アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

森の散歩の後、バーベキュー。

2016-07-26 09:21:19 | 日記

3本足の猫ちゃん。この辺りの有名人(猫?)らしい。交通事故にあったんだ、と飼い主の男の子が
この後で説明してくれました


二日酔いの次の日は、みんなゆっくり起きて、近くにある森を散歩することになりました。


線路と住宅の間の道を歩き始めます。

お世話になっているお家から歩いてすぐのところに散策路がありました。
最初は住宅地や線路に挟まれた道をダラダラ歩きます。


青い桑の実。


赤い桑の実。


白い実。糖尿病の薬になるとか?

いろんな色の実があったり、野生のさくらんぼがあったり、つまんで食べるのも楽しいです。


軽く押すとプチっと開いて、丸くなる、マメ科の植物??

小さな黄色い花をつけた植物の、細長くて小さなインゲン豆みたいな実を押すと、プチっと開いて、種が飛び出し、サヤがくるりと
丸くなります。プチ、くるり、が楽しくて、やめられなくなりました(笑)。


保存林の中。

しばらく歩くと、保存林が始まります。いきなりひんやりするので「暑い日にはもってこいの居場所」だそうです。
数日前の豪雨で、倒れている木もたくさんありましたが、ここから移動してはいけないらしい。


コウモリが冬眠する場所になってしまったらしい建物の説明。


気分は「ドーラの大冒険」!

2時間ほど歩いたでしょうか?大人たちは、やっとアルコールと眠気が抜けてきたようです(笑)。


家探し中のカタツムリ、あるいは、単にナメクジ??


お花がたくさん咲くお庭を通って、帰ります。

さて、お家に着いたら、今度はバーベキューの準備。
すでにお肉やソーセージは用意してあったので、近くの「よろづやさん」で、お野菜や果物、お酒などを調達します。


さくらんぼやトマト、他にもいろんなベリー類が並び、教会のバーベキューのお知らせが貼られている店頭。


ガラスケースに入ってないケーキの周りに、ハエがぶんぶん飛んでます・・・


お野菜、いろいろ。

他にも洗剤やシャンプー、クリームなど、日用品が一通り揃う小さなお店でした。
小学生の頃、ええと、40年ほど前ですね(笑)、祖母の実家に遊びに行った時に、こういうよろづやさんがあったような気がします。
あ、そういえば、10年以上前、「東京都」御蔵島に行った時にも、よろづやさんがあったなあ・・・。
でも、ここはグデーニャという都市の郊外で、それほど田舎じゃあないんです。


お庭でバーベキュー始まりました。


たくさんのソーセージ!

ガスでなくてコールのバーベキューなので、火を起こすのに時間がかかります。
空気を入れるマットレスを貸してくれた、近くに住む同級生が「焼き係」として参加してくれたようです。


ハギスみたいな、ブラックソーセージ。

どんどん焼いて、どんどん食べます。
ソーセージが何種類も、さらに牛肉や鳥のモモも焼きます。


ナイフを入れると、マッシュポテトが弾け出る、ジャガイモのソーセージ!

ジャガイモのソーセージ、というかマッシュポテトをソーセージ形に成形したもの、というのは話には聞いていましたが、初めて
食べました。まあ、ひき肉入りマッシュポテトって感じですかね。

さっき買ったお野菜は、さぞかし美味しいグリルになるだろうと楽しみにしていたら、あらら、そのまま台所に放置(笑)。
もろに「ザ・お肉」(と、ジャガイモのソーセージ)なバーベキューです!


ギター曲集を見ながら、思い出の曲を歌う。

夜も更けてきて、いい感じにみんな出来上がってきたら、今度はギターを引っ張り出して、合唱大会(?)。
ジョニー・キャッシュやレナード・コーエンのポーランド語版や、娘がわかりそうな「マクドナルドさんの牧場」(だっけ?)
などを経て、大人たちが妙に盛り上がって歌っていたのは、聞いたことがない曲の数々。

「これは大学生の間で流行っていた反体制の歌で、一般には知られてない曲だよ」と教えてくれました。

寮生活の思い出話で、夏休み中に、二人部屋に七人「違法に」泊まり込んで、監視役の人に怒られ、それでも黙って泊まり込んだ話を聞いていて、
それがどれほど面白くてすごい話なのか、よくわかんないなあ、と思っていたら、同級生の一人が、
「当時は共産主義下だったから、今と全然ちがうんだよ。特に戒厳令があったりしたクレイジーな時代だったんだ」と解説をしてくれました。

80年代に学生時代を送った彼らは、まさにポーランド激動の時代を経験したんですね。
国のシステムがひっくりかえるのを目の当たりにしながら、寮生活を一緒に送った人たちの絆はそれこそ強いんだろうなあ・・・と、
ポーランドとは真逆の、日本の80年代後半にバブリーな大学時代を過ごした私は、ぼんやりと想像しておりました。

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