アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

沖縄から帰ってきて、映画祭も終わり、11月になっても25度を超える。

2022-11-04 12:43:10 | 日記

素晴らしい雲!

11月3日なのに26度になった昨日、東京国際映画祭も終わり、ホッとして、久々に幸ちゃんをお散歩に連れて行きました。


眩しい光。

祝日だったからか、たくさんの人が川原でバーベキューやピクニックをしていました。


いろんなお庭にさまざまなお花が咲いています。

10月は秋晴れが少なかったけれど、暑い日もあり・・・庭のソメイヨシノがびっくりしたのか、いくつか桜が咲いてました!



2階にあるお風呂場から、一番桜がきれいに見えるのですが、枯れ葉ばかりつけた枝に薄ピンク色の桜の花が咲いているのを
見つけて、思わずお風呂から出て写真を撮ってしまいました(笑)。



日比谷に移って2年目の東京国際映画祭、今年は対面のみの開催で、やっとコロナ前に戻った感じでした。


グランプリ、監督賞、男優賞と3冠のスペイン映画「ザ・ビースト」

今年のグランプリはスペイン映画の「ザ・ビースト」。フランスからスペインの田舎の村に移住した、エコロジカルな考え方を実践しようとする夫婦が、保守的な村民と対立し、やがて・・・という重厚でサスペンスあふれる、これぞ映画!といった趣の映画で、グランプリの他に監督賞、男優賞と3冠!おめでとうございます!


審査員特別賞のイラン映画「第3次世界大戦」

それと同じくらい素晴らしかったのが、イラン映画の「第3次世界大戦」。イランでホロコースト映画を撮影し、たまたま
現場で作業していた男性がエキストラからヒットラー役に抜擢され・・・ととんでもない展開に驚きつつ、画面から目が離せない・・・。

「ザ・ビースト」も「第3次世界大戦」どちらも、とてもしっかりした作りの素晴らしい映画なので、配給がついて日本でも一般公開されるといいなと思います!


「エゴイスト」

他の受賞作品も、受賞しなかった作品も、とても興味深いものがたくさんありました。例えば、来年2月に公開される日本映画の「エゴイスト」、もう涙で顔がぐちゃぐちゃ(笑)

https://egoist-movie.com/


観客賞受賞の日本映画「窓辺にて」。11月4日、今日から封切りです。

審査員が選んだ作品は、より世界の大きな問題を個人的な視点からくっきりと描いたものが多かったように思いますが、
観客賞は、恋愛映画で有名な今泉監督が、今回もやはり恋愛を通して、見過ごしてしまいがちな気持ちに焦点を当て、静かに、美しい映像で淡々と描いて行きます。


「窓辺にて」の今泉監督

「窓辺にて」は、舞台挨拶、2度のQ&A,、個別取材、記者会見とすべて通訳させていただいた映画です。上演後のQ&Aでは、
質問なさる観客の方がみんなが、ごくごく個人的な状況を話しながら、いかにこの映画が胸に刺さったか、を切々と語り続け、なんともそれ自体が心を動かされるものでした。観客賞、おめでとうございます!


東京フィルメックス。「ふたつの時、ふたりの時間」Q&A、ツァイ・ミンリャンとリー・カンション、中国語通訳の樋口裕子さん。

今年は初めて東京フィルメックスの通訳もさせていただきました。


「西瓜」

2005年にベルリン映画祭で銀獅子賞を受賞した「西瓜」を初めてみましたが、いやあ、とんでもない映画!!性描写が突拍子もなくエネルギッシュで(?)、「我ながらよく撮ったと思う。若かったからできた」と監督さんも俳優さんもおっしゃってました(笑)


Nippon Cinema Now部門の「ひとりぼっちじゃない」Q&A終わった後で。主演のKingu Nuの井口理さん、司会の安田佑子さん、伊藤ちひろ監督と共に記念撮影。撮影はなんと行定勲監督!

沖縄旅行から戻って、次の日から仕事で、またすぐに映画祭が始まり、ず〜っと駆け抜けた感じでしたが、無事に終わってホッとしました〜!


10月下旬開催の、うちの近くの花火大会。

そう10月半ばに沖縄本島にいたのが夢のようです・・・。


最後の日だけ、いいお天気で沖縄らしい海の色!

お天気が良くなかったので、あまり泳げなかったのは残念でしたが、その代わりの観光もなかなか良かったです。


最後の日のビーチ。海の水は冷たくて、ほとんど泳げず。

まずは水族館に行き、ジンベイザメやエイの大きさに驚き、クラゲなど美しい生き物にうっとりしたり・・・。


美うみ水族館でジンベイザメを見る。




斎場御嶽にて。

私自身は何度か沖縄本島に行ったことがあり、久高島にも行ったことがあるのですが、この斎場御嶽は初めてでした



あまり広くないエリアに、鬱蒼と木が茂り、空気が濃密でありつつ、海がそばにあるので軽やかさもあります。


海のイスキアで、ランチをしました。

斎場御嶽のそばにあった「海のイスキア」に、娘がどうしても入りたいというので、入ってみたらた、広々となんとも気持ちのいい空間。「ほら、私が正しかったでしょ?」と娘はドヤ顔(笑)。



内観道場も兼ねているという、個人宅だそうです。久高島を望む海の眺めが素晴らしい。



斎場御嶽でなんとなく落ち着いた気持ちになり、このカフェでゆっくりランチをとっていたら、とても
穏やかな気持ちになりました。他に誰もいない広いお庭で、三人静かに瞑想的な気分に。


思わず写真撮っちゃいました!

この辺り、パワースポットということで、占い屋さんなどがあるのですが、シェイクまで神々しいようです(笑)


平和記念塔

琉球文化の聖なる場所を訪ねた後は、沖縄の悲しい歴史にも目を向けてみようと思いました。

ハワイに初めて行った時、一緒に行った祖母が「真珠湾を見なくちゃいけない」と言って、他に誰も日本人がいなくて、すごく気まずい思いをしながら、記念館を訪れた時のことを思い出しながら。

またサイパンで「バンザイ岬」に訪れた時の衝撃を思い出しながら。

なぜか日本の周りのリゾートの島々は、悲しい戦争の歴史を刻んでいますね。


その中にある大仏像。

この仏像は、アーチストが72歳から90歳にかけて作ったそうです。制作中に2度の転落事故があったにもかかわらず奇跡の回復を遂げた、とあり、息子さんを戦争で失ったこのアーチストの、平和を象徴するこの大仏完成への使命感の大きさに、ものすごく感銘を受けました。


ひめゆりの塔にある天使像。

「こんな洞窟みたいなところを病院にしていたんだ・・・」と娘は、この日一番印象に残ったと言っていました。



そうだ、この日、どこに行っても猫や犬がそばに寄ってきたのは不思議でした。野良猫が愛想よく近寄ってくるのが可愛かったのですが、ひめゆりの塔の駐車場では、よろよろと老犬が歩いていて、見ていてかわいそうなくらいに弱っていました。夜に訪れたレストランは、そこの飼い猫のでっぷりと艶のいい黒猫が、私たちが帰るときに玄関にいました(笑)



ご飯も色々楽しみました。タコライスを初めて食べた娘と夫は、結構気に入って何度か食べてました。
紅芋天ぷらも娘の大好物になりました(笑)。


雨の日は、アロマキャンドル作り。水族館で見たジンベイザメを入れた娘の作品

おかげさまで雨の日々でもしっかり楽しんだ沖縄でした!


ホテルはハロウィン仕様でした。

4、5度目の正直でやっと訪れた沖縄。これで鬼門が突破できた(?)気がするので、次は快晴の中、海遊びが楽しめますように!

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