どうか祈ってください

やや寒さが戻ってきた月曜日。


お気に入りの本を見ています。

夫が娘を散歩につれていってくれている間、朝の２度寝を楽しみました。


ぱらぱらページをめくってます。

ゆっくり起きて、シャワーを浴びて、午前中に昼寝をしなかった娘をねせようと、今度は私が散歩に連れ出します。


お、このページか。

ビーチでは、母親グループの仲間と会い、離乳食の進み具合、夜泣きについて、ひとしきりおしゃべりします。


え、違う？

商店街の方に向かっていたら、東京からシドニーに戻ってから初めて会う、他の母親グループのメンバーにばったり。
これまた簡単に近況報告をします。


やっぱり電話しようっと。

１０月に第２子が生まれる人、第２子の妊娠が発覚したばかりの人、離婚した人、引っ越しした人、働きはじめた人・・・
たいした人数もいない私たちの母親グループの中でも、１年ちょっとの間にいろいろ変化が起きています。


あ～ん、通じないよお。

去年は私たち親子３人（最初は夫婦ふたりでしたが）、大波乱、大変化の連続でした。
まだまだ変化は続いていますが、今年になっておかげさまで大分落ち着いてきたように思います。


ガラスが摩耗されてちょっとした宝石みたいです。

東京での大切な人のひとりが、そしてそのまわりの人々がとても辛い状況にあると知りました。
一方的に推測するに、原因不明の、悪化する一方の痛みに耐えかねてのことかもしれません。



どうか祈ってください、と言われました。



私には祈ることしかできません。一生懸命祈ります。