ?

2、3歳の頃、言葉で説明出来るくらいの時に胎内記憶を聞いてみると良い、と聞いたことがあるので、実は娘に何度か聞いたことがあります(笑)。
大抵は「わかんない」「覚えてない」というのですが、たまに、その時に読んだ本とか、見たDVDなどに影響されてお話を作り上げることがあるので、
毎回話が違います。


滑り台〜!

「かみさまとのやくそく」を見た後で、娘に「ママのお腹の中にいた時のこと、覚えてる?」とまた聞いてみました(笑)。
「覚えてないな〜」と娘。でもそのあとちょっと考えて「あ、あのね、私は前にキリストがお父さんだったの。で、キリストが死んじゃって
寂しいな、お父さんとお母さんが欲しいなと思ってママとパパのところに来たの」と答えました。


フリーマーケットで靴選び。

このキリストの話、実はポーランドに行ってからよく出てきます。
と言っても神秘的な話ではなく、ポーランドには教会がたくさんあり、いくつか観光していたら、娘にいろいろ質問され、わかる範囲で
簡単に答えていたら、娘の中に「キリスト」という、死んでから神様みたいになった人がいる、という認識ができたようです。

カトリックの教会がほとんどなので、十字架に貼り付けられ血を流しているような強烈な絵や彫刻をたくさん見たので、かなりインパクトも
強かったようです。


同じフリーマーケットで物色中。

以来、ポーランドにいる間、何やかやとキリストを会話に持ち出してくるようになり、そのうちに自分のわがままを通すためにも
キリスト引用を始めました。
「私がこれを欲しいっていうのは、本当は私じゃなくて、キリストが言ってるの」とかね(笑)。


お菓子コーナーにて。

東京に戻ってから、教会をあまり見ないせいか、キリスト引用をしなくなりましたが、「ママのお腹にいたとき」の
質問の答えで、久々に登場しました。

「かみさまとのやくそく」に出てくる子供達の多くが共通していうのは、魂であるところの黄色とか青色の丸い光がたくさん集まったところにいて、
大仏みたいな神様に「どのお母さんがいい?」と聞かれ、テレビみたいなところに移ったいろんな女の人の中から好きな
人を選ぶと、滑り台みたいなところを通って、お腹に入ってくるらしいのですが、娘は全然そういう答えをしてくれません(笑)。


ヒャホ〜!

まあ、いずれにしろ何がどうなのか、本当のところはわからないので、自分に都合がいいように解釈していこうと思いますです(笑)。