アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

東京国際映画祭、今年も無事に終了しました!

2018-11-05 08:00:36 | 日記

今年も映画祭に遊びに来たよ〜!

第31回東京国際映画祭が無事に終わりました!


ほっぺがくっついた〜!

10月25日から毎日、9日間で14、5本の映画の監督やプロデューサー、俳優さんたちの通訳で、例年より
本数は少めでしたが、やはりいつも通りヘロヘロになりながらも充実した日々。
終わってみればあっという間なのは今年も同じ・・・いや毎年早くなっているような!?


コウモリです。

生まれてから毎年映画祭に遊びに来ている娘は、今年初めて映画祭での上映作品を見ませんでした。
小学生になって、週末しか六本木ヒルズに来れなくなり、娘が見ても良さそうな作品とのスケジュールが合わなかったのです、残念!


ふ、ふ、ふ。

その代わり(?)、ハロウィーン前の週末だったので、仮装を楽しみ、パレードには参加できなかったものの、映画祭スタッフの皆さんに
たくさんお菓子をいただいて、ほくほくでした(笑)。


ほら、見てみて。

映画祭中、私の帰りが深夜になることも多く、朝は寝床に入ったまま、娘と夫を見送り(?)、夜は寝顔を見るだけの生活です
毎年この時期には娘の面倒をよく見てくれる夫に感謝しつつ、「今日も夜はママはいないの?」と言う娘には申し訳なく思ったり・・・。

なので、土曜日、日曜日、と仕事合間の時間に映画祭会場エリアで娘と夫と過ごすのは、私にとっても嬉しい時間です!


黒づくめのコウモリ娘とママ。

「東京の弟」である、通訳仲間の息子さんとも、例年映画祭で合流するのが楽しみでしたが、今年はスケジュール合わなくて
とっても残念。こうやって子供達はだんだん忙しくなっていくんだろうなあ・・・。


ネットより借用。映画「ホワイト・クロウ」レイフ・ファインズ監督の上映後Q&A。

今年は担当作品本数は例年よりやや少なめで、同じ作品の記者会見、個別取材、上映後Q&Aなど重ねて通訳担当することが多く、
作品の背景がじっくり聞けて興味深いことが多かったです。

特にコンペティション部門の日本映画「半世界」とイギリス映画「ホワイト・クロウ」は、がっつりほとんど全てのセッションを通訳させていただき、
さらにそれぞれ観客賞、芸術貢献賞を受賞されたので、なんだかとても嬉しくなりました。

どちらの映画も公開が決まっているので、大ヒットするといいな〜と思っております。


ネットより借用。映画「愛がなんだ」今泉力哉監督の上映後Q&A。

普段はあまり日本映画を作る方々にお会いする機会はないのですが、今年はコンペ作品の日本映画2本、さらに日本映画スプラッシュ部門の
映画2本を担当したので、ベテラン、若手監督たちのお話を伺えて興味深かったです。

またカザフスタン映画、ベトナム映画、メキシコ映画など、監督さんたちがあまり英語をお話にならない場合、英語通訳である私は
直接お会いするチャンスのない方々ともご一緒できるのも、映画祭の楽しみの一つです。


六本木ヒルズのテラスでガブリ!

いろんな言語が飛び交うのも映画祭の醍醐味。

例えばカザフスタン映画「ザ・リバー」という作品は、監督はロシア語がおできになったので、監督がロシア語で話す→ロシア語通訳が日本語に通訳→
英語通訳が日本語を英語に通訳、という複雑な過程を経ます。やたらに通訳に時間がかかる(笑)。

それに懲りて、去年かな、フランス映画の監督や俳優さんたちが「通訳に時間かかるから、直接英語を話すよ」と事前に断言したのに、いざ登壇すると
やっぱりフランス語になってしまったこともあります(笑)フランス語の通訳さんがちゃんといらしたから、よかったけれど・・・!

逆に慎重に母語の通訳を用意してくれ、と直前に頼まれ、スタッフが大慌てで探して、でも登壇したら、英語だけで通す方もいたりして(笑)。


「アマンダ」TIFF公式HPより借用。

グランプリ受賞したフランスの映画「アマンダ」は、パリのテロで母親を亡くした7歳の女の子と、その子の保護者にいきなり
なってしまった24歳の若いおじさんとのお話です。悲惨な状況も生活の一部として淡々と描かれているので、逆に事態の深刻さを感じつつ、
主演の女の子の大きな瞳にグイグイ引き込まれ、最後は涙を流してしまいますが、それは希望に溢れたものでした。

今回全く担当ではなかったのですが、映画を拝見して、とても好ましく思った作品の一つです。

配給がまだ決まってないのかな?
可愛らしくて、家族の喪失と絆の物語と普遍的なテーマでありつつ、背景はとても現代的。
感動的なとても見やすい映画なので、早く一般公開されますように!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。