アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「ウェンディの秘密の庭園」、「義務」だけど別料金な「体育」クラス。

2017-05-19 16:02:20 | 日記

ラベンダー・ベイあたりからの眺め

「ブレット・ホワイトリー巡りの締めくくりで、未亡人のお庭に行ってみたらどうかな?」と、オーストラリアの画家ブレット・ホワイトリーのアトリエを美術館にした、ブレット・ホワイトリー・スタジオのスタッフがくれたのが「Wendy's Secret Garden(ウェンディの秘密の庭園)」への地図。


ノース・シドニーの庭園コンクール「2014年、住民が維持しているもっとも美しい公共エリア」賞受賞プレート。

オペラハウスなどがある湾から、ハーバー・ブリッジを渡った反対側の湾にルナ・パークという遊園地があり、
そこから少し歩いたところ、ラベンダー・ベイにこの庭園があります。

フィジーからオーストラリアに強制送還された後、ラベンダー・ベイにホワイトリー一家は住んでいたのでした。
やがて夫妻は離婚しますが、30年ほど一緒に過ごした妻だったウェンディは、夫の死後、このお庭を作り、公けに開放しているそうです。


「秘密のお庭」の中

湾沿いの庭園ですが、熱帯林のように鬱蒼と茂った木々に囲まれ、海が見えません。

ブレット・ホワイトリーが、イタリア留学の後、奨学金を得て過ごしたNYの狂乱から、逃げるようにしてたどり着いたフィジーの森。
居を構えようとしたけれど、その願いが叶わなかったというフィジーの森を、元夫人が、心に描いて作り上げたのでしょうか・・・??


このお庭から少し歩いたところにある湾からの眺め。ハーバー・ブリッジとオペラハウスが、普通の観光ハガキと逆の
方向から見えます。


雲ひとつない青空の下、この湾の風景をみていたら、絡んだ糸のようだった気持ちが、すうっとほどけていくようでした。
ニューサウスウェールズ州立美術館で見て、とても印象に残った「バルコニー」は、この辺に住んでいた時に描かれたと思うと、
さらに感慨深く・・・。

それまで絵をどこかで見た記憶がうっすらとあるだけで、名前すら知らなかったブレット・ホワイトリーという画家を、
この数週間で、とても身近に感じるようになりました。こういうのも、何かのご縁なんでしょうかね?


てるてる坊主・・・!?

ところで、先日、学校からプリントが配られました。
「期末までの5週間、毎週1日、外部から専門家を読んで、キンダーガーデンから2年生まで、体操の授業をしてもらう。
これは義務の授業で、33ドル払ってください」という内容でした。


髪の毛切ってもらうところ。

「義務の授業なのに、別料金が発生するんだ!」と驚きました。
確かに、少なくとも娘のいるキンダーガーデンでは、体育の授業はないようです。
校庭はゆったりあるし、テニスコートみたいなのやら、小さいバスケットコートみたいなのもあるし、ジャングルジムがある遊戯エリアもあるのですが、そうかあ、別料金なのかあ・・・。


バレエクラスの前に、バランスボールで遊んでます。

ちなみにこの学校の、放課後の学童保育みたいな、アフターケアは、3時から6時半までで、29ドルです。
今のレートだと2500円くらい?
7時から9時まで、朝早く預かってくれるサービスもあるようですが、使ったことがないので、料金はわかりません。
同じ敷地に、学童保育の施設があり、3時の下校時間になると、学童の指導員さんが、迎えにきて、生徒たちが行列して
そちらのエリアに移動しています。

ちなみに同じ敷地に、保育園もあり、朝7時から夜6時までだそうですが、なかなか入園できないらしいです。
娘のクラスメートのお母さんと話していたら「妊娠中に登録して、それでも2年半待って(他の私立のケアに預けて)やっと
入れたのよ〜!」。

そうそう、私たちもシドニーに住んでいる時に娘を保育園に入れようとしたのですが、全く空きがなく、またあったとしても
公立でも1日8千円から1万円くらいかかることに驚いたこと、を思い出しました。

シドニーの小学校は、2月始まり。
その年の7月31日までに5歳になる時から入学でき、その年の7月31日に6歳になる時までに入学しなくちゃいけない、らしいのです。
つまり、義務教育の開始年齢が4歳から6歳まで、最大2歳差がある!と、これまた驚きました。
でもね、保育園になかなか入れないし、値段も高い、という状況だから、4歳からでも入れる小学校、悪くないかもしれないなあ、とも思うのでした。

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